Windows10のタスクバーの右端に日付が表示されていますね。この日付は和暦(元号)に変更することができます。
Windows7での変更方法は、以下の記事で解説しています。
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タスクバーの日付を和暦(年号表示)にするには
Windows 7のタスクバーの右端には、日付と時間が表示されています。 この日付を和暦に変更する方法です。 【和暦表示】 参考Window ...
短い形式と長い形式
タスクバーの日付は、ポイントするとポップアップが表示されます。
このポップアップで表示されるのが[長い形式]で、タスクバーの日付は[短い形式]になります。
[長い形式]と[短い形式]のどちらを和暦にしたいのか?どちらも和暦にしたいのか?で設定が変わってきます。
まず、[長い形式]と[短い形式]があることを知っておいてください。
[形式のカスタマイズ]ダイアログボックスの表示
Windows10のバージョンは、1803での解説です。
タスクバーの日付の箇所で右クリックします。ショートカットメニューから[日付と時刻の調整]をクリックします。
[設定]の[日付と時刻]が表示されます。
下へスクロールします。[関連設定]の[日付、時刻、地域の追加設定]をクリックします。
コントロールパネルの[時計と地域]が表示されます。
[地域]の[日付、時刻、または数値の形式の変更]をクリックします。
コントロールパネルの[地域]の[形式]タブが表示されます。下方にある[追加の設定]をクリックします。
[形式のカスタマイズ]ダイアログボックスが表示されます。[日付]タブをクリックします。
参考コントロールパネルの[日付、時刻、または数値の形式の変更]をクリックしても、上記と同様の[形式のカスタマイズ]ダイアログボックスを表示することができます。
カレンダーの種類を[和暦]に変更
カレンダーの種類は、既定で[西暦(日本語)]が選択されています。
▼ボタンをクリックして、[和暦]を選択します。
和暦を選択しただけで、[例]の[長い形式]が和暦になると思ったのですが、私の環境では変わりませんでした。
もし、和暦になっていなければ、[形式のカスタマイズ]ダイアログボックスの右下にある[適用]ボタンをクリックします。
すると、[例]にある表示が下のように変わると思います。
[例]に表示される形式でこれで[OK]ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じていけばいいです。
タスクバーの日付をポイントして表示される[長い形式]は、以下のようになります。
形式の変更
[短い形式]も[長い形式]も形式を変更することができます。
[短い形式]の▼ボタンをクリックすると、[和暦]の場合は、6種類の表示形式の選択肢があります。
[長い形式]の▼ボタンをクリックすると、[和暦]の場合は、10種類の表示形式の選択肢があります。
[短い形式]も[長い形式]も選択肢の中から形式を選択したら、右下の[適用]ボタンをクリックして、[例]に表示される形式を確認します。
タスクバーの長い形式は一行表示になるものと2行表示のものがあります。[適用]ボタンをクリックした後、タスクバーをポイントして確認してください。
参考[長い形式]の形式をコピーして、[短い形式]へコピーして貼り付けしてもOKです。
データ形式の表記は、ダイアログボックスに表示されているとおりです。直接入力してもOKです。
d,dd=日; ddd,dddd=曜日; M=月; y=年; gg=元号
元号を表示するには、[gg]が含まれている形式にします。
参考和暦に変更した後の形式の変更は、[設定]から行うこともできます。
短い形式が反映される箇所
短い形式を和暦などに変更すると、フォルダー内で表示形式を詳細表示にした場合、更新日時が和暦になります。
短い形式を以下のように選択します。
フォルダー内の更新日時は、以下のようになります。
Internet Explorerの印刷時のヘッダーとフッター
[短い形式]と[長い形式]は、Internet Explorerの[ページ設定]のヘッダーやフッターの選択肢の中にもあります。
Internet Explorer11で[ページ設定]をクリックします。ヘッダーとフッターの▼ボタンをクリックすると、選択肢の中に[日付(短い形式)]と[日付(長い形式)]があります。
以下は、ヘッダーの右側に[日付(長い形式)]を選択した場合の印刷プレビューです。
ヘッダーとフッターの配置は、上段が左側、中段が中央、下段が右側になります。
既定に戻すには
表示形式を既定に戻すには、[リセット]ボタンをクリックします。数値や通貨などの設定もリセットされます。
設定の[日付と時刻の形式を変更する]
和暦にするには、コントロールパネルの[形式のカスタマイズ]で設定しなければなりませんが、形式だけの変更であれば、もっと簡単にできます。
タスクバーの日付の箇所で右クリックします。ショートカットメニューから[日付と時刻の調整]をクリックします。
[設定]の[日付と時刻]が表示されます。
下へスクロールします。[日付と時刻の形式を変更する]をクリックします。
現在の形式が表示されます。
和暦を選択している場合は、ここの選択肢も和暦になります。
以下は、[日付(長い形式)]の▼ボタンをクリックして、選択肢を表示しています。スクロールすると、もう一種類の形式が表示され、すべてで10種類の形式があります。
選択すると、タスクバーの日付にすぐに反映されます。
参考[形式のカスタマイズ]での設定のように形式をコピーして貼り付けたり、直接入力することはできません。
新元号[令和]を表示するには更新プログラムをインストール
2019/05/01になったら、自動的に[令和]と表示されると思っていたのですが、更新プログラムをインストールしなければ表示されません。
日本の元号の変更について - KB4469068(Microsoft)
以下は、私が更新プログラムをインストールした時の記事です。参考になるかと思います。
下の画像は、更新プログラムをインストールする前の状態です。
タスクバーの日付をクリックすると、時間とカレンダーが大きく表示されます。設定すれば予定も表示できます。
更新プログラムをインストールすると、以下のように[令和]が表示されるようになります。
参考Excelで[令和1年]を[令和元年]と表示する方法については、以下の記事で解説しています。
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[令和1年]を[令和元年]と表示する(ユーザー定義と条件付き書式)
Excelで[セルの書式設定]で和暦表示にすると、2019/05/01から2019/12/31までは[令和1年]と表示されます。この[令和1 ...
タスクバーに表示するアイコンをカスタマイズする方法は、以下の記事で解説しています。
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通知アイコンのカスタマイズ
Windows10でタスクバーに表示される通知アイコンのカスタマイズの方法です。 最新のバージョン(1803)の場合は、[タスクバーの設定] ...