PowerPointでプレゼンテーションを作成した後、その中の一部のスライドを抜いてプレゼンしたいということがあります。
非表示スライドの設定をすればいいかもしれませんが、スライド番号は連続したいということがあります。
そういう場合の方法です。
スライド一覧
下のように6枚のスライド番号を挿入したプレゼンテーションがあります。
表示はスライド一覧です。
スライド時に表示したくないスライドは5枚目のスライドです。
参考プレゼンテーションの表示設定については、以下の記事で解説しています。
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プレゼンテーションの表示モードの切り替えはステータスバーから
プレゼンテーションの表示は、[標準]、[アウトライン表示]、[スライド一覧]、[ノート]、[閲覧表示]という5個の表示方法があります。 編集 ...
スライドの移動
5枚目のスライドを選択して、最後のスライドにします。
スライド番号は自動的に切り替わります。
このまま最後のスライドを[非表示スライドに設定]にしてもいいのですが、目的別スライドショーを作成しておくと、より便利です。
目的別スライドショーの作成
そして、[スライドショー]タブの[目的別スライドショー]をクリックします。
[目的別スライドショー]の[新規作成]ボタンをクリックします。
[目的別スライドショーの定義]ダイアログボックスで、まずスライドショーの名前を入力します。
そして、表示したい1から5までのスライドを選択して、[追加]ボタンをクリックします。
下のように設定できたことを確認して、[OK]ボタンをクリックします。
[開始]ボタンをクリックすると、作成した目的別スライドショーを確認することができます。
目的別スライドショーの実行
目的別スライドショーは、[スライドショー]タブの[目的別スライドショー]から実行することができます。
注意タイムラインスライドを元のように5枚目に戻すと、目的別スライドショーの最後のスライド番号は、6になってしまいます。
スライド番号を連続してプレゼンしたい場合は、目的別スライドショーの実行前に非表示にしたいスライドを最後へ移動させるのを忘れないようにしてください。
また、目的別スライドショーは、印刷も可能ですので、用途に合わせた配布資料を作成する場合も有効です。
[Ctrl]+[P] を押して、Backstageビューの[印刷]を表示します。
設定の中に[目的別スライドショー]が表示されます。
目的別スライドショーを作成した場合のみ表示されます。
関連以下は、目的別スライドショーを活用した記事です。
目的別スライドショーは上手に活用したいですね。
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