Windows 10 & Office 2016 Access 2016

データベースのプロパティから個人情報を削除

投稿日:2017年10月26日 更新日:

Accessのプロパティには、作成者、管理者、会社名などの個人情報を入力して登録しておくことができます。

Accessプロパティ

[プロパティ]は一般に[属性]と呼ばれることが多いと思います。

作成したデータベースを外部へ配布するような場合は、個人情報を削除しておきたいですね。

データベースのプロパティを表示して削除することもできますが、オプションの設定で保存するときに自動的に削除することもできます。

データベースのプロパティを確認

データベースのプロパティを表示するには、[ファイル]タブをクリックします。

ファイルタブ

[情報]タブをクリックして、[データベースのプロパティの表示および編集]をクリックします。

情報カテゴリー

下のようなプロパティが表示されます。

[ファイルの概要]タブには、作成者、管理者、会社名が入力されています。

プロパティの概要

参考データベースプロパティは、クイックアクセスツールバーに登録することができます。

クイックアクセスツールバーにデータベースのプロパティを追加

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個人情報を削除する設定

[ファイル]タブをクリックして[オプション]をクリックします。

オプション

または、キーボードから[Alt]→[F]→[T]の順に押して表示します。これは、Word、Excel、PowerPointなどでも使用できます。

キーボード[Alt]→[F]→[T]

[Accessのオプション]ダイアログボックスが表示されます。

[現在のデータベース]を選択して、[ファイルを保存するときにファイルのプロパティから個人情報を削除する]のチェックボックスをオンにします。

[OK]ボタンをクリックして閉じます。

Accessのオプション 現在のデータベース

次に[指定したオプションを有効にするには、現在のデータベースを閉じて再度開く必要があります。]というメッセージが表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。

データベースごとの設定になります。

メッセージウィンドウ

プロパティの確認

設定後、プロパティを確認してみます。作成者、管理者、会社名は空白になっています。

プロパティの確認

[閉じるときに最適化する]の設定

この[ファイルを保存するときにファイルのプロパティから個人情報を削除する]の設定ですが、[閉じるときに最適化する]のチェックボックスがオフの状態で、[ファイルを保存するときにファイルのプロパティから個人情報を削除する]のチェックボックスをオンにすると、[閉じるときに最適化する]のチェックボックスは自動的にオンになります。

Accessのオプション

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