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Office 2019 Access 2019

フォームウィザードでフォームを作成(クエリが認識されないことも)

投稿日:2019年9月10日 更新日:

Accessのフォームとはテーブルやクエリのデータをもとに、データの表示、入力、編集するためのオブジェクトです。

フォームウィザードでは、[単票形式]、[表形式]、[データシート]、[帳票形式]の4つのレイアウトから選択できるようになっています。

ウィザードなので、設問に答えていくだけでフォームを作成できます。

また、フォームウィザードでクエリが正しく認識されない場合は、プロパティのレコードソースで修正します。

フォームウィザード

参考ここでは[ウィンドウを重ねて表示する]の設定にしています。[ウィンドウを重ねて表示する]と[タブ付きドキュメント]の違いについては、以下の記事で解説しています。

[タブ付きドキュメント]と[ウィンドウを重ねて表示する]の違い

Access2007以降、オブジェクトを表示すると、タブ付きウィンドウで表示されるようになっています。従来からAccessを使用している方に ...

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フォームウィザードの起動


フォームウィザードを起動するには、[作成]タブの[フォーム]グループにある[フォームウィザード]をクリックします。

フォームウィザード

シンプルでカスタマイズ可能なフォームを作成するのに役立つ、フォームウィザードを起動します。

[作成]タブの[フォーム]グループにある[フォームウィザード]

[テーブル/クエリ]の▼ボタンをクリックして、フォーム作成となるテーブル、またはクエリを選択します。

ここでは、[T_売上]を選択します。

[選択可能なフィールド]からフォームに表示するフィールドを選択します。

ここでは、すべてのフィールドを表示するので、[>>]ボタンをクリックします。

フォームウィザードでテーブル/クエリの選択とフィールドの選択

[選択したフィールド]にすべてのフィールドが移行したことを確認して[次へ]のボタンをクリックします。

フォームウィザード[選択したフィールド]

フォームのレイアウトを指定します。

[単票形式]を選択して、[次へ]のボタンをクリックします。

参考ここのレイアウトについては、以下で解説しています。

フォームのレイアウトについて

フォームウィザードでレイアウトの選択

フォーム名を指定します。ここでは、[F売上]とします。

既定の[フォームを開いてデータを入力する]を選択したまま、[完了]ボタンをクリックします。

フォームウィザードでフォーム名を入力

次のような単票フォームが作成されます。

フォームウィザードで作成された単票フォーム

参考フォームビューで表示されるので、コントロールのレイアウトなどを修正する場合は、[レイアウトビュー]または[デザインビュー]に切り替えて修正します。

ここで[レイアウトビュー]が表示されていない場合は、[Accessのオプション]でレイアウトビューを使用しない設定になっていないかを確認してください。

レイアウトビューを使用しない設定

[ホーム]タブの[表示]でビューの切り替え

フォームウィザードを使って、サブフォームを含むフォームを作成することもできます。以下の記事で解説しています。

テーブル間でリレーションシップの設定が出来ていれば、簡単に作成できます。

フォームウィザードを使ってサブフォームを含むフォームを作成

フォームウィザードで2つのテーブルやクエリを指定して、関連付けされたメインフォームとサブフォームを作成できます。 フォーム作成のもとになるテ ...

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クエリをもとに作成したが正しく認識されない場合の修正方法

フォームウィザードは、テーブル以外にクエリをもとにして作成できますが、作成したフォームにクエリがうまく認識されない場合があります。

例えば、以下のようなクエリがあります。

[Q_売上伝票]では、[伝票№]の昇順になるように[伝票№]フィールドの[並べ替え]で[昇順]にしています。

クエリのデザインビュー

クエリをデータシートビューで表示すると以下のように表示されます。[伝票№]の昇順に並んでいます。

クエリのデータシートビュー

フォームウィザードを使って、このクエリ[Q_売上伝票]をもとにフォームを作成して、フォームビューで表示すると、[伝票№]の昇順になっていません。

フォームウィザードでは、レイアウトは[データシート]を選択して作成しています。

フォームのデータシートビュー

レコードソースを修正

作成したフォームをデザインビューで開いて、フォームセレクターをダブルクリックしてフォームプロパティを表示します。

[データ]タブの[レコードソース]を見ると、以下のようになっています。ここを修正します。

フォームプロパティの[レコードソース]

[データ]タブの[レコードソース]の▼ボタンをクリックして、一覧から元となっているクエリを選択します。

ここでは、[Q_売上伝票]ですね。

プロパティで[レコードソース]を修正

データシートビューに切り替えて確認すると、[伝票№]の昇順に並びます。

フォームのデータシートビュー

フォームウィザードで選択できるレイアウトについて

フォームウィザードで選択できるフォームレイアウトは、以下の4つの形式です。

  • 単票形式
  • 表形式
  • データシート
  • 帳票形式

単票形式

1件のレコードを1つのフォームにカードのように表示されます。

単票形式のフォーム

表形式

レイアウトの選択で[表形式]を選択します。

フォームウィザード[表形式]

[表形式]を選択すると、以下のようなレイアウトのフォームが作成されます。

1件のレコードが1行に表示されて、複数のレコードが縦に並びます。

[表形式]を選択して完成したフォーム

データシート

レイアウトの選択で[データシート]を選択します。

フォームウィザードで[データシート]を選択

テーブルのデータシートビューと同じ形式になります。レコードが一覧で表示されます。

[データシート]を選択して完成したフォーム

帳票形式

レイアウトの選択で[帳票形式]を選択します。

フォームウィザードで[帳票形式]を選択

単票形式と同じように、1レコードが1フォームに表示されますが、帳票のように表示されます。

[帳票形式]を選択して完成したフォーム

参考この帳票フォームですが、フォームプロパティの[既定のビュー]を確認すると、[単票フォーム]となっています。この場合の[単票フォーム]は、1件のレコードのみが表示されるということだと思います。

帳票形式のプロパティ

ここで、[帳票フォーム]を選択すると、

プロパティの[既定のビュー]で[帳票フォーム]を選択

以下のように帳票形式のレイアウトのまま、複数のレコードが表示されるようになります。

帳票フォームに変更したフォーム

フォームウィザードで[帳票形式]を選択すると、複数のレコードが表示されると思われがちですが、フォームウィザードでの[帳票形式]は1レコードです。

[複数のアイテム]を選択した場合

複数レコードを表示するレイアウトを作成するのであれば、テーブルを選択して、[作成]タブの[フォーム]グループにある[その他のフォーム]から[複数のアイテム]を選択するといいと思います。

複数のアイテム

複数のレコードを一度に表示するフォームを作成します。

[作成]タブの[複数のアイテム]

[複数のアイテム]を選択すると、以下のようなレイアウトになります。

複数のアイテムを選択して完成したフォーム

この[複数のアイテム]を選択した場合のフォームのプロパティには[帳票フォーム]が選択されています。

複数のアイテムのフォームプロパティ

プロパティの[既定のビュー]でフォームレイアウトを切り替え

作成したフォームレイアウトが、目的のものでなかった場合は、フォームプロパティの[既定のビュー]で切り替えることができます。

デザインビューに切り替えて、[デザイン]タブの[ツール]グループにある[プロパティシート]をクリックするか、キーボードから[F4]キーを押します。フォームやレポートの場合は、[F4]キーを押すと、プロパティシートを表示できます。

または、フォームの左上の□をダブルクリックすると、フォームプロパティを表示できます。■になっている時はフォームが選択されています。

必ず[プロパティシート]の[選択の種類]が[フォーム]になっていることを確認してください。

フォームプロパティの表示

[書式]タブの[既定のビュー]のプルダウン▼をクリックします。以下の4つのフォームが選択できるようになっています。

フォームビューに切り替えてみて、目的のレイアウトに近いものを選択するといいですね。

  • 単票フォーム
  • 帳票フォーム
  • データシート
  • 分割フォーム

[既定のビュー]の選択肢

参考分割フォームについては、以下の記事で解説しています。単票とデータシートビューを同時に表示できます。

分割フォーム(単票フォームとデータシートを同時に表示)の作成と使い方

Accessでは、画面を2つに分け[単票フォーム]と[データシート]を同時に表示できる[分割フォーム]というのがあります。Access200 ...

続きを見る

ウィザード以外のフォームの作成

フォームを作成する方法はウィザードだけでなく、他にもあります。

できるだけテーブルやクエリに対応した目的のフォームに近いものを選択すると、その後の細かい編集も楽になります。

[作成]タブの[フォーム]グループに注目してください。

[作成]タブの[フォーム]グループ

[フォーム]グループの[フォーム]を選択すると、単票フォームが作成されます。

必ず、クリックする前にテーブルや、クエリを選択します。

フォーム

フォームを作成して、1レコードずる情報を入力できるようにします。

[作成]タブの[フォーム]

以下のような単票フォームが作成されます。

[フォーム]を選択して完成した単票フォーム

レイアウトビューで表示されるので、このままコントロールの編集ができます。

[ホーム]タブの[表示]で確認したり、ビューを切り替えることができます。

[ホーム」タブの[表示]でビューの切り替え

レイアウトの削除(コントロールのグループ解除)

フォームを作成すると、テーブルとしてレイアウトが設定されています。

[デザインビュー]に切り替えたときに、コントロールの位置や大きさを個別に調整するには、レイアウトを削除します。

[配置]タブの[テーブル]グループにある[レイアウトの削除]をクリックします。

[配置]タブの[テーブル]グループにある[レイアウトの解除]

または、コントロールを選択して右クリックします。ショートカットメニューの[レイアウト]から[レイアウトの削除]をクリックします。

これで個別に調整できるようになります。

右クリックの[レイアウトの削除]は、レイアウトビューにもあります。

ショートカットメニューの[レイアウト]-[レイアウトの削除]

参考Access2007では、コマンドボタンの名前は[解除]だったのですが、Access2010以降は[レイアウトの削除]となっています。

access2007の[レイアウトの解除]

右クリックも[解除]でした。

Access2007のフォームコントロールで右クリック

コントロールのグループ化を解除する方法については、以下の記事で詳細に解説しています。グループ同士を結合することもできます。

フォームのコントロールのグループ解除(レイアウトの削除)と結合・再設定

Accessでテーブルやクエリをもとにフォームを作成すると、コントロールを自由に移動できないということがあります。 それは、コントロールがグ ...

続きを見る

その他のフォーム(分割フォーム)

[作成]タブの[フォーム]グループの[その他のフォーム]をクリックすると、以下のメニューが表示されます。

  • 複数のアイテム
  • データシート
  • 分割フォーム
  • モーダルダイアログボックス

この中の分割フォームについては、以下の記事で解説しています。

分割フォーム(単票フォームとデータシートを同時に表示)の作成と使い方

Accessでは、画面を2つに分け[単票フォーム]と[データシート]を同時に表示できる[分割フォーム]というのがあります。Access200 ...

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[作成]タブの[その他のフォーム]

ナビゲーション

また、[ナビゲーション]をクリックすると、以下のメニューが表示されます。

  • 水平タブ
  • 垂直タブ(左)
  • 垂直タブ(右)
  • 水平タブ(2レベル)
  • 水平タブと垂直タブ(左)
  • 水平タブと垂直タブ(右)

ナビゲーションフォームの作成については、以下の記事で解説しています。

ナビゲーションフォームの作成

ナビゲーションフォームとは、作成したフォームやレポートをタブで切り替えて、表示できる機能です。 これはとても便利です。 ただし、[accdb ...

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[作成]タブの[フォーム]グループの[ナビゲーション]

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執筆者/はま

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