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ピボットテーブルのフィールドをドラッグ操作で配置したい

投稿日:2017年1月9日 更新日:

Excel2003のときのようにピボットテーブルのフィールドをドラッグで移動したいのだけど・・との質問を受けることがあります。

これは、[ピボットテーブルオプション]ダイアログボックス内の設定で可能になります。

[ピボットテーブルオプション]ダイアログボックス

[ピボットテーブルオプション]ダイアログボックスの表示

[ピボットテーブルツール]タブの[オプション]タブをクリックして、[ピボットテーブル]グループにある[オプション]をクリックします。

[オプション]タブの[オプション]

または、右クリックのショートカットメニューから[ピボットテーブルオプション]をクリックします。

ショートカットメニューの[ピボットテーブルオプション]

従来のピボットテーブルレイアウトを使用する

[ピボットテーブルオプション]ダイアログボックスの[表示]タブをクリックします。

従来のピボットテーブルレイアウトを使用する(グリッド内でのフィールドのドラッグが可能)]のチェックボックスをオンにします。

[OK]ボタンをクリックして、[ピボットテーブルオプション]ダイアログボックスを閉じます。

[ピボットテーブルオプション]ダイアログボックスの[従来のピボットテーブルレイアウトを使用する]

以下のように懐かしい表示になって、行ラベルも横に並びます。

設定変更後のピボットテーブル

参考行ラベルを横並びにしたいだけであれば、レイアウトの変更で[表形式]か[アウトライン形式]を選択してもOKです。

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ウィザードを使用してピボットテーブルを作成したい

構成画面がExcel2003の時と同じになるわけではありませんが、ウィザードでピボットテーブルを作成することもできます。

ウィザードを起動すると、複数のワークシートのデータを基にピボットテーブルを作成することもできます。

Excel2007以降は、ピボットテーブルウィザードが消えてしまいましたが使えないわけではありません。

キーボードから[Alt]→[D]→[P]の順に押すと、ウィザードでピボットテーブルを作成できます。

ただ、レイアウトは作業ウィンドウで操作します。

キーボード[Alt]→[D]→[P]

ピボットテーブルウィザードの[複数のワークシート範囲]を選択して、マトリックス表をテーブルに変換できます。

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フィールドをドラッグで移動

フィールドをドラッグで移動できるようになります。

下は、[行ラベル]を[レポートフィルター]へ移動しているところです。

[行ラベル]を[レポートフィルター]へ移動

レポートフィルターに[都道府県]フィールドが配置されます。

レポートフィルターに[都道府県]フィールドが配置されたピボットテーブル

レポートフィルターのフィルターボタンをクリックして、[東京都]を選択します。

レポートフィルターのフィルターボタンをクリックして[東京都]を選択

[東京都]のデータのみが表示されます。

[東京都]のデータのみが表示されたピボットテーブル

[神奈川県]を選択すると、[神奈川県]のデータのみが表示されます。

[神奈川県]のデータのみが表示されたピボットテーブル

参考レポートフィルターの項目は、各シートに分割することができます。非常に便利な機能ですので、ぜひお試しください。

ピボットテーブルのレポートフィルター項目を各シートに分割

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ピボットテーブルのレポートフィルターページの表示

既定のレイアウトで列幅を自動調整しない設定に(Excel2019以降)

Excel2019以降では、ピボットテーブルのレイアウトを編集して、そのレイアウトを既定のレイアウトとして設定することができるようになっています。

新しくピボットテーブルを作成したときに、設定したレイアウトで表示できます。

ピボットテーブルの既定は、コンパクト形式です。

ピボットテーブルのレイアウト変更(従来の表形式で表示するには)

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[ファイル]タブをクリックして[オプション]をクリックします。

または、キーボードから[Alt]→[F]→[T]の順に押して表示します。

キーボード[Alt]→[F]→[T]

[Excelのオプション]ダイアログボックスが表示されます。

[データ]タブの[データオプション]にある[既定のレイアウトの編集]をクリックします。

[Excelのオプション]ダイアログボックス

[既定のレイアウトの編集]ダイアログボックスが表示されます。

[インポート]ボタンをクリックすると、現在アクティブのピボットテーブルのレイアウトがインポートされます。

[既定のレイアウトの編集]ダイアログボックスの[インポート]と[ピボットテーブルオプション]

また、[ピボットテーブルのオプション]をクリックして、[ピボットテーブルオプション]ダイアログボックスを表示して既定にすることができます。

従来のピボットテーブルレイアウトを使用する(グリッド内でのフィールドのドラッグが可能)]のチェックボックスをオンにして、既定にできるということです。

ピボットテーブル作成時は、以下の表示になります。

[従来のピボットテーブルレイアウトを使用する]を既定にした時のピボットテーブル

[既定のレイアウトの編集]については、以下の記事で詳細に解説しています。

ピボットテーブルの既定のレイアウトを編集(レイアウトをインポート)

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以下の記事でピボットテーブルを作成するときの注意点を列記していますので、参考にしてください。

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