ピボットテーブルのフィールドリストの［検索ボックス］と［並べ替え］

Excel2016では、ピボット テーブルのフィールドに［検索ボックス］が追加されました。

フィールドが多数がある場合は、該当のフィールド名を探すにも時間がかかっていましたが、検索ボックスがあると便利です。

ピボットテーブルのフィールドに検索ボックス

ピボットテーブルのフィールドリストの最上部にフィールドの［検索ボックス］があります。

検索ボックスにキーワードを入力した結果

検索ボックスにキーワードを入力すると、下のように絞り込まれます。

以下は、［販売］で絞り込んでいます。

参考この検索ボックス、実はExcel2010のPowerPivotにはありました。

データモデルを使用したピボットテーブルには存在していました。

不思議なことにExcel2013のPowerPivotでは消えていたんですよ。

Excel2016の検索ボックスは、Excel2010のPowerPivotの検索ボックスより使いやすいですね。

Excel2010のときは、絞り込みではなく上から順に該当フィールドが選択されていく仕様でした。

ピボットテーブルの［検索ボックス］は以前からずっと欲しいと思っていたので、かなり嬉しいです。

できれば、オプションダイアログボックスのコマンドの選択にも検索ボックスが欲しいのですが。

ピボットテーブルのフィールドのカスタマイズ

ピボットテーブルのフィールドリストの［検索］ボックスの上にある歯車マークをクリックすると、以下のような5個のメニューが表示されます。

• フィールドセクションを上、エリアセクションを下に表示
• フィールドセクションを左、エリアセクションを右に表示
• フィールドセクションのみ表示
• エリアセクションのみ表示（横2段、縦2段）
• エリアセクションのみ表示（横1段、縦4段）

既定は、［フィールドセクションを上、エリアセクションを下に表示］になっています。

例えば、メニューから［フィールドセクションを左、エリアセクションを右に表示」を選択すると、

以下のような並びになります。

使いやすいように工夫してみてください。

フィールドリストを昇順に並べ替え

また、フィールドリストを昇順に並べる方法もあります。

メニューから［昇順で並べ替え］をクリックします。Excel2013にも［昇順で並べ替え］があります。

既定では、［データソース順で並べ替え］になっています。

関連以下は、Excel2016で解説しているピボットテーブルに関する記事です。

他バージョンでもピボットテーブルに関する記事をアップしています。

Excel2019では、ピボットテーブルの既定のレイアウトを編集できるようになっています。