Wordの文書を開くと、なんだかおかしい。
いつもと違うなぁ~と感じて、よく見ると上の余白がないということがあります。
通常は、下のようになっていますね。
本文の上の余白がなくなった状態
ところが、下のような状態になることがあります。
気がつかないうちに、余白を表示しないという設定をしてしまったのだと思います。
この時、文書下の余白もない状態です。
空白スペースを表示する
そのときは、ルーラーの近くにマウスを持っていくと、下のようなマークが出ますので、そのときにクリックしてください。
ポップヒントには、[空白スペースを表示する]とあります。
これで元どおりです。
元に戻った状態で、同じようにルーラーのすぐ下をマウスでポイントすると、同じマークが表示されます。
今度は、[空白スペースを表示しない]というポップヒントがでますね。
おそらく、このときにクリックしてしまったのでしょうね。
この設定は、ページ下の余白も連動します。
[オプション]ダイアログボックスから設定
また、[オプション]から設定することもできます。
[ツール]メニューの[オプション]をクリックします。
[オプション]ダイアログボックスの[表示]タブから、[ページ間の余白(印刷レイアウト)]の項目でも設定できます。
参考[オプション]ダイアログボックスは、アクセスキーを使ってキーボードから[Alt]→[T]→[O]の順に押しても表示できます。
Word2007以降はダブルクリックで解決
Word2007以降では、ページ上下の空白スペースは、ダブルクリックで表示/非表示ができるようになっています。
ルーラーの下付近をポイントすると、以下のポップヒントが表示されます。
ダブルクリックすると、空白スペースが表示されなくなります
空白が表示されなくなっている時は、以下のポップヒントが表示されます。
ダブルクリックすると、空白スペースが表示されます
Word2007以降も[Wordのオプション]ダイアログボックスの[表示]に[印刷レイアウト表示でページ間の余白を表示する]の設定があります。
印刷レイアウト表示でページ間の余白を表示する
上余白と下余白をヘッダーやフッターの内容と一緒に表示します。
ページの上端または下端をポイントし、ダブルクリックすると、このオプションを簡単に変更できます。
参考Word2007の[Wordのオプション]ダイアログボックスは、アクセスキー[Alt]→[F]→[I]で表示できます。
Word2010以降は、[Alt]→[F]→[T]です。Word2003の時と同じ[Alt]→[T]→[O]の順に押しても表示できます。
水平ルーラーの近くをダブルクリックすると、[ページ設定]ダイアログボックスを表示できます。
この操作をするときに、少し位置を間違えてダブルクリックしてしまい、余白が非表示になってしまうこともあるかもしれません。
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または、ヘッダー/フッター領域を表示しようとダブルクリックしたときに、間違って余白を非表示にしてしまうこともあるかと思います。
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