PowerPivotのインストールとAccessデータベースのインポート

Excel2010には、PowerPivotというアドインを組み込むことができます。

Excel2013には標準でアドインがインストールされています。

POWERPIVOTタブを表示させよう（Excel2013）

実際使ってみたのですが、何十万行というビッグデータをサクサク操作できて驚きです。

使用できるOfficeのバージョンなどについては、以下を参照してください。

Power Pivot とは - Excel（Microsoft）

PowerPivotと通常のピボットとの違いについては、以下の記事が参考になります。

PowerPivot: Excel での強力なデータ分析とデータ モデリング - Excel（Microsoft）

Excel2010では、以下のページからダウンロードします。

注意最新バージョンは、11.0.5635.3です。システム要件などを確認してダウンロードしてください。

Download Microsoft® SQL Server® 2012 SP2 PowerPivot for Microsoft Excel® 2010 from Official Microsoft Download Center（Microsoft）

ページが表示されたら、［ダウンロード］をクリックします。

ダウンロードするときは、［64bit版］と［32bit版］があるので注意してください。

インストールが完了した後、Excelを起動すると［PowerPivot］というタブが追加されています。

PowerPivotウィンドウの表示

［PowerPivot］タブの［起動］グループにある［PowerPivotウィンドウ］をクリックします。

しばらくすると、［PowerPivot for Excel-Book1］が現れます。

Accessからのインポート方法

ここでは、Accessデータベースからデータをインポートします。

［ホーム］タブの［外部データの取り込み］グループにある［データベース］から［Accessから］をクリックします。

［テーブルのインポートウィザード］が表示されますので、［参照］ボタンをクリックして、目的のAccessデータベースを選択します。

注意拡張子が［.mdb］のデータベースは取り込むことができませんので、新拡張子［.accdb］のデータベースに保存し直してください。

［次へ］のボタンをクリックします。

［インポートするデータをテーブルとビューの一覧から選択する］を選択して、［次へ］をクリックします。

目的のテーブルを選択して、［完了］をクリックします。

しばらくすると、下のような画面になりますので、［閉じる］ボタンをクリックします。

以下のように、インポートされます。

参考Excelのデータを取込たい場合は、以下の記事を参照してください。

［ホーム］タブの［貼り付け］から新規テーブルを作成

［貼り付け］機能を使って取り込むこともできます。

［ホーム］タブの［クリップボード］グループにある［貼り付け］をクリックします。

［貼り付けプレビュー］ダイアログボックスが表示されます。

内容を確認して問題がなければ、［OK］ボタンをクリックします。

以下のようにテーブルが作成されます。

続けて、クリップボードのデータを貼り付けることができます。

参考Excelでもテーブルに変換すると、PowerPivotウィンドウに貼り付けして新規テーブルを作成することができます。

［ホーム］タブの［貼り付け］から新規テーブルを作成（Excel）

ピボットテーブルの作成

ここで、［ホーム］タブにある［ピボットテーブル］ボタンから［ピボットテーブル］をクリックします。

データモデルにデータを取り込んだ後にピボットテーブルを作成する方法は、以下の記事も参考になると思います。

［ピボットテーブルの作成］ウィンドウが表示されます。

［新しいワークシート］を選択して［OK］ボタンをクリックします。

ピボットテーブルとして、操作ができるようになります。

垂直スライサーと水平スライサー

［PowerPivotフィールドの一覧］には［垂直スライサー］と［水平スライサー］がありスライサーを整列させることができます。

Excel2013では［POWERPIVOT］タブから操作します。

名前を付けて保存した後は、このExcelブックを起動するだけでビッグデータを操作することができます。

関連以下は、PowerPivotの関連記事です。