コマンドボタンの背景色を変更/ポイント時とクリック時の色を設定

Access2010から、フォームで作成したコマンドボタンの背景色がプロパティで設定できるようになりました。

ポイント時の色や、クリック時の色なども設定できます。

参考Access2007とAccess2010のプロパティの違いは以下の記事で記しています。

ここではウィンドウの表示は、［ウィンドウを重ねて表示する］の設定にしています。［ウィンドウを重ねて表示する］と［タブ付きドキュメント］の違いについては、以下の記事で解説しています。

コマンドボタンのプロパティ

以下は、データベース（Access2007-2010）、拡張子［.accdb］のコマンドボタンのプロパティです。

プロパティの［書式］タブを表示しています。

見て分かるように［背景色］や、［ポイント時の色］、［クリック時の色］をプロパティで簡単に設定することができるようになっています。

まるで、Webページのようです。

参考プロパティは、キーボードから［F4］キーを押して、表示/非表示を切り替えられます。

プルダウンメニューから選択

［背景色］の▼ボタンをクリックした状態です。

この中から選択することもできます。

カラーパレットから選択

［背景色］の［…］をクリックしてカラーパレットから選択することもできます。

［ポイント時の色］や［クリック時の色］を選択

［ポイント時の色］や［クリック時の色］も同じように設定することができます。

その他、プロパティでは［ポイント時の前景色］や［クリック時の前景色］も設定できます。

参考前景色とは、フォントの色のことです。

以下は［ポイント時の色］を黒（#000000）、［ポイント時の前景色］を白（#FFFFFF）に設定したときのボタンです。

コマンドボタンのプロパティの設定は、［レイアウトビュー］から設定することもできます。

レイアウトビューについては、以下の記事で解説しています。

プロパティで設定後のボタン

コマンドボタンを以下のように設定しました。

デザインビューでコマンドボタンの書式設定をしたら、［F5］キーを押してフォームビューに切り替えて確認します。

［フォームビュー］で表示した状態です。

マウスでポイントしたときの状態です。

クリックしたときの状態です。

コマンドボタンのスタイルも簡単に変更することができます。

Access2013で解説しています。ぜひぜひ、楽しんでください。

また、ボタンをポイントしたときのカーソルをハイパーリンクの指の形に変更することもできます。

関連以下は、フォームにコマンドボタンを作成する方法を解説しています。

コマンドボタンウィザードを使用してボタンを作成する方法は以下の記事で解説しています。

マクロを使ったコマンドボタンの作成方法も解説しています。

注意Access2010以降では、［テーマの使用］ができるようになっていますが、フォームで［タブコントロール］を使用して［テーマの使用］を［はい］のまま設定すると、［タブオーダー］が正常に動作しないという悲しい結果になります。

［テーマの使用］を［いいえ］にすると、タブオーダーは正常な動作になりますが、今度はタブコントロールの背景色などの設定ができなくなります。

以下の記事で解説しています。