Excel2013のPowerPivotウィンドウには［ダイアグラムビュー］があります。
ちょっと気が付きにくいのですが、実際試してみるとリレーションシップが視覚的に確認できて、とても便利です。
Accessのリレーションシップと同じように表示されて、初めて見た時は感動しました。
参考PowerPivotを使用できるOfficeのバージョンなどについては、以下の記事を参照してください。
Power Pivot とは - Microsoft サポート（Microsoft）
PowerPivotウィンドウの［データビュー］
既定ではPowerPivotウィンドウは、［データビュー］になっています。
ダイアグラムビューの表示
Accessから4つのテーブルをインポートしたものですが、［表示］グループにある［ダイアグラムビュー］に切り替えると、リレーションがグラフィカルに表示されます。
ウィンドウの右下のボタンをクリックしても、ダイアグラムビューに切り替えることができます。
結合線（接続線）をクリックすると、結合線が青くなり2つのテーブルのそれぞれのリレーションシップで結ばれたフィールドが青くなります。
各テーブルのフィールドをドラッグして、リレーションすることもできます。
テーブルをリレーションシップで関連づけるには、共通のフィールドが必要です。
フィールド名は同じでなくても構いませんが中身の整合性は必要です。
以下の記事では実際にダイアグラムビューでリレーションする方法を解説しています。
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リレーションシップを表示（ダイアグラムビューで共通フィールドを関連付け）
Excel2013では、テーブル同士の関連づけが簡単にできます。 VLOOKUP関数を使うより簡単だと思います。 参考［POWERPIVOT ...
参考Excel2013以降は、テーブル間でもリレーションシップの設定ができます。以下は、Excel2016で解説しています。
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テーブル間でリレーションシップを設定してピボットテーブルを作成
Excel2013以降では、テーブル間でリレーションシップを設定して1つのレポートを作成できるようになっています。 以下の記事では、［Pow ...
Accessはリレーショナルデータベースと呼ばれるもので、上記のようなリレーションシップを作成してデータベースを管理します。
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リレーションシップの作成と参照整合性の設定
Accessでは、複数のテーブルがあって、そのテーブル間の共通フィールドを関連付けることができます。この関連付けのことを［リレーションシップ ...
Excel2010のPowerPivot
このダイアグラムビューは、PowerPivot2010にもあります。ただし、11.0.3000.0のみです。
以下は、バージョン11.0.3000.0です。
PowerPivot2010の［ホーム］タブです。
［デザイン］タブです。
以下は、バージョン10.50.4000です。
PowerPivot2010の［ホーム］タブです。［ダイアグラムビュー］はありません。
［デザイン］タブです。
［リレーションシップの編集］ダイアログボックスの表示
結合線（接続線）をダブルクリックすると、［リレーションシップの編集］ダイアログボックスが表示されます。
または、結合線（接続線）で右クリックして、ショートカットメニューから［リレーションシップの編集］をクリックします。
以下のような［リレーションシップの編集］ダイアログボックスが表示されます。
リレーションシップを解除する場合は、結合線（接続線）で右クリックして、ショートカットメニューから［削除］をクリックします。
PowerPivotのバージョンの確認
PowerPivotのバージョンは、［PowerPivot］タブの［設定］から確認することができます。
以下のサイトからダウンロードすることができます。
上記バージョンであれば、ダイアグラムビューもドリルスルー（詳細表示）も使用することができます。
参考Excel2010のPowerPivotの最新バージョンは、11.0.5635.3です。
関連以下は、PowerPivotに関する記事です。
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