Windows パソコンからiPhoneのアプリを表示す方法があります。
Microsoft Edgeを起動して[iCloud.com]を開き、Apple IDとパスワードで簡単に表示できます。
ブラウザChromeでも同じです。
表示した後は、お気に入りに登録したり、タスクバーやスタートメニューに登録しておくと、いつでも表示できて便利です。
iPhoneで撮った写真をダウンロードしたり、Windows パソコンからアップロードすることもできます。
この記事の目次
[iCloud.com]へ接続
Edgeを起動して、アドレスバーに以下のURLを入力して[Enter]キーを押します。
icloud.com
URLは以下の通りです。クリックしても表示されます。
iCloudは、Appleが提供しているクラウドサービスです。
以下の画面が表示されますので、[サインイン]をクリックします。
[Apple IDでサインイン]の画面になります。
[サインインしたままにする]のチェックボックスをオンにして、Apple IDを入力して矢印をクリックします。
[パスワードで続行]をクリックします。
パスワードを入力して矢印をクリックします。
確認コードを入力する画面になります。
iPhoneに[Apple ID サインインが要求されました]のメッセージが表示されます。
[許可する]をタップすると、[Apple ID確認コード]が表示されますので、パソコンに6個の数字を入力します。
認証が終わると[このブラウザを信頼しますか?]の画面になりますので、[信頼する]をクリックします。
すると、iPhoneのアプリがガジェットのように並んで表示されます。
すべてのアプリが表示されるわけではありませんが、メモなどは直接編集できます。
参考ここでの画像は、Microsoft Edgeのサイドバーに[Copilot]と[Image Creator from Designer]を表示しています。
サイドバーについては、以下の記事で解説しています。
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Copilotとサイドバーの表示/非表示設定とアプリのカスタマイズ
Microsoft Edgeは、バージョンアップにより、ウィンドウの右側にサイドバーが表示されるようになっています。 サイドバーは、検索やア ...
タイルのカスタマイズ
iCloudのタイルはカスタマイズできます。
ページの下部にある[カスタマイズ]をクリックします。
ドラッグでタイツの位置を変更できますし、不要なタイルは[-]をクリックして非表示にできます。
また、右上にある[タイルを追加]をクリックすると一覧が表示されますので、クリックしてタイルを追加できます。
終わったら左上部の[完了]をクリックします。
iPhoneの連絡先を印刷(PDFとして出力)
iCloud.comで表示すると、[連絡先]も表示されますので連絡先を印刷したり、PDFとして保存することもできます。
[Ctrl]+[A]で全て選択して「連絡先を印刷」をクリックします。
印刷画面のプリンターで[PDFとして保存]を選択します。この時、レイアウトで「横」を選択すると綺麗に収まります。
iCloudページをお気に入りに登録
いつでもiCloudページを使用できるようにお気に入り(ブックマーク)に登録しておきましょう。
アドレスバーの右端にある[このページをお気に入りに追加]ボタンをクリックします。
[フォルダー]を指定して[完了]ボタンをクリックします。ここでは[お気に入りバー]を選択しています。
ショートカットキーは、[Ctrl]+[D]です。
[お気に入りバー]を表示しておくと、クリックしていつでも[iCloud]ページを表示できるようになります。
お気に入りバーの表示は、ツールバーの[お気に入り]ボタンをクリックして[その他のオプション]をクリックします。
[その他のオプション]の[お気に入りバーの表示]のサブメニューから選択します。
ツールバーに[お気に入り]ボタンを表示していない場合
ツールバーに[お気に入り]ボタンを表示していない場合は、[設定など](…)をクリックして[お気に入り]をクリックします。
ショートカットキーは、[Ctrl]+[Shift]+[O]です。
参考お気に入り(ブックマーク)やお気に入りバーの表示/非表示については、以下の記事で解説しています。
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ウェブページをお気に入りに追加(ピン留めしてサイドに固定)
新しいMicrosoft Edgeもバージョンアップされ、どんどん進化しています。 ピン留めするには、お気に入りを表示して、[お気に入りをピ ...
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Microsoft Edgeで[お気に入りバー]を表示/非表示にする方法です。 ツールバーに[お気に入り]ボタンを表示しておくと、お気に入り ...
iCloudをタスクバーやスタート画面にピン留め
タスクバーやスタート画面にピン留めすることもできます。
[設定など](…)をクリックしてメニューを表示し、[その他のツール]から[タスクバーにピン留めする]、または[スタート画面にピン留めする]をクリックします。
[タスクバーにピン留めする]を選択すると、画面右下に[iCloudをタスクバーにピン留めしますか?]のメッセージが表示されますので[はい]をクリックします。
これで、タスクバーにピン留めされます。
また、[スタート画面にピン留めする]を選択した場合は、画面中央に[これをスタートにピン留めしますか?]のメッセージが表示されますので[はい]をクリックします。
スタート画面に[iCloud]がピン留めされます。
参考アプリとしてインストールしておくのも便利です。iCloud.comを例として解説していますので分かりやすいと思います。
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アプリとしてインストールでウェブサイトをアプリのように利用する
Microsoft Edgeには、[アプリとしてインストール]という機能があります。 この機能を利用すると、Webサイトをインストールしたデ ...
タスクバーにピン留めした場合は、キーボードから[Windows]キーと数字キーで起動できます。
この場合だと[Windows]+[2]になります。[タスクビュー]ボタンの次から数えます。
Windows 11のスタートメニューのカスタマイズについては、以下の記事で解説しています。
-
Windows 11の[スタート]メニューの画面構成と設定(カスタマイズ)
Windows 11では[スタート]メニューも大きく変わりました。 まずは、[スタート]メニューの構成内容を確認して、使いやすいようにカスタ ...
ウェブページをスタート画面やタスクバーにピン留めする方法は、以下の記事でも解説しています。
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ウェブページをスタート画面やタスクバーにピン留めする方法
Microsoft Edgeでは、ウェブページをスタートにタイルとしてピン留めすることができます。タイルは、ドラッグで好きな位置に移動するこ ...
iCloudの写真のダウンロード
iCloudの写真は、パソコンにダウンロードすることができます。
iCloudの[写真]をクリックします。
ダウンロードしたい写真で右クリックして、ショートカットメニューから[ダウンロード]をクリックします。
または、右上の[ダウンロード]ボタンをクリックします。
1つの写真を選択した後、[Ctrl]キーや[Shift]キーを使用して複数の写真を選択して、ダウンロードすることもできます。
1つのファイルを選択した後、[Ctrl]+[A]ですべてのファイルを選択できます。
右上に[ダウンロード]のポップが表示されます。
[ダウンロード]の[名前を付けて...]をクリックすると、[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されますので、保存場所を指定して名前を付けて保存します。
[開く]をクリックすると、保存先のフォルダーが表示されます。
ZIPファイルの場合は、保存先のフォルダーを開くと、[iCloud Pgotos]というZIPファイルが保存されていますので、ZIPファイルを選択して[すべて展開]をクリックして展開します。
[ZIPファイル]を右クリックした時のショートカットメニューにも[すべて展開]があります。
既定のまま展開すると、同じフォルダー内に圧縮フォルダーと同じ名前のフォルダーが作成されて、その中に写真が保存されています。
参考ダウンロード時、ZIPファイルではなく、JPEGファイルの場合もあります。
複数の写真を選択すると、ZIPファイルになることが多いと思います。
Microsoft Edgeのダウンロード時の保存先の変更などについては、以下の記事で解説しています。
ダウンロード時の動作も保存するか、開くかの設定ができるようになっています。
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ダウンロードしたファイルの保存先の変更と確認設定
Microsoft Edgeでダウンロードしたファイルの保存先を変更する方法です。 [設定]の[ダウンロード]から変更できます。 ダウンロー ...
圧縮と展開については、以下の記事で解説しています。
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複数のフォルダーとファイルを1つにまとめて容量を圧縮するには
Windowsには、複数のファイルを1つにまとめることができる圧縮機能があります。 また、圧縮されたファイルを展開することもできます。 ファ ...
また、1000個以上の写真は一括でダウンロードできません。1000個以上の写真をダウンロードしようとすると、以下のメッセージウィンドウが表示されますので、複数回に分けてダウンロードするようにしてください。
選択されている項目が多すぎます
1000個を超える項目を一度にダウンロードすることはできません。選択する項目を減らしてください。
パソコンから写真をアップロード
パソコンの写真をiPhoneへ送ることもできます。
[アップロード]ボタンから
iCloud写真の左上部にある[アップロード]ボタンをクリックします。
[開く]ダイアログボックスが表示されますので、アップロードしたい写真を選択して[開く]ボタンをクリックします。
複数の写真を選択してアップロードすることもできます。アップロードできるのはJPEG形式のファイルのみです。
ドラッグでアップロード
[開く]ダイアログボックスを使用せずに、写真を[iCloud写真]へドラッグするだけでもアップロードできます。
すぐに[iCloud写真]に表示されます。
iPhoneの[写真]を開くと、アップロードした写真を確認できます。
また、[iCloud写真]で削除した写真は、iPhoneからも削除されます。
写真の整理をする場合は、パソコンから操作したほうが便利かもしれません。
iCloud写真でスライドショー
iCloud写真では、複数の写真を選択してスライドショーを実行して楽しむことができます。
複数の写真を[Ctrl]キーで選択します。
右上の[…]をクリックして[スライドショーを再生]をクリックします。
[テーマの選択]が表示されますので、任意のテーマを選択して[スライドショーを再生]をクリックします。
すぐに音楽と一緒にスライドショーが開始されます。
スライドショー再生中にポインターを合わせると、操作バーが表示されます。
スライドショー設定は、以下のようになっています。
テーマも音楽も選択肢は4個です。
- ken Burns
- 反射
- ディゾルブ
- プッシュ
速度も調整できます。
設定を変更したら[保存]ボタンをクリックして閉じます。
参考写真をフォトで管理するには、[iCloud]アプリをインストールすると便利です。
Windows 11の[フォト]なら、パソコンの写真とiCloudの写真を一元管理できます。
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