Microsoft Edgeでは、WebページのURLをコピーして貼り付ける時に、URLではなくWebページのタイトルでリンク貼り付けができます。
状況によっては、URLで表示されてリンクされているより、見やすいと思います。
Microsoft Edgeなら、通常のコピー&ペーストでタイトル名を表示してリンクできます。
参考Microsoft Edgeのバージョンは、120.0.2210.144 です。
この記事の目次
Microsoft Edgeのリンク方法は2つの設定
Microsoft Edgeの[設定]を開きます。
Microsoft Edgeのウィンドウの右上にある[…](設定など)ボタンをクリックして、[設定]をクリックします。
Microsoft Edgeの[設定]の[共有、コピー、貼り付け]をクリックします。
以下をコピーして、アドレスバーに貼り付けして[Enter]キーを押しても表示することができます。
edge://settings/sharecopypaste
[URLのコピー&ペーストの形式の規定値]として[リンク]と[プレーンテキスト]というのがあります。
WebページのアドレスバーのURLをコピーしたときの動作を切り替えられるようになっています。
[プレーンテキスト]を選択した状態では、通常どおりURLがコピーして貼り付けられます。
[リンク]を選択して、WebページのURLをコピーしてWordやExcelなどに貼り付けると、タイトル名で表示されてリンクされます。
[リンク]を選択すると、ショートカットキーが表示されます。
参考もし、Microsoft Edgeの[設定]を開いても[共有、コピー、貼り付け]がない場合は、バージョンを最新のものにしてください。
設定の[Microsoft Edgeについて]をクリックすると、更新されます。
ショートカットキー[Ctrl]+[V]での貼り付けした場合の違い
- [リンク]を選択している場合
[Ctrl]+[V]で貼り付けると、URLをハイパーリンクされたタイトル名で表示されて貼り付けられます。 - [プレーンテキスト]を選択している場合
[Ctrl]+[V]で貼り付けると、URLをウェブアドレスとして貼り付けられます。
[共有、コピー、貼り付け]の[リンク]を選択した場合の貼り付け
Webページを開いて、アドレスバーをクリックするとURLが選択されます。そのままアドレスバーのURLをコピーします。
右クリックのショートカットメニューから[コピー]をクリックします。
ショートカットキーは、[Ctrl]+[C]ですね。
Excelのワークシートに貼り付け
Excelに貼り付てみます。
貼り付けしたいセルを選択して、[ホーム]タブの[貼り付け]をクリックします。
以下のようにタイトル名でリンク貼り付けされます。
貼り付けのショートカットキー、[Ctrl]+[V]を使用しても構いません。
参考[貼り付けのオプション]の[貼り付け先の書式に合わせる]を選択すると、リンクなしのタイトル名のみが貼り付けられます。
ハイパーリンクの修正などについては、以下の記事で解説しています。
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ハイパーリンクの挿入・編集・削除
ハイパーリンクを挿入すると、セル内の文字列や図形に別の場所の情報をリンクさせることができます。 ハイパーリンクを挿入すると、クリックするだけ ...
メールに貼り付け
メールでもWebページをリンクして送信する場合が多いと思いますが、その場合も、長いURLがリンクされているより、ずっと見やすいと思います。
以下は、Outlook2019の新規メッセージに貼り付けた状態です。
従来どおりのURLで貼り付けしたい場合は、貼り付け後の[貼り付けのオプション]で[テキストのみ保持]をクリックします。
Microsoft Edgeの設定を変更する必要はありません。[共有、コピー、貼り付け]は[リンク]のままです。
または、貼り付け前に右クリックのショートカットメニューから[貼り付けのオプション]で[テキストのみ保持]をクリックします。
参考URLの中に日本語がある場合、URLを貼り付けるとすごく長いURLになります。こういう場合もタイトル名のリンクだとスッキリですね。
Edgeで開いたGmail
Microsoft EdgeでGmailを開いて、貼り付け前のショートカットメニューの[貼り付け]で選択できるようになっています。
この場合、Microsoft Edgeの[設定]で[プレーンテキスト]を選択していても、ショートカットメニューから[リンク]に変更できます。
Gmailに限らず、Microsoft Edgeで開いたアプリでは、貼り付けのサブメニューで選択できます。
以下の画像は、[リンク]を選択しています。ショートカットキー[Ctrl]+[V]では、リンク(タイトル名表示のリンク貼り付け)になります。
[Ctrl]+[Shift]+[V]では、書式なしのURLが貼り付けられます。
[プレーンテキスト]を選択していると、以下のようになります。ショートカットキー[Ctrl]+[V]では、書式なしの貼り付け(ウェブアドレス表示)になります。
しかし、[リンク]を選択すると、タイトル名表示のリンク貼り付けになります。
[貼り付け]のサブメニューにある[既定値の変更]をクリックすると、Microsoft Edge設定の[共有、コピー、貼り付け]が表示されます。
[リンク]と[プレーンテキスト]の違い
[共有、コピー、貼り付け]の[リンク]と[プレーンテキスト]の違いを以下にまとめてみました。
やはりタイトル名で表示されているほうが見やすいし、分かりやすいと思います。
参考プレーンテキストを選択して貼り付けたURLもセルでダブルクリックすると、ハイパーリンクになります。ただし、オートコレクトが既定の設定の場合です。
[オートコレクトのオプション]で設定などの変更は可能です。
また、ハイパーリンクは[ハイパーリンクの編集]ダイアログボックスを表示して編集できます。
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ハイパーリンクの挿入・編集・削除
ハイパーリンクを挿入すると、セル内の文字列や図形に別の場所の情報をリンクさせることができます。 ハイパーリンクを挿入すると、クリックするだけ ...
Excelのオートコレクトで[インターネットとネットワークのアドレスをハイパーリンクに変更する]のチェックボックスをオフにしていても、[リンク]で貼り付けすると、セルに貼り付けたURLはハイパーリンクになります。
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ハイパーリンクの一括削除と自動的にハイパーリンクにしない設定
Excel2010以降の機能です。 Excel2010以降では、ハイパーリンクの設定をまとめてクリアすることができるようになりました。 また ...
クリップボードの使用
Windows 10では、クリップボードの履歴を表示できるようになっています。
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クリップボードの履歴[Windows]+[V]で過去の履歴を貼り付け
Windows10 バージョン1809では、クリップボードの履歴を保存できるようになりました。 この機能を使うと、過去のコピーや切り取りした ...
ショートカットキー[Windows]+[V]で呼び出せます。
このクリップボードにも保存されるので、何かと便利です。
クリップボードには、URLが表示されていますが、Microsoft EdgeでコピーしたURLは、貼り付けるとタイトル名で表示されます。
Microsoft Edge[設定]の[共有、コピー、貼り付け]で[リンク]を選択している場合です。
クリップボードを使用すると、複数のWebページのURLをまとめてコピーして、貼り付け先にまとめて貼り付けられます。
リンクの文字列のみをコピーしたい場合
リンクの文字列のみをコピーしたい場合の方法です。
リンク文字をドラッグすると、右上に点が3つ縦に並びます。[ミニメニュー]と呼ばれるものです。
クリックすると、メニューが表示されますので[コピー]をクリックします。
Excelなどでは、[貼り付けオプション]でリンクなしにできますが、メモ帳などに文字列のみを貼り付けたい場合は便利です。
文字列のみをコピーして貼り付けられます。
[その他のアクション]をクリックすると、すべてのメニューが表示されます。
Microsoft Edgeの設定などでも表示されます。バージョンをコピーしたい場合などは便利です。
参考ミニメニューが表示されない場合は、設定を確認してください。
ウィンドウの右上にある[設定など]ボタンをクリックします。ショートカットキーは、[Alt]+[F]です。
メニューから[設定]をクリックします。
[外観]で[テキストを選択したときにミニ メニューを表示する]がオフになっていないかを確認してください。
リンク文字の一部分をコピーしたい場合
リンク文字の途中の一部分をコピーしたい場合は、キーボードから[Alt]キーを押したままドラッグします。
リンクのお尻から選択は簡単にできても、途中の一部分を選択するのは難しいです。[Alt]キーを使用すると簡単に選択できます。
[Alt]キーを使って範囲選択した時は、ミニメニューは表示されないかもしれませんが、そのままショートカットキー[Ctrl]+[C]を使ってコピーできます。