PowerPoint独自の機能です。
WordやExcelでは、SmartArtを挿入して文字列入力しますが、PowerPointではプレースホルダーやテキストボックス、ワードアート、図形に入力した文字列をボタン1つでSmartArtに変換することができます。
参考テキストにインデントを設定すれば[SmartArtに変換]で簡単に組織図を作成できます。
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この記事の目次
箇条書き(テキスト文字)の選択
スライドの箇条書きを選択します。
SmartArtを活用するのは、箇条書きの場合が多いとは思いますが、SmartArtに変換の機能は、箇条書きだけに限らずテキスト文字であれば、SmartArtに変換することができます。
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SmartArtに変換
[ホーム]タブの[段落]グループにある[SmartArtに変換]をクリックします。
以下は、[SmartArtに変換]ボタンをポイントしたときのポップヒントです。
SmartArtグラフィックに変換
テキストをSmartArtグラフィックに変換して、情報を視覚的に表現します。
グラフィカルなリストや手順図から、ベン図や組織図などの複雑なグラフまで、さまざまなSmartArtグラフィックが用意されています。
クリックするとSmartArtの一覧が表示されます。
マウスでポイントする(マウスを合わせる)だけで、結果を確認することができます。
一覧の選択肢をポイントして、設定後の結果を確認できる機能を[リアルタイムプレビュー]といいます。
設定前に結果を確認できるため、繰り返し設定しなおす手間を省くことができます。
クリックで確定になります。
ショートカットメニューからSmartArtに変換
[SmartArtに変換]のメニューは、箇条書き内にカーソルを置いて右クリックしたときのショートカットメニューの中にもあります。
カーソルが表示されている状態で右クリックします。
PowerPoint2007では、右クリックのメニューからはリアルタイムプレビューの機能はありませんでしたが、PowerPoint2010では、右クリックのショートカットメニューでもリアルタイムプレビューで確認することができます。
SmartArtのスタイルの設定
色の変更や、SmartArtのスタイルを設定すると、インパクトのあるグラフィックに変身させることができます。
[SmartArtツール]-[デザイン]タブの[SmartArtのスタイル]グループにある[色の変更]をクリックすると、多くのスタイルが表示されます。
[アクセント6]までありますので、下までスクロールして確認してみてください。
以下は、SmartArtから[基本ベン図]を選択しています。
また、[SmartArtのスタイル]グループの[その他]ボタンをクリックすると、
[3-D]のデザインもあります。
グラフィックのリセット
SmartArtに変換して書式設定したものは、書式をリセットすることができます。
SmartArtを選択して[デザイン]タブにある[グラフィックのリセット]ボタンをクリックします。
グラフィックスのリセット
SmartArtグラフィックに対する書式変更をすべて取り消します。
右クリックのショートカットメニューの中にもあります。
SmartArtを図形またはテキストに変換
SmartArtは、テキストや図形に変換することができます。
テキストから変換したSmartArtでも変換することができます。
ポップヒントには以下のように記されています。
SmartArtを図形またはテキストに変換
SmartArtグラフィックを図形に変換して、図形を個別に移動、サイズ変更、または削除できるようにします。
SmartArtグラフィックをテキストに変換して、すべての図形を削除し、テキストから箇条書きリストを作成します。
SmartArtグラフィックを選択して、[デザイン]タブの[リセット]グループにある[変換]ボタンをクリックします。
以下の2つのコマンドが表示されます。
- テキストに変換
- 図形に変換
テキストに変換
[テキストに変換]をクリックしてみます。
箇条書きに変換されます。
コンテンツプレースホルダーから変換したものは、プレースホルダーの箇条書きに、テキストボックスやワードアート、図形から変換したものはテキストボックスの箇条書きになります。
図形に変換
[図形に変換]をクリックしてみます。
図形に変換
SmartArtグラフィックを図形に変換して、図形を個別に移動、サイズ変更、または削除できるようにします。
下のように図形になります。この図形は、グループ化されています。
グループ化を解除するには、図形を選択して[書式]タブの[配置]グループにある[グループ化]から[グループ解除]をクリックします。
下のようにグループ化が解除されて、個々のオブジェクトになります。
作成したSmartArtを[図として保存]
SmartArtグラフィックで右クリックすると、ショートカットメニューの中に上記で説明した[グラフィックにリセット]、[テキストに変換]、[図形に変換]のメニューがあります。
図として保存
また、ショートカットメニューを見て分かるように、作成したSmartArtグラフィックは、[図として保存]することができます。
クリックすると[図として保存]ダイアログボックスが表示されます。保存できるファイル形式は以下の7種類です。
GIF、JPG、PNG、TIF、BMP、WMF、EMF
PowerPoint2016以降は、SVGファイルとしても保存できます。以下の画像は、PowerPoint2019です。
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参考PowerPoint2007でも解説しています。
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