Excelでテキストボックスを挿入した後、そのテキストボックス内の文字列にタブ設定をする方法を紹介します。
テキストボックスの挿入
[挿入]タブの[テキスト]グループにある[テキストボックス]から[横書きテキストボックス]をクリックして、
下のようにテキストボックスを挿入しました。
そして、4行の文字列を入力しています。
この4行の文字列にタブの設定をします。
参考テキストボックスの挿入は、[挿入]タブの[図形]から操作することもできます。
[段落]ダイアログボックスの表示
文字列を選択して、右クリックします。
そして、ショートカットメニューから[段落]をクリックします。
[段落]ダイアログボックスが表示されます。
左下にある[タブとリーダー]ボタンをクリックします。
注意[タブとリーダー]となっていますが、リーダーの設定はできません。これは、PowerPointも同じです。
Wordは、リーダーの設定ができます。
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[タブ]ダイアログボックスで設定
[タブ]ダイアログボックスが表示されます。
[タブ位置]に数値を入力します。
数値の範囲は、0~142.24です。
ここでは、3㎝とします。
そして、[設定]ボタンをクリックした後、[OK]ボタンをクリックします。
配置は、既定の[左]のままにしています。
[Tab]キーでタブ設定
タブを設定したい位置にカーソルを置いて、キーボードから[Tab]キーを押します。
続けて下の3行も同じように[Tab]キーでタブを設定します。
下のように左揃えのタブが設定できました。
右揃えに変更するには
一度設定した左揃えタブを右揃えに変更する方法です。
文字列選択後、右クリックして、ショートカットメニューから[段落]をクリックします。
[タブとリーダー]ボタンをクリックします。
[タブ]ダイアログボックスが表示されます。
先に設定したタブ位置の[3㎝]を選択して、今度は[配置]から[右]を選択して、[設定]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンをクリックして閉じます。
右揃えに変更することができます。
参考テキストボックスの行間の設定については、以下の記事で解説しています。[段落]ダイアログボックスで設定します。
また、テキストボックスは、印刷をする、しないの設定ができます。
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