Excelで下のようにA列とB列に文字列が入力されていて、A列のセルからB列の文字列を抜いた文字列をC列のセルへ表示する方法です。
SUBSTITUTE関数を使います。
SUBSTITUTE関数
関数の入力方法は複数ありますので、以下はひとつの例として参考にしてください。
SUBSTITUTE関数の入力
セル[C1]を選択して、[=su ]と入力すると、下のように関数の候補一覧が表示されるので[SUBSTITUTE]が選択されている状態で[Tab]キーを押します。
数式バーには、下のように入力されます。
文字列の指定
セル[A1]をクリックして、カンマ(,)を入力します。
検索文字列
検索文字列は、セル[B1]なので、セル[B1]をクリックして、カンマ(,)を入力します。
置換文字列
置換文字列には、[""]を入力します。
閉じ括弧を入力して[Enter]キーを押します。
SUBSTITUTE関数のコピー
関数を入力したセル[C1]を選択して、フィルハンドルをダブルクリックします。
SUBSTITUTE関数がB列の最後のセルと同じ行までコピーされます。
関数の引数ダイアログボックス
関数の挿入ボタンをクリックして、関数の引数ダイアログボックスを表示すると下のようになっています。
SUBSTITUTE関数は、文字列中の指定した文字を新しい文字で置き換える関数です。
検索文字列を空白に置換することで、文字列から検索文字列を省いた文字列になるわけです。
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