Excelのワークシートで列や行の非表示/表示を度々行うのであれば、グループ化の設定をしてボタンをつけておくのも一つの方法です。
下のような表があります。
列の表示/非表示
[合計]フィールドは非表示にしたいとき、合計の列(F列)番号で右クリックしてショートカットメニューの中から[表示しない]を選択する方法がありますね。
再表示したい場合はE列とF列を選択して、右クリックのショートカットメニューから[再表示]を選択します。
グループ化
グループ化をすると・・
まず、グループ化したい列(F列)を選択します。列番号上で下向きの黒い矢印(↓)のときにクリックするといいですね。
メニューバーの[データ]から[グループとアウトラインの設定]→[グループ化]をクリックします。
下のようになります。[詳細非表示ボタン](-)をクリックします。
合計のフィールドを非表示にすることができました。
また表示したい場合は、[詳細表示ボタン](+)をクリックします。
B列からE列までを選択して、グループ化の設定をするとF列(合計)だけの表示にすることもできます。
グループ解除
解除する場合は、グループ化した行や列を選択して、メニューバーの[データ]から[グループ化とアウトラインの設定]→[アウトラインのクリア]
または[グループ解除]をクリックします。
また、詳細の表示/非表示は[Shift]キーとマウスのホイールボタンを使って操作することもできます。
以下の記事で解説しています。
ショートカットキー
ショートカットキーも便利です。グループ化したい(折りたたみたい)列や行を選択して、以下のキーを押します。
グループ化
[Alt]+[Shift]+[→]を同時に押すと グループ化ができます。
参考行や列を選択せずにショートカットキーを使用すると、[グループ化]のダイアログボックスが表示されます。行か列を選択して[OK]ボタンをクリックします。
グループ解除
[Alt]+[Shift]+[←]を同時に押すと グループ解除です。
参考行や列を選択せずにショートカットキーを使用すると、[グループの解除]ダイアログボックスが表示されます。行か列を選択して[OK]ボタンをクリックします。
関連Excel2016でも解説しています。
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