Microsoft Edgeで検索(アドレス)バーにキーワードを入力すると、自動的に予測して検索候補が表示されます。
この検索候補には、履歴やお気に入りの情報が含まれる場合があります。
便利な機能ですが、個人情報が漏洩するリスクも伴います。
この機能は、既定ではオンになっていますが、設定で無効にすることができます。
参考ここでの解説のMicrosoft Edgeのバージョンは、131.0.2903.63 です。
この記事の目次
検索(アドレス)バーのオートコンプリートとは
Microsoft Edgeの検索(アドレス)バーにキーワードを入力しようとすると、検索候補が表示されます。
これが[オートコンプリート]と呼ばれるものです。
以下は、私が[ペイント]と入力した時の検索候補です。
同じキーワードで入力しても、検索候補は各々異なります。
参考オートコンプリートは、かなり古くからある機能です。
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オートコンプリートの有効/無効の設定
オートコンプリートの設定画面は、検索候補から表示するのが一番早いと思います。
検索候補は、検索(アドレス)バーに1文字でも入力すると表示されますので、何でもいいので1文字入力します。
検索候補を表示したまま、右下にある[設定]ボタンをクリックします。
[検索とフィルター]の設定画面が表示されます。ここでオートコンプリートの有効/無効の設定ができます。
以下は、既定の画面です。
2つの設定があります。
1番目の設定をオフにすると、お気に入りや履歴の候補のみが表示されるようになります。
入力した文字を使用して、検索とサイトの候補を表示する
このオプションをオフにすると、お気に入りや履歴の候補だけが表示されます。入力した文字は、アドレスバーで使用されている検索エンジンに送信されません。
2番目の設定です。オフにすると、履歴とお気に入りなどからの候補が表示されなくなります。
オフにすると、[提案をカスタマイズする]も無効になります。
[提案をカスタマイズする]の選択肢は、[バランス(推奨)]と[その他の履歴]です。
入力した文字を使用して、このデバイスの履歴、お気に入り、その他のデータから候補を表示
この設定では、ローカル(履歴とお気に入り)と検索候補のバランスを調整します。
オフに設定した時の検索候補
2つの設定をオフにします。
設定後の検索候補です。
履歴やお気に入りの内容は表示されなくなります。
参考以下をコピーして、アドレスバーに貼り付け[Enter]キーを押しても[検索候補とフィルター]の設定画面を表示できます。
edge://settings/searchFilters
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検索フィルターの活用
検索フィルターというのは、検索候補の下部に表示されているメニューのことです。
既定では、[履歴]と[お気に入り]と[タブの設定]が並んでいます。
検索候補の中から、[履歴]や[お気に入り]、[タブの設定]の絞り込みができるというものです。
検索候補が多く表示されている場合、絞り込むと目的のページが見つけやすくなります。
例えば、検索(アドレス)バーに[mic]と入力します。検索候補が表示されます。
この時、[お気に入り]をクリックすると、お気に入りの中で該当するページのみが表示されます。
わざわざお気に入りを表示して見つけなくても、検索(アドレス)バーで探せるのは便利だと思います。
[履歴]をクリックすると、[履歴]の中からの絞り込みになります。
[タブの設定]をクリックすると、表示しているタブから該当するページのみが表示されます。
絞り込みの解除
絞り込んだ検索候補を解除するには、各メニューの[✕]をクリックします。
参考Microsoft Edgeの[お気に入り]については、以下の記事で解説しています。
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また、[履歴]については、以下の記事を参照してください。
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検索フィルターを無効にして非表示にする設定
検索フィルターも無効にすることができます。
無効にすると、検索候補の下部にメニューが表示されなくなります。
検索候補の右下にある[設定]ボタンをクリックします。
[検索候補とフィルター]の設定画面が表示されます。
[検索フィルター]をオフにします。
設定後、検索候補の[検索フィルター]は非表示になります。
[検索候補とフィルター]を設定から表示
検索候補とフィルターの設定は、Microsoft Edgeの[設定]からも表示できます。
検索(アドレス)バーの検索候補から表示した方が早いと思いますが、[検索フィルター]をオフにしていると検索候補に表示される[設定]も非表示になりますので、その場合は[設定]から辿ってください。
Microsoft Edgeの右上にある[設定など]をクリックして、メニューから[設定]をクリックします。
[設定]の左側のメニューから[プライバシー、検索、サービス]をクリックします。
一番下にある[検索と接続されたエクスペリエンス]をクリックします。
次に[アドレスバーと検索]をクリックします。
次に[検索候補とフィルター]をクリックします。
[検索候補とフィルター]の設定画面が表示されます。
設定の検索ボックスを利用
設定の検索ボックスを利用して検索してもいいと思います。
これ以降の画面は、右側のみ表示しています。
検索ボックスに[検索候補とフィルター]と入力します。
[検索と接続されたエクスペリエンス]をクリックします。
次に[アドレスバーと検索]をクリックします。
次に[検索候補とフィルター]をクリックします。
[検索候補とフィルター]の設定画面になります。
参考オートコンプリート機能は、ほかのアプリケーションにも備わっています。
アプリケーションによって異なりますが、便利であれば活用し、不要であれば無効に設定してください。
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