散布図の作成（ラベル付けの方法）

互いの相関関係をみるには、相関図を作成します。

相関図はエクセルのグラフウィザードにある［散布図］を使って作成することができます。

参考Excel2016でも散布図の作成方法を解説しています。Excel2013以降では標準機能で散布図にラベルを表示できるようになっています。

同じデータを使っていますので、分かりやすいと思います。

散布図の作成

下のような表を作成しています。

この表を基に散布図を作成します。

セル［B2］からセル［C9］まで選択して、標準ツールバーにある［グラフウィザード］ボタンをクリックします。

グラフウィザードで散布図を作成

グラフウィザードに沿ってグラフを完成させていきます。

グラフウィザード-1/4-グラフの種類

［グラフウィザード-1/4-グラフの種類］ダイアログボックスで、［散布図］を選択します。

［次へ］をクリックします。

グラフウィザード-2/4-グラフの元データ

［グラフウィザード-2/4-グラフの元データ］ダイアログボックスでは、［データ範囲］を確認します。

そして、［系列］は［列］を選択して［次へ］をクリックします。

グラフウィザード-3/4-グラフオプション

［グラフウィザード-3/4-グラフオプション］ダイアログボックスでは、［タイトルとラベル］タブで、下のように［グラフタイトル］と［X/数値軸］と［Y/数値軸］を入力します。

• グラフタイトル　物産展の営業人数と売上高
• X/数値軸　営業人数(人)
• Y/数値軸　売上高(千円)

［凡例］（ハンレイ）タブで［凡例を表示する］のチェックボックスをオフにします。

［次へ］をクリックします。

グラフウィザード-4/4-グラフの作成場所

［グラフウィザード-4/4-グラフの作成場所］ダイアログボックスで［オブジェクト］を選択して［完了］ボタンをクリックします。

下のような散布図を作成することができました。ここまでは簡単ですね。

参考グラフの配置先は、作成後［グラフ］メニューの［場所］から変更することができます。

作成した散布図にラベルをつけたいですね。これが簡単そうで簡単にはいきません。

散布図のラベル

Microsoftのページにも記載してありました。

"Microsoft Excel には、散布図のデータ ポイントに自動的にテキスト ラベルを付ける組み込みコマンドはありません。" （［散布図のデータ ポイントにラベルを追加するマクロ］より）

参考Excel2013以降では標準機能で散布図にラベルを表示できるようになっています。

散布図にデータラベル表示が可能になった（Excel2013）

ラベル付けが少ない場合の方法

ラベル名が少ない場合は、以下の方法でもいいと思います。

グラフ内で右クリックして、ショートカットメニューから［グラフのオプション］をクリックします。

［グラフオプション］ダイアログボックスが表示されます。

［データラベル］タブの［Xの値］のチェックボックスをオンにして［OK］ボタンをクリックします。

散布図の1つのラベルを選択します。

数式バーに［=］を入力した後、ラベルに付けたい名前のセルをクリックして［Enter］キーを押します。

ラベル名を変更することができます。

ただし、これは１つずつ行っていくしかありません。

今回のようにラベルが少ない場合はいいのですが、数が多くなるとこれも大変ですね。

参考Excel2013以降では標準機能で散布図にラベルを表示できるようになっています。

散布図にデータラベル表示が可能になった（Excel2013）

Excel2016では、おすすめグラフを使って散布図の作成方法を解説しています。

関連以下は、グラフに関する主な記事です。

棒グラフの要素を塗り分ける

複数のグラフを重ねたい

グラフの複製

グラフの項目軸の反転

グラフにデータのない日付を表示させない

Excel2016では、ワンクリックで傾向を予測してグラフを表示することができます。