Windows 7 & Office 2010 Outlook 2010

すべての新着通知をオフにして指定した条件のメールのみを通知する

投稿日:2017年1月7日 更新日:

新着メールが届くと、音が鳴ったり、デスクトップ通知が表示されたりします。

デスクトップ通知

また、タスクバーの通知領域に封筒のアイコンが表示されます。

タスクバーの通知領域-新着メールの通知

仕事中は、新着メールの通知が煩わしく感じることもあると思います。

メッセージ受信の通知は、オフにすることができます。しかし、大切なメールはすぐ気が付くようにしておきたいですね。

その場合の方法です。2つの方法を紹介します。

新着メッセージの非通知設定

新着メッセージの表示は、設定で非表示にすることができます。

[ファイル]タブの[オプション]をクリックして[Outlookのオプション]ダイアログボックスを表示します。

アクセスキーを使ってキーボードから[Alt]→[F]→[T]の順に押しても表示できます。

キーボード[Alt]→[F]→[T]

[Outlookのオプション]の[メール]-[メッセージ受信]で受信の方法を選択します。

新着メッセージの通知方法は、以下の4つです。

既定では、すべてのチェックボックスがオンになっています。

  • 音で知らせる
  • マウスポインターを変更する
  • タスクバーに封筒のアイコンを表示する
  • デスクトップ通知を表示する

Outlook2013以降は、[マウスポインターを変更する]はオフになっています。

作業の邪魔にならないように設定したいですね。

Outlookのオプションの[メッセージの受信]

[デスクトップ通知の設定]について

メッセージ受信のデスクトップの通知は、カスタマイズすることができます。

[デスクトップ通知の設定]ボタンをクリックすると、以下の[デスクトップ通知の設定]ダイアログボックスが表示されます。

[表示時間]と[透明度]を設定できます。

[デスクトップ通知の設定]ダイアログボックス

参考Outlook2013以降は、この設定はありません。

メッセージ受信をオフに設定

ここでは、メッセージ受信の設定項目をすべてオフに設定します。

チェックボックスをすべてオフにして、[OK]ボタンをクリックします。

Outlookのオプションの[メッセージの受信]

仕分けルールの作成(新着アイテム通知ウィンドウの表示)

大切なメールには、すぐに気がつくようにしておきたいですね。

ルールを作成して、メッセージが届いたら通知を表示するようにします。

受信メールの中でルールに設定したいメッセージを選択して、[ホーム]タブの[移動]グループにある[ルール]をクリックして、[仕分けルールの作成]をクリックします。

仕分けルールの作成

このメッセージの差出人または宛先に基づいてルールを作成し、メールが常に特定のフォルダーに移動されるようにします。

[ルール]の[仕分けルールの作成]

[仕分けルールの作成]ダイアログボックスが表示されます。

条件は、3つありますので、目的に合う条件を設定します。

ここでは、[差出人が次の場合]のチェックボックスをオンにします。

また、実行する処理も任意の設定をします。

ここでは、[新着アイテム通知ウィンドウに表示する]のチェックボックスをオンにします。

[音で知らせる]をオンして、[参照]ボタンをクリックして音を選択することもできます。

設定が完了したら、[OK]ボタンをクリックします。

[仕分けルールの作成]ダイアログボックス

以下の[成功]メッセージウィンドウが表示されます。

ここでは、必要ないので、[OK]ボタンをクリックして閉じます。

[成功]メッセージウィンドウ

ルールの条件に合うメールが届くと、以下の[新しいメールの通知]が表示されます。

[アイテムを開く]ボタンをクリックすると、メッセージを読むことができます。

[新しいメールの通知]ウィンドウ

ルールの編集

作成したルールの名前や内容を変更したい場合は、ルールの管理から編集します。

[ホーム]タブの[移動]グループにある[ルール]をクリックして、[仕分けルールと通知の管理]をクリックします。

[ルール]の[仕分けルールと通知の管理]

[仕分けルールと通知]ダイアログボックスが表示されます。

名前の変更だけであれば、[仕分けルールの名前変更]をクリックして編集できます。

通知ウィンドウだけでなく、音でも知らされるようにしたいのであれば、[音で知らせる]をクリックして設定します。

また、[仕分けルール設定の編集]をクリックすると、[自動仕分けウィザード]が表示されます。

仕分けルールのチェックボックスをオフにすると、ルールの解除になります。

[仕分けルールと通知]ダイアログボックス

仕分けルールの作成(デスクトップ通知を設定)

[仕分けルール]で[新着アイテム通知ウィンドウに表示する]を設定すると、画面中央付近に表示されます。

作業中は、少し邪魔になるかもしれません。

この[新しいメールの通知]ウィンドウではなく、受信トレイの新着メッセージと同じ[デスクトップ通知]を表示することもできます。

受信メールの中でルールに設定したいメッセージを選択して、[ホーム]タブの[移動]グループにある[ルール]をクリックして、[仕分けルールの作成]をクリックします。

[ルール]の[仕分けルールの作成]

[仕分けルールの作成]ダイアログボックスが表示されます。

ここでは、[差出人が次の場合]のチェックボックスをオンにします。

そして、[詳細オプション]ボタンをクリックします。

[仕分けルールの作成]ダイアログボックスで[差出人が次の場合]をオンにして[詳細オプション]をクリック

[自動仕分けウィザード]が表示されます。[次へ]ボタンをクリックします。

[自動仕分けウィザード]の[次へ]ボタン

[デスクトップ通知を表示する]のチェックボックスをオンにして[完了]ボタンをクリックします。

[Outlookのオプション]ダイアログボックスの[メッセージ受信]で、[デスクトップ通知を表示する]をオフにしていてもルールに対しては有効になります。

[自動仕分けウィザード]の[デスクトップ通知を表示する]のチェックボックスをオン

仕分けルールでフォルダーに振り分けしたメールには、受信トレイの新着メッセージの通知設定が有効になりませんので、通知を表示するには、[仕分けルールと通知の管理]で[新着アイテム通知ウィンドウに表示する]か、[仕分けウィザード]で[デスクトップ通知]をオンにします。

仕分けルールは、作成後に設定を編集したり、追加することができます。以下の記事では、サーバールールとクライアントルールについても記しています。

仕分けルールで指定フォルダーへ移動させているメールの通知設定

仕分けルールを作成すると、差出人や件名などで、受信トレイ以外の指定フォルダーへ移動させることができます。 便利な仕分けルールですが、振り分け ...

続きを見る

参考仕分けルールは、とても便利です。上手に使いこなしたいですね。

仕分けルールはエクスポートして保存することができます。バックアップのためにもおすすめします。

受信メールを差出人や件名で作成したフォルダーへ自動的に振り分ける

Outlookで受信したメールは、差出人や件名によって、自動的にフォルダーへ振り分けることができます。 仕分けルールを使用すると、大事なメー ...

続きを見る

以下の記事でも仕分けルールについて解説しています。

クイック操作の[上司に転送]設定(1分間待機してから自動的に送信)

Outlookの[ホーム]タブに[クイック操作]グループがあります。Outlook2010の新機能です。 お決まりの操作があれば、この機能を ...

続きを見る

特定の人に受信済みの応答メッセージを自動送信する

Outlookで特定の人から受信したら、メールを受信したという内容のメッセージを自動的に送信する方法を紹介します。まず、自動返信用のメッセー ...

続きを見る

仕分けルール[削除する(復元できません)]のルールが有効にならない

頻繁に受信する迷惑メールがあって、そのメールを仕分けルールを使って、[削除する(復元できません)]の設定にしているのに、どうしても[迷惑メー ...

続きを見る

検索

ほかの記事も検索してみませんか?

Access / Excel / PowerPoint / Word

関連記事30件

Profile

-Windows 7 & Office 2010 Outlook 2010

Copyright © 2001-2024 初心者のためのOffice講座 All Rights Reserved.

Copyright© 初心者のためのOffice講座 , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.