ワードアートを使って垂れ幕を作ろう

A4サイズの用紙を貼り合わせて簡単に垂れ幕を作る方法です。

例として、［ようこそ］とA4サイズの用紙1枚に1文字ずつ印刷して貼り合わせましょう。

ワードアートを使って作成します。

新しいプレゼンテーション

PowerPointを起動して、［新しいプレゼンテーション］をクリックします。

白紙レイアウトの選択

コンテンツのレイアウトから［白紙］を選択します。

参考PowerPoint2007以降は、［ホーム］タブの［スライド］グループにある［スライドのレイアウト］から［白紙］を選択します。

ワードアートを表示

図形描画ツールバーから［ワードアート］をクリックします。

スタイルの選択

ワードアートギャラリーから好きなスタイルを選択します。［OK］ボタンを押します。

文字入力

テキストの編集ダイアログボックスが表示されたら、［よ］と入力します。

［ここに文字を入力］と青く反転しているので、このままキーボードから［よ］と入力できますね。

［OK］ボタンをクリックします。

参考Office2007以降の［ワードアート］は、［挿入］タブの［テキスト］グループにあります。

ワードアートを拡大

下のように表示されたと思います。スライドペインいっぱいに大きくします。

周りの白い○（サイズ変更ハンドル）にマウスカーソルをあわせると矢印の形に変わりますので、そのときにドラッグして大きくします。

参考ExcelとPowerPointは2003まで、Wordは2007まで、ドラッグで拡大/縮小を行うことができました。それ以降は、［文字の効果］から［変形］を選択しないと、ドラッグでワードアートの文字を拡大/縮小することはできません。

以下の記事で解説しています。

Wordであれば、旧拡張子（.doc）にすると、旧ワードアートを使用できます。

スライドのコピー

［標準］ツールバーの［コピー］ボタンをクリックします。

ショートカットキーは、［Ctrl］+［C］です。

［標準］ツールバーの［貼り付け］ボタンを3回クリックします。

ショートカットキーは、［Ctrl］+［D］です。

アウトラインペインに4枚のスライドが並びます。

参考［複製］機能を使うと効率的です。

スライドを選択して、キーボードから［Ctrl］+［D］を使用すると複製できます。

スライドの文字の修正

2枚目のスライドをクリックして、スライドペインの上で（大きな［よ］の文字の上で）ダブルクリックします。

ダブルクリックしてもうまく［テキストの編集］ダイアログボックスが表示されない場合は、ワードアートツールバーから［テキストの編集］をクリックします。

［ワードアート テキストの編集］ダイアログボックスが表示されます。

このまま［う］と入力します。

［OK］ボタンをクリックします。2枚目のスライドが［う］になりました。

同じようにして、3枚目のスライドと4枚目のスライドのワードアートの文字を書き直します。

書き直しが終わると、アウトラインペインは以下のようになります。

［ページ設定］を確認して印刷

ページの設定をしましょう。

本来なら最初にページ設定からしておくほうがおすすめです。

［ファイル］メニューの［ページ設定］をクリックします。

［ページ設定］ダイアログボックスが表示されます。

［スライドのサイズ指定］の▼ボタンを押して、用紙を選択します。

既定は［画面に合わせる］になっていますが、［A4］など多くの選択肢があります。

［印刷の向き］で横か縦を選びます。［OK］ボタンをクリックします。

参考PowerPointでは、余白の設定はありません。スライドに背景色を設定している場合などは、［ページ設定］の［スライドのサイズ指定］で調整します。

以下の記事を参考にしてください。

PowerPoint2013以降では、［ページ設定］ではなく［スライドのサイズ］になっています。

［スライドのサイズ］ダイアログボックスは、［デザイン］タブの［ユーザー設定］グループの［スライドのサイズ］から［ユーザー設定のスライドのサイズ］をクリックします。

印刷の開始

［印刷］ボタンをクリックして印刷しましょう。

関連また、大きな文字の作り方はWordでも解説しています。

以下はWord2013での解説です。

Excelでの大きな文字の作り方も解説しています。

A4の用紙に2文字印刷

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