1ページ目にはページ番号を挿入したくない（2ページ目に1を表示）

1ページ目（先頭ページ）は表紙としているので、ページ番号を挿入したくない場合の方法です。

［デザイン］タブで［先頭ページのみ別指定］をオンにして、［ページ番号の書式］ダイアログボックスを表示して開始番号を［0］に設定します。

Word2013での解説です。

参考表紙機能を使用した場合の方法は、以下の記事で解説しています。

［ヘッダー/フッター］の表示

文書の上部、ページのヘッダー範囲内でダブルクリックします。

下のように［ヘッダー/フッターツール］タブが現れて、右端には［ヘッダーとフッターを閉じる］ボタンがあります。

［先頭ページのみ別指定］をオン

［ヘッダー/フッターツール］-［デザイン］タブの［オプション］グループにある［先頭ページのみ別指定］のチェックボックスをクリックしてオンにします。

そうすると、1ページ目は［ヘッダー］が［1ページ目のヘッダー］に変わります。

参考［先頭ページのみ別指定］は、［ページ設定］ダイアログボックスから設定することもできます。連動します。

表紙を［挿入］タブの［表紙］から作成した場合は、［先頭ページのみ別指定］が自動的にオンになります。また、［開始番号］を変更する必要もありません。

2ページ目にページ番号を挿入

1ページ目のヘッダーには何も設定せず、2ページ目のヘッダー部分にページ番号を挿入します。

まず、2ページ目のヘッダー内でクリックして、カーソルがあることを確認します。

［デザイン］タブの［ヘッダーとフッター］グループにある［ページ番号］をクリックして、メニューの中から［ページの上部］を選択します。

任意のページ番号をクリックします。

2ページ目以降のヘッダーに［ページ番号］が挿入されます。

この時、2ページ目のページ番号は［2］と表示されていると思います。

開始番号を変更

ページ番号を［1］に変更します。

ページ番号は選択しなくていいので、［ページ番号］から［ページ番号の書式設定］をクリックします。

［ページ番号の書式］ダイアログボックスが表示されます。

［開始番号］を選択して［0］にします。［OK］ボタンをクリックします。

これで、2ページ目のページ番号は［1］になります。

ページ番号の書式設定

［ページ番号］を選択すると、［描画ツール］タブが現れます。

［書式］から［図形の塗りつぶし］を選択して、塗りつぶしの色を変更することができます。

ここでは、赤の塗りつぶしを設定しています。

ヘッダーとフッターを閉じる

ページ番号の設定が完了したら、本文内をダブルクリックすると［ヘッダー/フッター］を閉じることができます。

または、［デザイン］タブの［閉じる］グループにある［ヘッダーとフッターを閉じる］をクリックします。

ページ番号の削除

ページ番号を削除するときは、必ずページ番号が挿入されているページのヘッダー、または、フッターにカーソルを置いて、［ページ番号］から［ページ番号の削除］をクリックします。

全てのページのページ番号が削除されます。

1ページ目のページ番号が挿入されていないヘッダーやフッターにカーソルを置いて操作しても、削除されませんので気をつけてください。

［ページ設定］ダイアログボックスからも設定可

［先頭ページのみ別指定］の設定は［ページ設定］ダイアログボックスからも行うことができます。

［ページレイアウト］タブの［ページ設定］グループにある［ダイアログボックス起動］ボタンをクリックします。

［ページ設定］ダイアログボックスが表示されます。

［その他］タブの［ヘッダーとフッター］に［先頭ページのみ別指定］の項目があります。

［ヘッダー/フッターツール］-［デザイン］タブの設定と連動します。

参考Wordの［ページ設定］ダイアログボックスは、ルーラーや余白をダブルクリックしても表示できます。

関連奇数偶数ページでページ番号を別指定したい場合もページ設定から行うことができます。

また、3ページ目からページ番号を設定するには、セクション区切りを挿入します。

奇数ページのみにページ番号を振ることもできます。

ページ番号をヘッダー/フッターの領域外へ挿入する方法も解説しています。

Excelにも［先頭ページのみ別指定］という設定があります。