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クイックアシストの直接サポートでトラブル解決も迅速に

投稿日:2017年1月7日 更新日:

クイックアシストとは、Windows 10のAnniversary Updateで搭載された新機能の1つです。

簡単な操作で支援を提供する側は、支援を受ける側のパソコンを直接サポートすることができます。

クイックアシスト

Microsoftクイックアシストを使用すると、リモート接続を通じて2人のユーザーが1台のコンピューターを共有することで、一方のユーザーがもう一方のユーザーのコンピューターの問題解決を支援できるようになります。

クイックアシスト

まずは、Windows 10のバージョンを確認してください。

Anniversary Updateがインストールされていれば、バージョンは1607 OSビルドは14393.10です。

バージョンの確認方法は、以下の記事で解説しています。

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クイックアシストの起動

まず、クイックアシストを起動します。

[スタート]ボタンをクリックして[Windowsアクセサリ]をクリックして展開します。

その中にある[クイックアシスト]をクリックします。

スタートメニューの[Windowsアクセサリ]-[クイックアシスト]

または、検索ボックスに[アシスト]や[クイック]と入力してもヒットします。

検索ボックスに[アシスト]と入力

参考検索ボックスは、設定によって非表示になっていることがあります。

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クイックアシストの[支援を提供する]側の設定

[クイックアシスト]のウィンドウが表示されます。

[支援を受ける]か[支援を提供する]のどちらかを選択するようになっています。

ここでは、[支援を提供する]を選択して進みます。

クイックアシストの[支援を提供する]

アカウントとパスワードを入力してサインイン

サインインを求められますので、Microsoftアカウントとパスワードを入力してサインインします。

クイックアシストのサインイン

セキュリティコードのメモ

下のようなウィンドウになります。

6桁のセキュリティコードが表示されます。

このコードは毎回、変わるようです。

支援を受ける方へ、このセキュリティコードを連絡して、クイックアシストへ入力してもらうと接続できるようになります。

有効期限は10分です。

支援を受ける方へ6桁の番号を連絡します。

クイックアシストのセキュリティコードの確認

クイックアシストの[支援を受ける]側の設定

今度は支援を受ける側の設定です。

同じように[クイックアシスト]を起動します。

[支援を受ける]をクリックします。

クイックアシストの[支援を受ける]

セキュリティコードを入力して画面を共有

すると、コードを入力する画面になりますので、連絡を受けた6桁のセキュリティコードを入力して、[送信]ボタンをクリックします。

コードの桁数が違うと[送信]ボタンが青くなりません。

クイックアシストのコードを入力後送信

次に[画面を共有する]のウィンドウになります。

[許可]ボタンをクリックします。

クイックアシストの[画面の共有する]

しばらくすると、お互いが接続されます。

共有後の支援を提供する側のデスクトップ

クイックアシストのウィンドウ内に支援を受ける側のデスクトップが現れて、リモート接続で直接操作できるようになります。

タスクバーも表示されています。

クイックアシストのウィンドウは、拡大することができます。

環境にもよるかもしれませんが、操作はスムーズです。

ストレスなく操作することができます。

共有後の支援を提供する側のデスクトップ

共有後の支援を受ける側のデスクトップ

画面上部中央に[画面の共有は有効です]と表示されています。

共有後の支援を受ける側のデスクトップ

このボタンをクリックして共有を一時停止することもできます。

このボタンはドラッグで移動させることができます。

クイックアシストの一時停止

クイックアシストの終了

クイックアシストを終了するには、支援を受ける側、提供する側のどちらでも良いのですが、クイックアシストウィンドウの[閉じる]ボタンをクリックします。

ここでは、支援を提供する側で閉じます。

クイックアシストの[閉じる]ボタン

クリックすると[画面の共有が終了しました]という黒い画面に変わります。

以下のメッセージも表示されます。

画面の共有が終了しました

あなたとあなたが支援するユーザーのどちらかが画面の共有を終了しました。

再接続するか、クイックアシストを今すぐ閉じることができます。

クイックアシストの[支援を提供する側の画面の共有が終了しました]のウィンドウ

支援を受ける側のパソコンは、[画面の共有が終了しました]という下のような画面になります。

画面の共有が終了しました

まだ画面を共有したい場合は、ヘルパーに再接続を依頼してもう一度共有を開始できます。画面の共有が必要ない場合は、クイックアシストを閉じることができます。

お互いクイックアシストを閉じます。

支援を受ける側の[画面の共有が終了しました]のウィンドウ

閉じようとすると、クイックアシストのアンケートのような画面になります。

クイックアシストにどのくらい満足していますか?

改善するにはどうすればよいと思われますか?

改善案があれば入力して送信してください。

なければ、[閉じる]ボタンをクリックします。

クイックアシストのアンケート

この機能は使えると思いますね。これで問題解決!できるかも?

参考支援を受ける側で、見られたくないファイルがある場合は、隠しファイルの設定などをしておくことをお勧めします。

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[ステップ記録ツール]もトラブル解決のための機能

もう1つ、トラブル解決のためのツールとして、[ステップ記録ツール]という機能もあります。

操作を自動的にキャプチャしてくれる機能です。

Windows 10では解説していませんが、トラブルを早期に解決するためのツール(Windows 7)や、ステップ記録ツール(Windows 8)を参照していただければと思います。

[スタート]ボタンをクリックして、[Windowsアクセサリ]をクリック、その中に[ステップ記録ツール]があります。

以下の画像は、バージョン1803のものです。

ステップ記録ツール

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