Wordで下線を設定すると、選択した段落や文字列に対して設定されます。
選択した文字列や、段落内に空白があっても、その領域にも下線が設定されます。
空白の箇所には下線を設定したくない場合は、ショートカットキーを使用すると便利です。
Wordには、[空白の領域には適用せずに、文字列のみに下線を適用する]というショートカットキーがあります。
左揃えタブの設定
以下のような文章を作成しています。
5つの段落に対して左揃えタブを設定して、先頭位置を揃えます。
まず、左揃えをする段落を選択して、ルーラーの左揃えしたい位置でクリックします。
各段内の間隔を空けたい位置で[Tab]キーを押していきます。ここでは県名の前ですね。
以下のように左揃えタブの設定ができました。
参考左揃えタブの設定については、以下の記事で詳細に解説しています。
-
文字の位置を揃えるには左揃えタブと右揃えタブを設定(リーダー表示も)
Wordではタブを設定すると、文字列の開始位置を変更して間隔を空けることができます。 また、複数段落の文字の先頭位置や後ろを綺麗に揃えること ...
下線を設定
左揃えを設定した段落を範囲選択して、下線を設定します。
[ホーム]タブの[フォント]グループにある[下線]をクリックします。
タブを設定している空白の位置にも下線が設定されてしまいます。
ショートカットキーは、[Ctrl]+[U]です。
文字列のみに下線を設定したい
文字列のみに下線を設定したい場合、文字列を選択して下線を設定して、次の文字列を選択して、[F4]キーで繰り返すという方法もありますが、面倒ですね。
参考[F4]キーは、直前の操作を繰り返すショートカットキーです。
あるいは、[書式のコピー/貼り付け]ボタンをダブルクリックして、文字列に次々設定していく方法もありますが、これも文字列が多い場合は面倒です。
参考[書式のコピー/貼り付け]については、以下の記事で解説しています。
-
ポップヒントの内容とショートカットキー(非表示設定はオプションで)
Office2013のポップヒントは、Office2010の時のポップヒントと比べると、より詳細になって分かりやすくなっています。 Exce ...
空白以外の文字列に下線を付けるショートカットキー
Wordには、空白の領域には適用せずに、文字列のみに下線が適用されるショートカットキーがあります。
[Ctrl]+[Shift]+[W]です。
範囲選択して、キーボードから[Ctrl]+[Shift]+[W]を押すと、以下のように文字列のみに下線が設定されます。
タブだけでなく、空白スペースでもOKです。
結果、ショートカットキーであれば、以下のような下線をあっという間に設定できるというわけです。
設定した下線を解除する場合も[Ctrl]+[Shift]+[W]を使用します。
参考Wordのショートカットキー一覧をリンクしておきます。[Ctrl]+[Shift]+[W]も載ってます。
Word のキーボード ショートカット - Microsoft サポート(Microsoft)
Wordの下線の設定については、以下の記事で解説しています。
-
下線の設定ができない時はショートカットキーで操作
Word2013では[ホーム]タブの[フォント]グループにある[下線]ボタンのメニューに[なし]という項目が追加されました。 そのため、下線 ...
-
下線を消すことができない/引くことができない(下線と罫線の違い)
文字列に下線を引くには、文字列を選択して[ホーム]タブの[下線]をクリックします。 その下線を文字列ではなく、空白スペースに設定して直線を引 ...
3つのキーの操作が難しい場合は、ショートカットキーを1つずつ押して実行できるように設定することもできます。
-
ショートカットキーを1つずつ押して操作を実行(固定キー機能を使用)
ショートカットキーとは、キーボードから複数のキーを同時に押して操作を実行できる機能のことです。 入力中にマウスに持ち替える必要がなく、効率よ ...