1つのテーブルに別のテーブルのレコードを追加する方法です。
[6月]と[7月]のテーブルがあって、各テーブルのフィールド名は同じです。
6月のテーブルに、7月のテーブルのレコードを追加します。
クエリデザインの表示
[作成]タブから[クエリデザイン]をクリックします。
[テーブルの表示]から[7月]を選択して、[追加]ボタンをクリックします。
7月テーブルのすべてのフィールドをデザイングリッドに表示します。
追加クエリの作成
[クエリの種類]から[追加]をクリックします。
[追加]ダイアログボックスのテーブル名の▼ボタンをクリックします。
追加先テーブルに[6月]を選択します。
[OK]ボタンをクリックします。
下のように[レコードの追加]行が挿入されます。
同じフィールドの場合は、自動的にフィールドが追加されますが、ここでは、追加先テーブルの[ID]が[オートナンバー型]なので削除します。
IDがなくても、[オートナンバー型]なので、次のレコードの番号が自動的に振られます。
注意[オートナンバー型]の場合は、必ず削除してください。
クエリの実行
デザインビューのまま[実行]ボタンをクリックします。
下のようなメッセージウィンドウが表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。
または、クエリに名前を付けて保存して、
追加クエリをダブルクリックして実行します。
参考オートナンバーの振り直しでも追加クエリを使って解説しています。
-
追加クエリを使ったオートナンバー型フィールドの番号の振り直し
オートナンバー型のあるテーブルでレコードを削除すると、欠番が出てしまいます。 Accessにとっては問題はなくても、見た目としては1から綺麗 ...
関連以下は、アクションクエリについての関連記事です。
-
レコード削除時の確認メッセージを非表示にする
Accessでレコードを削除すると、下のように確認メッセージが表示されます。 この確認メッセージは、非表示にすることができます。 Acces ...
-
変更履歴テーブルの作成
追加クエリを使用して、テーブルに変更履歴を残す方法です。 テーブルの確認 [T_売上]テーブルは、下のようになっています。 [T_売上]テー ...
-
アクションクエリ実行時の確認メッセージを非表示にする
以下のメッセージウィンドウは、追加クエリを実行したときに表示されるメッセージです。 アクションクエリを実行すると、必ずメッセージウィンドウが ...
-
グループ化で重複レコードを削除したテーブルを作成
Access2013で、1つのテーブルで重複したレコードを削除してマスターテーブルを作成する方法です。 テーブルの確認 以下のようなテーブル ...
-
差分を追加(追加クエリ)
Accessで2つのテーブルの不一致レコードを抽出した後、その差分レコードをテーブルへ追加する方法です。 不一致クエリウィザードで差分レコー ...