Accessでデータベースを[ACCDE形式]で保存すると、フォームやレポートを作成したり、変更できなくなります。
ACCDEファイルにしておくと、ユーザーの誤操作を防ぐことができます。
また、データベースのデザインを見られたくない場合にも便利です。
この記事の目次
ACCDEの作成
[ファイル]タブをクリックして、Backstageビューを開きます。
そして、[保存して発行]から[データベースに名前を付けて保存]をポイントして、[ACCDEの作成]を選択します。
ACCDEの作成
ファイルは実行可能ファイルにのみコンパイルされます。
そして、[名前を付けて保存]ボタンをクリックします。
参考フォームやレポートの修正が必要になった場合は、元のデータベースで修正して、再度 ACCDEファイルとして保存します。
ACCDEのアイコン
任意の場所に名前を付けて保存します。
アイコンは、以下のようになります。
フォーム
フォームを開くと、[フォームビュー]しか選択できません。
[Shift]キーを押しながらダブルクリックして開発者モードで開いた状態です。
参考ここではウィンドウオプションの設定は、[タブ付きドキュメント](既定)の設定にしています。[ウィンドウを重ねて表示する]と[タブ付きドキュメント]の違いについては、以下の記事で解説しています。
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[タブ付きドキュメント]と[ウィンドウを重ねて表示する]の違い
Access2007以降、オブジェクトを表示すると、タブ付きウィンドウで表示されるようになっています。 昔からAccessを使用している方に ...
レポート
レポートも[レポートビュー]と[印刷プレビュー]の選択しかできません。
参考Access2007では、[ACCDEの作成]は[データベースツール]タブの[データベースツール]グループにあります。
[.mdb]ファイルを[.accdb]ファイルに変換する方法は、以下の記事で解説しています。
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mdbファイルをaccdbファイルに変換
Access2003で作成した[.mdb]ファイルを新拡張子である[.accdb]のファイルに変換する方法です。 新拡張子でなければ使えない ...
データベースの起動時の設定については、以下の記事で解説しています。
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起動時に特定のフォームを開いて開発用の機能を非表示にするには
Accessを起動したときに特定のフォームを開くようにするための設定です。 特にメニューフォームなどを作成したら設定が必要になりますね。 オ ...