画面がネガフィルムのように反転した色になった時の対処方法

画面が突然ネガフィルムのようになると、驚いてしまいますね。

Windowsには［カラーフィルター］という機能があり、画面上の色を見やすくしたり、区別しやすくすることができます。

このカラーフィルターにはショートカットキーもあり、オンになっていると間違えて押してしまうこともあるかもしれません。

既定ではオフになっていますが、念のため、設定がオフになっているか確認しておくことをおすすめします。

参考Windows 11 バージョン 24H2での解説です。Windows 10での設定も解説しています。

カラーフィルターのオン/オフの設定

Windows 11のカラーフィルターをオン/オフにする設定です。

Windows［設定］の［アクセシビリティ］を表示します。

ショートカットキーは、［Windows］+［U］です。

［アクセシビリティ］から［カラーフィルター］をクリックします。

カラーフィルターの画面で少し下へスクロールすると、［カラーフィルター］のボタンがあります。

既定はオフになっています。

オンにすると、フィルターの選択ができるようになります。

［強さ］と［カラーブースト］は、上から3つの［赤緑（緑色弱、緑色覚異常）］［赤緑（赤弱、赤色覚異常）］｢青黄（三型色覚）］を選択したときに有効になります。

調整後、元に戻すには［リセット］ボタンをクリックします。

カラーフィルターをオンにすると、カラーフィルタープレビューで確認できます。

以下の画像は、［グレースケール］を選択しています。

プレビューだけでなく、すべての色がグレースケールになります。

Windows 10の場合

Windows 10にも同じ設定があります。

ショートカットキー［Windows］+［U］でWindows［設定］の［簡単操作］を表示します。

Windows 10の場合は、プレビューが下方にあります。既定はオフになっています。

Windows 10の場合は、［赤緑］などを選択しても［強さ］や［カラーブースト］の調整はできません。

カラーフィルターオン/オフのショートカットキー

カラーフィルターのオン/オフのショートカットキーは、［Windows］+［Ctrl］+［C］です。

Windows 10もWindows 11も同じショートカットキーです。

カラーフィルターのショートカットキーは、既定ではオフになっています。しかし、念のため、ここの設定は一度確認されることをおすすめします。

コピーのショートカットキー［Ctrl］+［C］を使用するときに、間違えて［Windows］キーも一緒に押してしまうとカラーフィルター機能がオンになってしまいます。

Windows 11の［カラーフィルターのキーボードショートカット］です。アクセシビリティ＞カラーフィルターの下部にあります。

Windows 10ではカラーフィルターの上部にあります。

画面表示が戻らない場合は［コントラストテーマ］を確認

アクセシビリティのカラーフィルターの設定をオフにしても、画面表示が元に戻らない場合は、［コントラステーマ］を確認してください。

同じ［アクセシビリティ］にあります。

［コントラストテーマ］を［なし］にします。

ショートカットキーは、左［Alt］+左［Shift］+［PrintScreen］です。

Windows 10のコントラストテーマ

Windows 10は、［簡単操作］の［ハイコントラスト］にあります。

ショートカットキーは同じです。

アクセシビリティや簡単操作での設定

Windows 11の［アクセシビリティ］では、以下のような設定もできます。

Snipping Toolのコントロールを表示するショートカットキー［Windows］+［Shift］+［S］は、［PrintScreen］キーに割り当てることができます。

以下の記事は、Windows 10の［簡単操作］での解説すが、Windows 11でも操作できます。記事内に記していますので参考にしてください。