複製コマンド（オブジェクトを移動した位置と同じ間隔で複製）

PowerPointには、オブジェクトを移動した位置と同じ間隔で複製することができる［複製］という機能があります。

図形や画像を一定間隔でコピーしたい場合に役立ちます。

この［複製］コマンドの使い方を解説します。

［編集］メニューの［複製］コマンド

オブジェクトを1つ選択して、［編集］メニューの［複製］をクリックします。

オブジェクトが1つだけ複製されます。

複製したオブジェクトをドラッグで調整

複製したオブジェクトをドラッグで移動させて、調整します。

複製コマンドをクリックして同じ間隔で複数のオブジェクトを複製

再度、複製したオブジェクトを選択したまま複製をクリックします。

移動した位置と同じ間隔で複製することができます。

参考スライドも複製できます。PowerPoint2019での解説です。

PowerPoint2007以降の［複製］コマンド

PowerPoint2007は、［ホーム］タブの［貼り付け］ボタンの中にあります。

複製（同じオブジェクトを同じ間隔で並べる）（PowerPoint2007）

PowerPoint2010以降は、［ホーム］タブの［コピー］ボタンの中にあります。

このショートカットキーは、Excelのオブジェクトに対しても使用できます。

Wordに関しては、Word2007までは複製ができていましたが、Word2010以降では位置を揃えることはできなくなりました。

以下の記事内では、動画でも解説しています。

以下は、複製コマンドを活用した事例の記事です。

ショートカットキー［Ctrl］+［D］で操作

複製のショートカットキー［Ctrl］ + ［Ｄ］を使うと、便利です。

PowerPointのバージョンが変わっても、ショートカットキーは同じです。

参考［Ctrl］+［D］のショートカットキーは、他にも以下のようなものがあります。

• Excelでは［上のセルのコピー］
  セルを選択した状態で［Ctrl］+［D］を使用すると、上のセルの値をコピーできます。
• Wordでは［フォントダイアログボックスの表示］
• IEでは［お気に入りの追加ダイアログボックスの表示］

関連複製に関する記事です。

複製コマンドの変遷

複製のショートカットキー［Ctrl］+［D］

以下は、オートシェイプに関するページです。