Outlook2013で削除済みアイテムフォルダーを空にする方法です。
Outlookを終了するときに空にする設定や、メッセージの非表示設定もできます。
また、[フォルダーを空にする]のコマンドをクイックアクセスツールバーに登録しておくのも便利です。
終了時に削除済みアイテムフォルダーを空にする
Outlookを終了するときに、削除済みアイテムフォルダーを空にするには、以下の手順を行います。
[ファイル]タブをクリックして、[オプション]をクリックします。
キーボードから操作することもできます。
[Alt]→[F]→[T]の順に押すと、[オプション]ダイアログボックスを表示できます。Outlook2007以上であれば、同じです。
[Outlookのオプション]ダイアログボックスの[詳細設定]タブをクリックします。
[Outlookの開始と終了]の[Outlookの終了時に、削除済みアイテムフォルダーを空にする]のチェックボックスをオンにします。
[OK]ボタンをクリックして閉じます。
確認メッセージの非表示設定
また、削除するときに下のメッセージを表示しないようにするには
すべてのアカウントの[削除済みアイテム]フォルダーにあるすべての内容を完全に削除しますか?
[Outlookのオプション]の[詳細設定]の[その他]にある[削除前に確認メッセージを表示する]のチェックボックスをオフにします。
手動で削除済みアイテムフォルダーを空にする
手動で削除するには、[削除済みアイテム]を表示して、[フォルダー]タブの[クリーンアップ]グループにある[フォルダーを空にする]をクリックします。
クイックアクセスツールバーに追加してより便利に
[フォルダーを空にする]コマンドをクイックアクセスツールバーに登録しておくと便利です。
[フォルダーを空にする]で右クリックして、[クイックアクセスツールバーに追加]をクリックします。
クイックアクセスツールバーに登録すると、タブを切り替える必要がなく効率的です。
参考クイックアクセスツールバーから削除する場合は、コマンドボタンで右クリックして、[クイックアクセスツールバーから削除]をクリックします。
[削除済みアイテム]フォルダーを空にする方法は、Outlook2010でも解説しています。
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[Alt]キーと[数字]キーでコマンドを実行
クイックアクセスツールバーに登録したボタンは、[Alt]キーを押してアクセスキーを表示すると、数字が割り当てられていることが分かります。
数字は、クイックアクセスツールバーの並びによって変わります。
[Alt]→[数字]キーでコマンドを実行できます。以下の画像は、Excel2010です。
クイックアクセスツールバーのカスタマイズについては、以下の記事で解説しています。
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