Excelでデータを入力したりするときに [Enter]キーを押して右へ移動してくれたら便利なのに、と思ったことはないですか?
初期設定では、下へ移動するようになっていますね。
[Enter]キーを押したら、アクティブセルが右方向へ移動するように設定してみましょう。
![[Enter]キーでアクティブセルが右へ移動](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/96migi101.png)
[オプション]ダイアログボックスの表示
[オプション]ダイアログボックスから設定します。
[ツール]メニューから[オプション]をクリックします。
![[ツール]メニューの[オプション]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/96migi1.png)
参考アクセスキーを使って、キーボードから[Alt]→[T]→[O]の順に押しても[オプション]ダイアログボックスを表示できます。
![キーボード[Alt]→[T]→[O]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/keybord-alt-t-o-e1723294041655.png)
入力後にセルを移動する方向を指定
[オプション]ダイアログボックスの[編集]タブをクリックします。
[入力後にセルを移動する]という項目のリストボタン▼をクリックします。
以下の選択肢があります。既定は[下]になっています。
- 下
- 右
- 上
- 左
[右]を選択して、[OK]ボタンをクリックます。
![[オプション]ダイアログボックスの[編集]タブ](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/96migi2.png)
これで、[Enter]キーを押すと右方向へ移動するようになります。
![[Enter]キーを押してアクティブセルが右方向へ移動](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/96migi101.png)
[Shift]キーと同時使用で反対の方向へ移動
[Shift]キーと一緒に[Enter]キーを押すと、反対へ移動します。
[入力後にセルを移動する]方向を[右]にした場合、[Shift]キーと一緒に[Enter]キーを押すと、左方向へ移動するようになります。
![キーボード[Shift]+[Enter]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/keybord-shift-enter-e1723348373249.png)
![[Shift]+[Enter]キーを押してアクティブセルが左方向へ移動](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/96migi104.png)
Excel2007以降の設定
Excel2007以降にも、この設定はあります。どのバージョンでも、この設定はあります。
[Excelのオプション]ダイアログボックスは、[ファイル]タブをクリックしてBackstageビューの[オプション]をクリックします。
以下の画像は、Excel2016です。
![Backstageビューの[オプション]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/96migi103-e1731831282660.png)
[Excelのオプション]ダイアログボックスの[詳細設定]タブをクリックして、[編集設定]にある[Enterキーを押したら、セルを移動する]で方向を指定します。
![[Enterキーを押したら、セルを移動する]の設定変更](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/11/excel-kisokuime20.png)
参考以下の記事内の[Enter]キーを押して右へ移動にも記しています。Excel2016での解説です。
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半角・ひらがな入力などを自動で切り替えるには[データの入力規則]で
Excelでは、[入力規則]を使って入力時の日本語入力をオンにしたり、オフにしたりすることができます。 この設定を行っておくと、入力時にIM ...
[オプション]ダイアログボックスをキーボードから表示
[Excelのオプション]ダイアログボックスは、アクセスキーを使って表示したほうが効率的です。
Office2007は、キーボードから[Alt]→[F]→[I]の順に押して表示できます。
![キーボード[Alt]→[F]→[I]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/keyboard-alt.f-I-e1731831245731.png)
Office2010以降は、キーボードから[Alt]→[F]→[T]の順に押して表示できます。
![キーボード[Alt]→[F]→[T]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/keybord-alt-f-t-e1723344407214.png)
どのバージョンでも、Excel2003と同じくキーボードから[Alt]→[T]→[O]の順に押しても表示できます。
![キーボード[Alt]→[T]→[O]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/keybord-alt-t-o-e1723294041655.png)
アクセスキーについては、以下の記事で解説しています。
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[Alt]または[F10]キーを使ってキーヒントを表示してリボンへアクセス
[Alt]キーや[F10]キーを使って、キー操作でタブを切り替えたり、目的のコマンドへ移動したりすることができます。 まず、[Alt]キーを ...