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1行おきに塗りつぶしを設定した縞模様の表を作成する3つの方法

投稿日:2017年1月9日 更新日:

下のような縞模様の表(1行おきに色がついた表)は、見やすいですね。

特に横に長い表や行数が多くなってくるとなおさらですね。3つの方法を紹介します。

1行おきに背景色を設定した縞模様の表

参考テーブルにすると、自動的に縞模様のスタイルが設定されます。テーブルはExcel2007以降で使用できる機能です。

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オートフォーマットで設定

表内のセルをどこでもいいですから クリックします。

[書式]メニューの[オートフォーマット]をクリックします。

[書式]メニューの[オートフォーマット]

表が自動的に選択され、[オートフォーマット]ダイアログボックスが表示されます。

メニューの中から[表1]を選択して[OK]ボタンをクリックします。

[オートフォーマット]ダイアログボックス

下のような表ができます。

オートフォーマットを設定した表

オートフォーマットの中にはもう1つ、縞模様の表があります。

[リスト1]を選択して[OK]ボタンをクリックしてみます。

[オートフォーマット]ダイアログボックスの[リスト1]

以下のような表になります。

[オートフォーマット]の[リスト1]を設定した表

参考オートフォーマットについての詳しい解説は、以下の記事を参照してください。Excel2007以降でも使用できます。

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オートフィルを使って設定

項目のセルには色を付けています。

2月の行を選択して、書式設定ツールバーの[塗りつぶしの色]ボタンから薄い水色を設定します。

[塗りつぶし色]ボタンの▼をクリックすると、カラーパレットが表示されます。

行に塗りつぶしを設定

そして、1月と2月の行を範囲選択して、フィルハンドルにマウスポインタを合わせてダブルクリックします。

範囲選択してフィルハンドルをダブルクリック

[オートフィルオプション]ボタンをクリックして[書式のみコピー(フィル)]を選択します。

オートフィルオプションの[書式のみコピー(フィル)]を選択

以下のようになります。

オートフィルオプションで書式のみコピーした表

フィルハンドルをマウスの右ボタンでドラッグする方法もあります。

オートフィルによるデータの入力を参照してください。

自分で操作しやすい方法で行ってください。

参考オートフィルの操作ができない場合は、以下の記事を参照してください。

オートフィル機能が使用できない時は[Excelのオプション]で確認

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フィルハンドルのダブルクリックについては、以下の記事で解説しています。

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条件付き書式で設定

上記2つの方法だと、行を削除したり挿入したりすると1行おきのレイアウトが崩れてしまいます。

条件付き書式なら、そういうことがありません。

1行おきに色を設定

まず、条件付き書式を設定した範囲を選択します。

そして、[書式]メニューの[条件付き書式]をクリックします。

[書式]メニューの[条件付き書式]

下のように[条件付き書式の設定]ダイアログボックスが表示されます。

[数式が]を選択します。▼ボタンをクリックすると表示されます。

テキストボックスに以下のとおり、全て半角で入力します。小文字でも構いません。

=MOD(ROW(),2)=0

この式は、[行番号を2で割ったときの余りが0のとき]という意味です。[書式]ボタンをクリックします。

ROW 関数(Microsoft)

MOD 関数(Microsoft)

条件付き書式の設定-[数式]

[セルの書式設定]ダイアログボックスの[パターン]タブで色を選択します。

[OK]ボタンをクリックします。

[セルの書式設定]ダイアログボックスの[パターン]タブで色を選択

[条件付き書式の設定]ダイアログボックスに戻りますので、[OK]ボタンをクリックして閉じます。

設定後の[条件付き書式の設定]ダイアログボックス

以下のように1行おきに色が付いた表になります。

条件付き書式で設定した表の完成

参考奇数行に色を付けたい場合は、[条件付き書式の設定]ダイアログボックスで[数式]を以下のようにします。

=MOD(ROW(),2)=1

1列おきに色を設定

1列おきに色をつけたい場合は、条件付き書式の数式を以下のようにします。

=MOD(COLUMN(),2)=0

以下のようになります。

条件付き書式で1列おきに書式設定

条件付き書式については、以下の記事でも解説しています。

条件付き書式を使って土日のセルに塗りつぶしとフォントの色を設定

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また、以下の記事では、新規データを追加したら、自動で罫線が表示されるように条件付き書式で設定する方法を解説しています。

新規データを追加したら自動的に罫線が追加される表にするには

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以下は、ROW関数についての記事です。

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参考条件付き書式でROW関数を使用して、アクティブセルの行や列に色を付けることもできます。

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Accessは、既定で1行おきの縞模様になっています。Accessでは、ROW関数は使用できませんが、マクロを使って複数行の縞模様の設定をすることができます。

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