すべてのスライド番号を円形にするにはスライドマスターから編集

PowerPointでプレゼンテーションを作成した後、すべてのスライド番号を丸く（円形）にしたい場合の方法です。

１枚のスライドではなく、すべてのスライド番号を変更する場合は、スライドマスターで編集します。

参考スライドの場合は［スライド番号］、ノートや配布資料の場合は［ページ番号］となります。

［ヘッダーとフッター］の［スライド］と［ノートと配布資料］の違い

編集前のスライド番号の確認

作成したプレゼンテーションのスライド番号は、以下のようになっています。

スライドマスターの表示

［表示］タブをクリックして、［マスター表示］グループの［スライドマスター］をクリックします。

スライドマスターとは、スライドを作成する基になる型のようなものです。

［スライドマスター］タブの左側のレイアウトの一覧から、一番上のスライドマスターをクリックします。

フッターに［スライド番号］があることを確認します。

参考［スライドマスター］表示と［標準］表示の切り替えは、ステータスバーのアイコンで行うこともできます。［Shift］キーを押したまま、ステータスバーの［標準］表示のアイコンをクリックします。

マスター表示で設定する場合は、プレゼンテーションウィンドウを2つ表示して、［スライドマスター表示］と［スライド一覧表示］の2つを並べておくことをお勧めします。表示を切り替えて確認する手間が省けて効率的です。

プレゼンテーションを並べて表示する方法は以下の記事で解説しています。

図形を変更してカスタマイズ

［スライド番号］のサイズ変更ハンドルをドラッグして、サイズを調整します。

スライドマスターのスライド番号を選択（枠線上を選択）して、［書式］タブの［図形の変更］をクリックして、サブメニューの図形の一覧から［楕円］をクリックします。

楕円になったかどうかを確認するために、スライド番号以外の箇所をクリックします。

スライドマスターのスライド番号に［塗りつぶし］を設定

［スライド番号］を選択します。

［書式］タブの［塗りつぶし］から任意の色を選択します。

楕円を正円（真円）に設定

［楕円］になっている［スライド番号］を［真円］にするには、［書式］タブの右端にある［サイズ］グループの［高さ］と［幅］のサイズを同じにします。

フォントの色を変更

フォントの色を変更するには、［ホーム］タブの［フォントの色］から選択します。

ここでは、［赤］を選択します。

中央配置

スライド番号を円の中心に配置したいので、［配置とサイズ］ボタンをクリックして、［図形の書式設定］作業ウィンドウを表示させます。

参考スライド番号を右クリックしてショートカットメニューから、［図形の書式設定］をクリックして表示させても同じです。

［図形の書式設定］の［サイズとプロパティ］にある［テキストボックス］を展開します。

［垂直方向の配置］の▼ボタンをクリックして、一覧の中から［中心］を選択します。

これで、円の中心に配置されたと思います。

参考スライド番号の位置を一括して変更する場合の方法ついては、以下の記事で解説しています。［スライドマスター］表示で［スライド番号］をドラッグで移動させます。

マスター表示を閉じて［標準］表示で確認

［マスター表示を閉じる］をクリックして、マスター表示を閉じます。

［標準］表示になると思います。

すべてのスライドのスライド番号が丸くなっていることを確認します。

参考［デザイン］タブの［テーマ］の中でスライド番号が丸くなっているものを選択して変更することもできます。

この場合、スライド番号以外も変更されます。

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スライド番号を途中から振る

以下は、スライドマスターに関する記事です。