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Excel2019でテキストファイルを読み込む(Power Queryとテキストファイルウィザード)

投稿日:2019年7月18日 更新日:

テキストファイルをExcelに取り込む方法は、外部データとして読み込む方法と、Excelで開く方法がありますが、Excel2019では外部データとして読み込むと、テキストファイルウィザードではなく、Power Query(パワークエリ)が起動するようになりました。

設定によって、従来のテキストファイルウィザードを利用することもできますが、Power Queryで表示してデータ型を変更して読み込むことも決して難しいことではありません。

PowerQueryエディター

ここでは、Excel2019(永続ライセンス) バージョン 1906での解説です。

参考Power Query(パワークエリ)については、以下の記事が参考になると思います。分かりやすく解説されています。Power Queryって何?って方は、ぜひお読みください。お勧めの記事です。

【初心者向け】Power Queryで元データを整形しよう(概要編)

以下は、Microsoftのページです。

Power Query の概要 - Excel

Power Query を使用すると、データソースを検索し、接続を作成し、必要に応じてデータを図形(列を削除したり、データ型を変更したり、テーブルを結合したりするなど) を行うことができます。データを整形したら、結果を共有したり、クエリを使用してレポートを作成したりすることができます。(上記ページより)

Excel2019とExcel2016の[データ]タブの違い

Excel2019では、[データ]タブの内容が変わりました。

グループ名[外部データの取り込み]は[データの取得と変換]になっています。

Excel2019の[データ]タブ

以下は、Excel2016(永続ライセンス)の[データ]タブです。

Excel2016の[データ]タブ

Excel2016の[テキストファイル]から取り込む方法については、以下の記事で解説しています。

テキストファイルウィザードで外部データを取り込む

Excelでは、外部からさまざまな形式のデータを取り込むことができます。 [データ]タブにある[外部データの取り込み]機能を使って、テキスト ...

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Excel2016で、Power Queryを使用するには、[新しいクエリ]をクリックして[ファイルから]をポイントして[CSVから]または[テキストから]をクリックします。

Excel2016の[データ]タブの[新しいクエリ]

参考Power Queryは、Excel2010とExcel2013にもアドインとしてインストールして、使用することができます。

Excel2013にPower Queryをインストールして[POWER QUERY]タブを表示

Excel2013にPower QueryアドインをMicrosoftのダウンロードセンターのページからインストールしてみました。OSは、W ...

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テキストファイル

テキストファイルの形式は拡張子で判断することができます。拡張子とは、ファイルの種類を識別するもので、ファイル名の後ろにアルファベットで表示されているものです。

拡張子

Windowsの設定で拡張子を表示することができます。

その方法については、以下の記事で解説しています。

拡張子の表示や隠しファイルの設定はエクスプローラーの表示タブから

Windows10で拡張子の表示は、エクスプローラーの[表示]タブから設定することができます。 Windows8や8.1も同じです。 Win ...

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よく使うテキストファイルは、txt形式のテキストファイルや、[,](カンマ)で区切ったCSV形式のテキストファイルです。

TXT形式のテキストファイル

以下は、[サンプル1.txt]というテキストファイルをメモ帳で開いた状態です。タブ区切りのテキストファイルです。

TXT形式のテキストファイル

CSV形式のテキストファイル

[サンプル2.csv]というCSVファイルをメモ帳で開いた状態です。CSVファイルとは、カンマで区切られたテキストファイルのことです。

CSV形式のテキストファイル

取り込み元のデータを確認しておきます。

Excelは、データ型を自動で判定しますが、先頭に[0]がつく場合は、数値として取り扱われるため、[0]が取り除かれてしまいます。また、[1-1]や[1/2]などと入力されたものは、日付と認識されてしまいます。

取り込み元のテキストのデータに先頭に0がつく文字列がないか、[1-1]や[1/2]と入力されたものがないかを確認してください。

テキストファイルをPower Queryで表示した後にデータ型を変換することもできますが、事前に確認しておくことをお勧めします。

ここでは、上記のサンプルファイルを使って解説します。

[テキストまたはCSVから]ボタンから取り込む

[データ]タブの[データの取得と変換]グループにある[テキストまたはCSVから]をクリックします。

テキストまたはCSVから

テキスト、コンマ区切りの値、または書式付きテキスト(スペース区切り)ファイルからデータをインポートします。

[データ]タブの[テキストまたはCSVから]

[データの取り込み]ダイアログボックスが表示されます。目的のテキストファイルを選択して、[インポート]ボタンをクリックします。

ここでは、[サンプル2.csv]を選択します。

[データの取り込み]ダイアログボックス

データの変換

次に以下のようなウィンドウが表示されます。

CSVファイルの場合は、[区切り記号]が[コンマ]になっています。タブ区切りのテキストファイルの場合は、[タブ]となります。

[商品コード]と[商品番号]のデータが間違って認識されています。[商品コード]の先頭の0が消えていますし、[商品番号]も日付になっています。

[データの変換]ボタンをクリックします。

PowerQueryで読み込まれたデータ

すると、Power Queryエディターが表示されます。

Power Queryエディター

[商品コード]と[商品番号]の列を選択します。[Ctrl]キーや[Shift]キーを使うと複数列を選択できます。

[ホーム]タブの[データ型]をクリックして[テキスト]を選択します。

[ホーム]タブの[データ型]をクリックして[テキスト]を選択

以下の[列タイプの変更]ウィンドウが表示されます。

[現在のものを置換]をクリックします。

列タイプの変更

選択された列には、既存の型変換があります。既存の変換を置き換えますか?または、既存の変換を保持して、別の手順で新しい変換を追加しますか?

[列タイプの変更]ウィンドウ

データ型が置換されて、正常な表示になったことを確認します。

データ型が[テキスト]に変換された

Excelに読み込み

Excelに読み込みます。

[ホーム]タブの[閉じて読み込む]の下側の文字の箇所をクリックします。すると、[閉じて読み込む]と[閉じて次に読み込む...]のメニューが表示されます。

[閉じて次に読み込む…]をクリックします。

このクエリへの変更を保存します。クエリエディターウィンドウを閉じて、結果の読み込み先を指定してください。

[ホーム]タブの[閉じて次に読み込む...]

[データのインポート]ダイアログボックスが表示されます。表示する形式とデータの出力先を選択することができます。

既定では、[テーブル]と[新規ワークシート]が選択されています。

[データのインポート]ダイアログボックス

ここでは、[テーブル]と[既存のワークシート]を選択して[OK]ボタンをクリックします。

[既存のワークシート]を選択

Excelにテーブルとして取り込まれます。

Excelにテーブルとして取り込まれた

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参考[ホーム]タブの[閉じて読み込む]を選択すると、[データのインポート]ダイアログボックスの既定どおり、[テーブル]で[新規ワークシート]に読み込まれます。それで、問題がなければ、[閉じて読み込む]をクリックしてください。

このクエリへの変更を保存します。クエリエディターウィンドウを閉じて、結果を既定の読み込み先に読み込んでください。

閉じて読み込む

読み込んだ後に編集するには

Excelに読み込んだあとに、データ型を変更する必要がある場合は[クエリ]タブをクリックして、[編集]グループの[編集]をクリックします。

編集

Power Queryエディターを使って、このクエリをフィルター処理または修正します。

[クエリ]タブの[編集]

Power Queryエディターが表示されますので、ここで修正することができます。

PowerQueryエディター

参考[データ]タブの[データの取得と変換]グループにある[テキストまたはCSVから]をクリックして、すぐに[読み込み]ボタンをクリックしても、後で修正することもできます。また、自動認識されたデータ型に問題がなければ、[読み込み]ボタンをクリックしても構いません。

[読み込み]ボタンの▼ボタンをクリックすると、[読み込み]と[読み込み先...]がありますが、[読み込み先...]を選択した場合は、[データのインポート]ダイアログボックスが表示されますので、表示する形式や読み込み先を指定できます。

[読み込み]をクリックした場合は、既定どおり[新規ワークシート]に[テーブル]として読み込まれます。

[読み込み]と[読み込み先...]ボタン

テキストファイルを読み込んだブックを保存して再度起動

Excelに読み込んだブックを保存して、再起動すると[セキュリティの警告 外部データ接続が無効になっています]のデータバーが表示されることがあります。

[コンテンツの有効化]をクリックすると、データの接続が有効になります。

セキュリティの警告[コンテンツの有効化]

データの更新を反映させる

データ元であるテキストファイルのデータが変更された場合は、データを更新して最新のデータを反映させることができます。

[データ]タブの[クエリと接続]グループにある[すべて更新]から[更新]をクリックします。

参考ブック内で複数の外部データとの接続がある場合、[すべて更新]をクリックすると、ブック内のすべての外部データの接続が更新されます。特定のデータのみ更新したい場合は、[更新]をクリックしてください。

ポップヒントで分かりますが、ショートカットキーは以下のとおりです。

  • すべて更新[Ctrl]+[Alt]+[F5]
  • 更新[Alt]+[F5]

Excel2016では、[テキストファイルのインポート]ダイアログボックスが表示されていましたが、Power Queryで読み込んだ場合は、すぐにデータが更新されます。

[データ]タブの[すべて更新]

または、[テーブルデザイン」タブの[外部のテーブルデータ]グループにある[更新]ボタンから操作します。

[テーブルデザイン」タブの[外部のテーブルデータ]グループにある[更新]ボタン

取り込みデータの変更

取り込み元のテキストファイルの保存場所が変更になったり、接続していたテキストファイルが別のファイルに変更になった場合も、Excelのデータを更新することができます。

[データ]タブの[クエリと接続]グループの[クエリと接続]をクリックします。ウィンドウ右側に[クエリと接続]が表示されます。

目的のクエリをダブルクリックします。

クエリと接続

[Power Query エディター]が表示されるので、クエリの設定にある[適用したステップ]の[ソース]をダブルクリックします。

クエリの設定の[ソース]をダブルクリック

以下のウィンドウが表示されます。

[ファイルパス]の[参照]ボタンをクリックします。

[ファイルパス]の[参照]ボタンをクリック

[データの取り込み]で目的のファイルを選択して[インポート]をクリックします。

[データの取り込み]で目的のファイルを選択して[インポート]

[ファイルパス]が変更されたことを確認して[OK]ボタンをクリックします。

ファイルパスの変更を確認

[Power Query エディター]に戻り、内容が変更されたことを確認して[ホーム]タブの[閉じて読み込む]をクリックします。

[Power Query エディター]を閉じて読み込む

以下のように内容が変更されます。

クエリでの変更が必要な場合は、目的のクエリで右クリックしてショートカットメニューから選択できます。

ファイルのパスの変更は[編集]をクリックしても[Power Query エディター]が表示されるので、上記と同じ操作ができます。

クエリを選択して右クリック

参考クエリの名前の変更や、削除も上記のショートカットメニューから行うことができます。

ショートカットメニューから[削除]をクリックすると、[クエリの削除]メッセージウィンドウが表示されます。クエリを削除すると、データの更新はできなくなります。

[クエリの削除]ウィンドウ

従来の[テキストファイルウィザード]を使用して読み込みたい場合

Power Queryを使用せずに従来と同じように[テキストファイルウィザード]を起動して読み込むこともできます。

[ファイル]タブをクリックして、[オプション]をクリックします。

[Excelのオプション]ダイアログボックスが表示されます。

[データ]タブの[レガシデータインポートウィザードの表示]にある[テキストから(レガシ)]のチェックボックスをオンにして[OK]ボタンをクリックします。

再起動の必要はありません。

Excelのオプション[データ]タブの[テキストから(レガシ)]のチェックボックスをオン

[データ]タブの[データの取得と変換]グループにある[データの取得]をクリックします。

[従来のウィザード]をポイントして[テキストから(レガシ)]をクリックします。

[データ]タブの[データの取得と変換]グループにある[データの取得]をクリック

テキストファイルウィザードで取り込む方法は、以下の記事で解説しています。

テキストファイルウィザードで外部データを取り込む

Excelでは、外部からさまざまな形式のデータを取り込むことができます。 [データ]タブにある[外部データの取り込み]機能を使って、テキスト ...

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Excelで開くには

Excelを起動して、[ファイルを開く]ダイアログボックスを表示します。

[ファイルを開く]ダイアログボックスを表示する方法については、以下の記事を参照してください。

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タブ区切りのテキストファイルの場合

[ファイルを開く]ダイアログボックスの[すべてのExcelファイル]をクリックして、メニューの中から[テキストファイル]を選択します。

目的のテキスト(.txt)ファイルを選択して、[開く]ボタンをクリックします。

[ファイルを開く]ダイアログボックス

従来どおり、[テキストファイルウィザード]が起動しますので、[次へ]のボタンをクリックして進めていきます。

テキストファイルウィザードの進め方については、以下の記事で解説しています。

タブやカンマで区切られたテキストファイルをExcelで開く

Excelでテキストファイルを開くには、テキストファイルウィザードを使います。 Excelでよく扱うテキストファイルは、txt形式のテキスト ...

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テキストファイルウィザード

タブ区切りのテキストファイルの場合は、[ファイルを開く]ダイアログボックスから指定して開くことができます。

CSVファイルの場合

CSVファイルは、上記の方法([ファイルを開く]ダイアログボックスを表示して指定)で開いても、テキストファイルウィザードは起動しません。

すぐにCSVファイルのデータがExcelに取り込まれてしまいます。

CSVファイルを開いた場合

重要先頭に[0]がつく場合は、数値として取り扱われるため、[0]が取り除かれてしまいます。また、[1-1]や[1/2]などと入力されたものは、日付と認識されてしまいます。

取り込み元のテキストのデータに先頭に0がつく文字列がないか、[1-1]や[1/2]と入力されたものがないかを確認してください。

もし、上記に当てはまるデータであれば、[データ]タブの[データの取得と変換]グループにある[テキストまたはCSVから]機能を使って取り込んでから表示してください。

参考Excel2019でAccessのデータを取り込む方法は、以下の記事で解説しています。

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