下のような縞模様の表(1行おきに色がついた表)は、見やすいですね。
特に横に長い表や行数が多くなってくるとなおさらですね。
オートフォーマットで設定、書式のみコピーする方法、条件付き書式で設定する3つ方法を解説します。
参考テーブルにすると、自動的に縞模様のスタイルが設定されます。テーブルはExcel2007以降で使用できる機能です。
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オートフォーマットで設定
表内のセルをどこでもいいですから クリックします。
[書式]メニューの[オートフォーマット]をクリックします。
表が自動的に選択され、[オートフォーマット]ダイアログボックスが表示されます。
メニューの中から[表1]を選択して[OK]ボタンをクリックします。
下のような表ができます。
オートフォーマットの中にはもう1つ、縞模様の表があります。
[リスト1]を選択して[OK]ボタンをクリックしてみます。
以下のような表になります。
参考オートフォーマットについての詳しい解説は、以下の記事を参照してください。Excel2007以降でも使用できます。
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オートフィルを使って設定
項目のセルには色を付けています。
2月の行を選択して、書式設定ツールバーの[塗りつぶしの色]ボタンから薄い水色を設定します。
[塗りつぶし色]ボタンの▼をクリックすると、カラーパレットが表示されます。
そして、1月と2月の行を範囲選択して、フィルハンドルにマウスポインタを合わせてダブルクリックします。
[オートフィルオプション]ボタンをクリックして[書式のみコピー(フィル)]を選択します。
以下のようになります。
フィルハンドルをマウスの右ボタンでドラッグする方法もあります。
オートフィルによるデータの入力を参照してください。
自分で操作しやすい方法で行ってください。
参考オートフィルの操作ができない場合は、以下の記事を参照してください。
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条件付き書式で設定
上記2つの方法だと、行を削除したり挿入したりすると1行おきのレイアウトが崩れてしまいます。
条件付き書式なら、そういうことがありません。
参考Excel2007以降の条件付き書式は、[ホーム]タブの[スタイル]グループにある[条件付き書式]をクリックして、[新しいルール]をクリックします。
ウィンドウ幅が大きい場合は、[条件付き書式]は以下のようなアイコンです。
[新しい書式ルール]から[数式を使用して、書式設定するセルを決定]をクリックします。
以下の画像は、Excel2021です。
1行おきに色を設定
まず、条件付き書式を設定した範囲を選択します。
そして、[書式]メニューの[条件付き書式]をクリックします。
下のように[条件付き書式の設定]ダイアログボックスが表示されます。
[数式が]を選択します。▼ボタンをクリックすると表示されます。
テキストボックスに以下のとおり、全て半角で入力します。小文字でも構いません。
=MOD(ROW(),2)=0
この式は、[行番号を2で割ったときの余りが0のとき]という意味です。[書式]ボタンをクリックします。
ROW 関数 - Microsoft サポート(Microsoft)
MOD 関数 - Microsoft サポート(Microsoft)
[セルの書式設定]ダイアログボックスの[パターン]タブで色を選択します。
[OK]ボタンをクリックします。
[条件付き書式の設定]ダイアログボックスに戻りますので、[OK]ボタンをクリックして閉じます。
以下のように1行おきに色が付いた表になります。
参考奇数行に色を付けたい場合は、[条件付き書式の設定]ダイアログボックスで[数式]を以下のようにします。
=MOD(ROW(),2)=1
1列おきに色を設定
1列おきに色をつけたい場合は、条件付き書式の数式を以下のようにします。
=MOD(COLUMN(),2)=0
以下のようになります。
参考条件付き書式については、以下の記事でも解説しています。
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