Access2003で作成した[.mdb]ファイルを新拡張子である[.accdb]のファイルに変換する方法です。
新拡張子でなければ使えない機能などもありますので、できるだけ新拡張子へ変更されることをおすすめします。
参考以下の[ナビゲーションフォーム]も新拡張子でなければ使用できません。
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テーブルの集計機能も新拡張子のみ使用できます。
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拡張子を表示する方法は、以下の記事で解説しています。
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mdbファイルを起動
まず、Access2010で既存の拡張子[.mdb]ファイルを開きます。
タイトルバーには、[データベース(Access 2002-2003 ファイル形式)]と表示されています。
そして、[ファイル]タブをクリックして、Backstageビューを表示します。
参考Access 2000 データベースの場合も、同じ方法で変換できます。
[保存して発行]から[データベースファイルの種類]を選択して保存
[保存して発行]をクリックします。
[ファイルの種類]が[データベースに名前を付けて保存]、[データベースに名前を付けて保存]が[Accessデータベース(*.accdb)]が選択されますので、そのまま[名前を付けて保存]ボタンをクリックします。
[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されますので保存先を指定して、ファイル名を入力して[保存]ボタンをクリックします。
[ファイルの種類]は[Microsoft Access データベース(*.accdb)]になっていると思います。
メッセージウィンドウの表示
下のメッセージが表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。
このデータベースはAccess2007ファイル形式にアップグレードされました。
新しいデータベースは、Access2003以前のバージョンのユーザーとは共有できません。
参考mdbファイルでExcelをインポートすると、フィールドの並びが正常にならないという現象があります。
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Access2013以降は[名前を付けて保存]から
Access2013以降は、Backstageビューに[発行して保存]タブはありません。
[名前を付けて保存]からデータベースのファイルの種類で[Accessデータベース(*.accdb)]が選択されているのを確認して[名前を付けて保存]をクリックします。
[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示され、[ファイルの種類]は、[Accessデータベース(*.accdb)]が選択されているはずです。
[ファイル名]に名前を入力して[保存]ボタンをクリックします。
メッセージウィンドウが表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。
タイトルバーで確認
タイトルバーには、[データベース(Access 2007 - 2010)]と表示されます。
ドキュメントウィンドウオプションによるタイトルバー表示の違い
[Accessのオプション]で[カレントデータベース]で[ドキュメントウィンドウオプション]の選択によって、タイトルバーの表示は異なります。
[Accessのオプション]ダイアログボックスを表示します。
キーボードから[Alt]→[F]→[T]の順に押すと表示できます。
[Accessのオプション]ダイアログボックスの[カレントデータベース]を表示します。
[ドキュメントウィンドウオプション]で[タブ付きドキュメント]を選択している場合は、タイトルバーにデータベースの種類が常に表示されますが、[ウィンドウを重ねて表示]を選択している場合はタイトルバーに表示されない場合があります。
既定は[タブ付きドキュメント]になっています。
Accessのバージョンが混在している環境では、ファイル形式はタイトルバーに表示されていた方が分かりやすくていいと思います。
以下は[タブ付きドキュメント]を選択しています。
Access2013以降は、ファイルのパスとファイル形式が表示されます。
以下は[ウィンドウを重ねて表示する]を選択した場合のタイトルバーです。
[ウィンドウを重ねて表示する]の場合、一度オブジェクトを開くとタイトルバーにデータベースの種類は表示されなくなります。
ただし、[アプリケーションタイトル]にテキストを入力している場合は、[タブ付きドキュメント]と[ウィンドウを重ねて表示する]のどちらを選択してもタイトル名のみが表示されます。
参考[ウィンドウを重ねて表示する]と[タブ付きドキュメント]の違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。
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[タブ付きドキュメント]と[ウィンドウを重ねて表示する]の違い
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