Outlookのウィンドウの下方に表示されるナビゲーションバーは、[ナビゲーションオプション]ダイアログボックスの設定でカスタマイズすることができます。
表示するアイテムを変更したり、その数や順番も変更できますし、コンパクトサイズにすることもできます。
ナビゲーションバー
既定ではOutlook2013のナビゲーションバーは以下のようになっていると思います。
左から、[メール]、[予定表]、[連絡先]、[タスク]の順に並んでいると思います。
各アイテムをクリックして表示を切り替えることができます。
ナビゲーションバーが左上にある場合
ナビゲーションバーは、これまでずっと、ウィンドウの左下の位置にあったのですが、Microsoft 365のOutlookとOutlook2021と2019では、ウィンドウ左上に縦に並ぶようになっています。
Microsoft 365のOutlookでは、以前から実装されていましたが、Outlook2021と2019では最近実装されました。バージョン 2304 ビルド(16327.20214)
以下の画像は、Outlook2021です。
上から順に以下のボタンが並んでいます。
- メール
- 予定表
- 連絡先
- タスク
- To Do
- その他のアプリ
ナビゲーションバーを従来の位置へ戻すには
ナビゲーションバーは、従来の位置へ戻すことができます。
ナビゲーションバーの[その他のアプリ]をクリックして、[オプション]をクリックします。
[Outlookのオプション]ダイアログボックスの[詳細設定]タブが表示されます。
[Outlookウィンドウ]にある[Outlookアプリを表示する]のチェックボックスをオフにして、[OK]ボタンをクリックします。
Outlookでアプリを表示する
Outlookからアプリをすばやく検索して起動します。新しいエクスペリエンスを再通知し、クラシックOutlookナビゲーションバーに戻るには、この設定をオフにします。Outlookを再起動する必要があります。
[再起動が必要です」のメッセージウィンドウが表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。
ウィンドウの左下に表示されるようになります。
参考以下の記事でも解説しています。365のOutlookには、当初、元に戻す機能はありませんでした。
Outlookのナビゲーションバーが移動(元に戻す設定が追加された)
[ナビゲーションオプション]ダイアログボックスの表示
ナビゲーションバーの右端にある[…]をクリックして、[ナビゲーション オプション]をクリックします。
あるいは、[表示]タブの[レイアウト]グループにある[フォルダーウィンドウ]から[オプション]をクリックします。
ナビゲーションオプションでカスタマイズ
[ナビゲーション オプション]ダイアログボックスは下のようになっています。
[表示アイテムの最大数]は[4]、[コンパクト ナビゲーション]のチェックボックスはオフになっています。
[表示する順番]は、[メール]、[予定表]、[連絡先]、[タスク]、[メモ]、[フォルダー]、[ショートカット]の順になっています。
ナビゲーションバーのコンパクト表示
このナビゲーションの設定を以下のように変えてみます。
[表示アイテムの最大数]は[2]、[コンパクト ナビゲーション]のチェックボックスはオンにして、[OK]ボタンをクリックします。
ナビゲーションバーは、下のようになります。
フォルダーウィンドウの幅が狭い場合は、指定したアイテム数が表示されない場合があります。
また、フォルダーウィンドウを最小化にすると、縦に並びます。
参考[連絡先]が消えたと思ったら、ナビゲーションバーの設定が変わっていたということがあります。
[ナビゲーションオプション]を表示して設定を確認してみてください。
アイテムの表示順の変更
また、ナビゲーションバーに表示するアイテムの順番も変更することができます。
[ナビゲーションオプション]をクリックします。
[連絡先]を選択して、[上へ]のボタンをクリックして1つ上へ移動させます。
参考[ナビゲーションオプション]の[リセット]ボタンをクリックして、既定の設定に戻すことができます。
ナビゲーションバーは、下のように並びます。
[メール]、[連絡先]、[予定表]、[タスク]の順になります。
関連Microsoftの解説ページです。
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