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複数のマトリックス表(クロス集計)をピボットテーブルウィザードで統合

投稿日:2019年8月11日 更新日:

複数のマトリックス表(クロス表)をピボットテーブルウィザードで統合する方法です。[データの統合]という機能を使って、合計を求めたりすることもできますが、ここではピボットテーブルを作成します。

ピボットテーブルを作成しておくと、さまざまな切り口で集計と分析ができます。

[データの統合]については、以下の記事で解説しています。

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Excel2003では、ピボットテーブルウィザードに[複数のワークシート範囲]という項目があり、選択できるようになっていたのですが、Excel2007以降は消えてしまいました。

ですが、使用できなくなったわけではありません。クイックアクセスツールバーにコマンドボタンを追加するか、アクセスキーを使ってウィザードを呼び出すことができます。

ここではExcel2019で解説しますが、他のバージョンでも同じ操作です。

ピボットテーブルウィザードで作成したピボットテーブルとスライサー

サンプル表の確認

サンプルデータは下のようになっています。下の3つのシートの項目数と並び順が異なることを確認してください。

シート名[2011年度]のシートです。

2011年度シート

シート名[2012年度]のシートです。商品名に「果汁100% ピーチ」と「果汁100% レモン」が追加されています。

2012年度シート

シート名[2013年度]のシートです。「博多店」が追加されていて、並びも違います。

2013年度シート

上記の3つのワークシートを元にピボットテーブルウィザードを使用して統合します。

クイックアクセスツールバーに[ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード]を追加

クイックアクセスツールバーに[ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード]のコマンドボタンを事前に登録します。

[クイックアクセスツールバーのユーザー設定]をクリックして、[その他のコマンド]をクリックします。

クイックアクセスツールバーの[その他のコマンド]

以下のように[Excelのオプション]ダイアログボックスの[クイックアクセスツールバー]が表示されます。

[コマンドの選択]は[リボンにないコマンド]を選択します。

スクロールバーを下へ移動させると、[ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード]が見つかると思います。

ボタンを選択して中央にある[追加]ボタンをクリックします。

右側に[ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード]が表示されたことを確認して、[OK]ボタンをクリックします。

参考クイックアクセスツールバーに登録するボタンは、[すべてのドキュメントに適用]するか[開いているブックのみ]に追加するかを選択することができます。

クイックアクセスツールバーのコマンドを特定のファイルのみに追加する

ここでは、既定のまま[すべてのドキュメントに適用]を選択します。

[Excelのオプション]の[クイックアクセスツールバー]タブ

クイックアクセスツールバーは、以下のようになります。ポイントすると、[ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード]と表示されます。

クイックアクセスツールバーの[ピボットテーブル/グラフウィザード]ボタン

参考クイックアクセスツールバーからコマンドボタンを削除する場合は、削除したいボタンで右クリックしてショートカットメニューから[クイックアクセスツールバーから削除]をクリックします。

クイックアクセスツールバーから削除

アクセスキーで[ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード]を起動

クイックアクセスツールバーに[ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード]を登録しない場合は、キーボードから以下の順で操作してください。

同時に押すのではなく、順番に押して行ってください。

[Alt]→[D]→[P]

キーボード[Alt]→[D]→[P]

ピボットテーブルウィザードでピボットテーブルを作成

クイックアクセスツールバーの[ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード]ボタンをクリックするか、アクセスキーを使って、ウィザードを起動します。

ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード-1/3

以下の[ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード-1/3]が表示されます。

[複数のワークシート範囲]を選択します。

作成するレポートの種類は、既定で[ピボットテーブル]になっていると思いますが、念のため確認してください。

[次へ]のボタンをクリックします。

[ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード-1/3]

ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード-2a/3

ページフィールドの作成方法は、[指定]を選択します。

[次へ]のボタンをクリックします。

ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード-2a/3

ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード-2b/3

[結合するワークシートの範囲をしてください。]の[範囲]の[ダイアログボックス拡大/縮小]ボタンをクリックします。

ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード-2b/3

[2011年度]のワークシートの合計の行と列のセルを外して、選択します。項目と見出しは含めて選択します。

ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード-2b/3で範囲指定

[追加]ボタンをクリックして、[ページフィールド数を指定してください。]で[1]を選択します。

フィールド1にシー名[2011年度]と入力します。

ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード-2b/3で設定

同様に[2012年度]と[2013年度]の範囲も追加します。[次へ]のボタンをクリックします。

ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード-2b/3に3つのシートを追加

ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード-3/3

ピボットテーブルレポートの作成先を指定します。

ここでは、[新規ワークシート]を選択します。[完了]ボタンをクリックします。

ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード-3/3

新規ワークシートにピボットテーブルが作成されます。

作成されたピボットテーブル

参考以下は、Microsoftの解説ページです。

複数のワークシートを 1 つのピボットテーブルに統合する - Excel

ピボットテーブルの操作

行ラベルや列ラベル、フィルターのフィルターボタンをクリックして、ここで絞込を行うことができます。

ピボットテーブルのフィルターボタン

例えば、列ラベルのフィルターボタンをクリックして、[浅草店」と[博多店]のチェックボックスをオフにして[OK]ボタンをクリックします。

フィルターで絞込

結果、以下のように[広島店]と[札幌店]のみのデータに絞りこまれます。

フィルターボタンで絞り込んだ結果

スライサーの活用

スライサーを使用すると、フィルターを視覚的に素早く簡単に表現することができます。

[ピボットテーブル分析]の[スライサーの挿入]

[スライサーの挿入]ダイアログボックスが表示されますので、表示したい項目のチェックボックスをオンにして[OK]ボタンをクリックします。

ここでは、[行]と[列]のチェックボックスをオンにして、[OK]ボタンをクリックします。

[スライサーの挿入」ダイアログボックス

[行]と[列]のスライサーが表示されます。

2つのスライサー

以下のように選択して絞込ができます。

スライサーで絞込

スライサーの使い方については、以下の記事で解説しています。

Excel2013以降は、テーブルでもスライサーが使用できるようになっています。

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詳細の表示

ピボットテーブルでは、各セルをダブルクリックすると、その詳細が別シートに表示されます。

セルをダブルクリック

または、右クリックしてショートカットメニューから[詳細の表示]をクリックします。

セルで右クリック、ショートカットメニューの[詳細の表示]

新規ワークシートに値の詳細が表示されます。

新規ワークシートの[詳細の表示]の結果

同じように、右下のセルをダブルクリックすると、すべてのデータが新規ワークシートにテーブルとして表示されます。

ピボットテーブルの右下セルをダブルクリック

3つのワークシートに分かれていたマトリックス(クロス集計)が1つのテーブルとして表示されるということです。

新規ワークシートに追加されたテーブル

参考省略波線の作り方は以下の記事で解説しています。

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データの更新

もし、元となる表で値が変更された場合は、[更新]ボタンを押すだけで、ピボットテーブルの値も更新されます。

[ピボットテーブル分析]タブの[データ]グループにある[更新」から[更新]をクリックします。

参考[すべて更新]をクリックすると、ブック内のすべてのピボットテーブルが更新されます。特定のデータのみ更新したい場合は、[更新]をクリックしてください。

ポップヒントで分かりますが、ショートカットキーは以下のとおりです。

  • すべて更新[Ctrl]+[Alt]+[F5]
  • 更新[Alt]+[F5]

ピボットテーブルの更新

参考ピボットテーブルについては、以下の記事で解説しています。

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