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[Microsoft Print to PDF]を削除してしまった!復活させるには

投稿日:2020年6月27日 更新日:

Windowsには、[Microsoft Print to PDF]というさまざまなファイルをPDF化できる仮想プリンターが標準で搭載されています。

[印刷]ダイアログボックスを表示すると、プリンターの選択肢に[Microsoft Print to PDF]があり、選択して印刷すると、PDFファイルとして出力されます。

この[Microsoft Print to PDF]はWindowsの設定の[プリンターとスキャナー]から誤って削除しても簡単に復活させることができます。

また、[Microsoft XPS Document Writer]を復活させる場合も同じ同じです。

ここでの解説は、Windows 10(バージョン 22H2)です。

[Windowsの設定]の[プリンターとスキャナー]

参考[Microsoft Print to PDF]に使い方については、以下の記事で解説しています。

写真・Webページ・メモ帳などをPDFとして保存するには[印刷]から

WordやExcelなどのMicrosoft Officeで作成したものであれば、[名前を付けて保存]からPDFファイルとして保存することが ...

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Microsoft Print to PDFは、印刷の問題を切り分ける際にも非常に便利なツールとなります。

Microsoft Print to PDFで印刷時のトラブルの原因を切り分け

プリンターとスキャナーの[Microsoft Print to PDF]

Windows 10のスタートメニューを表示して[設定]をクリックして[Windowsの設定]ウィンドウを表示します。

スタートメニューの[設定]

参考[Windowsの設定]ウィンドウを表示するショートカットキーは、[Windows]+[i]です。

キーボード[Windows]+[i]

[Windowsの設定]の[デバイス]をクリックします。

[Windowsの設定]の[デバイス]

そして、[プリンターとスキャナー]をクリックします。

この中に[Microsoft Print to PDF]があります。また、[Microsoft XPS Document Writer]もあります。

[Windowsの設定]の[プリンターとスキャナー]

[Microsoft Print to PDF]を削除

意図的に削除することもあるでしょうし、誤って削除してしまうこともあると思います。

[Microsoft Print to PDF]をクリックして、[デバイスの削除]をクリックすると、確認メッセージが表示されます。

[はい]をクリックすると、簡単に削除できてしまいます。

[Microsoft Print to PDF]は便利なものなので、削除するのはお勧めしません。

[Microsoft Print to PDF]の[デバイスの削除]

[プリンターとスキャナー]に[Microsoft Print to PDF]はありません。消えています。

[プリンターとスキャナー]から[Microsoft Print to PDF]が消えた

上記の状態の時は、[印刷]ダイアログボックスに[Microsoft Print to PDF]はありません。

[Microsoft Print to PDF]を使ってPDFファイルを出力しようと思ったら、ない!ということになります。

以下は、メモ帳の[印刷]ダイアログボックスです。

メモ帳の[印刷]ダイアログボックス

参考Wordで印刷設定したままPDFファイルとして保存したい場合は、[Microsoft Print to PDF]で出力します。

たとえば、1枚に4ページ印刷したい場合などです。

A4サイズで作成した文書を縮小して1枚に4ページ印刷する方法

A4サイズで作成した文書を縮小して、A4用紙に縮小して1枚に4ページ(2ページ)印刷したいということがあります。 配布用やメモ用にA6サイズ ...

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また、Excelでグループ設定して、両面印刷設定をグループのすべてのシートに反映させるには、一時的に[Microsoft XPS Document Writer]や[Microsoft Print to PDF]に切り替えると印刷できます。

複数シートに両面印刷設定をするには一時的にPDFに切り替えて印刷

Excelで複数シートを両面印刷したい場合の方法です。 これって、できないと思っていたのですが、 複数シートの両面・カラー印刷 以下のサイト ...

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[Microsoft Print to PDF]を復活させるには

私が実際行って復活できた方法です。Windows 10 Homeで バージョンは22H2です。

一番手っ取り早いのは、[検索]ボックスに[Windowsの]で検索する方法だと思います。

Windows 10もWindows 11もヒットすると思います。

[Windowsの機能の有効化または無効化]がヒットすればOKです。

あくまでも私の環境で復活させることができたということです。同じようにできない場合もあるかもしれません。

[Windowsの設定]からの方法と、[コントロールパネル]から辿る方法も紹介します。

Windows 11でも検索して表示するのが一番早いと思いますが、コントロールパネルから辿るや、[ファイル名を指定して実行]を起動して実行でも表示できます。

参考[Microsoft XPS Document Writer]を復活させる場合も同じ同じです。

[検索]ボックスで検索

Windows 10のタスクバーの検索ボックスに[Windowsの]まで入力します。

Windows 11も同じです。

Windowsの

[Windowsの機能の有効化または無効化]がヒットしたら、それをクリックします。

検索ボックスに[Windowsの]と入力

[Windowsの機能]ダイアログボックスが表示されます。

表示した時は、[Microsoft PDF 印刷]のチェックボックスはオンになっていました。

ここのチェックボックスをオフにして、[OK]ボタンをクリックします。

[Microsoft XPS Document Writer]の場合は、[Microsoft XPS ドキュメントライター]をオフにします。

[Windowsの機能]の[Microsoft PDF 印刷]のチェックをオフ

以下の[必要な変更が完了しました。]ウィンドウが表示されます。[閉じる]ボタンをクリックして閉じます。

[必要な変更が完了しました。]ウィンドウ

再度、[Windowsの機能]を表示して[Microsoft PDF 印刷]のチェックボックスをオンにして、[OK]ボタンをクリックします。

[Microsoft XPS Document Writer]の場合は、[Microsoft XPS ドキュメントライター]をオンにします。

[Windowsの機能]の[Microsoft PDF 印刷]のチェックをオン

また、[必要な変更が完了しました。]ウィンドウが表示されますので、[閉じる]ボタンをクリックして閉じます。

[必要な変更が完了しました。]ウィンドウ

これで完了です。[プログラムと機能]も閉じます。

[Windowsの設定]の[プリンターとスキャナー]を開くと、[Microsoft Print to PDF]が表示されています。

[印刷]ダイアログボックスにも[Microsoft Print to PDF]が表示されています。

Windowsの設定から

[Windowsの設定]を表示して、[アプリ]をクリックします。

[Windowsの設定]の[アプリ]

アプリから[アプリと機能]をクリックします。一番下までスクロールして、[関連設定]の[プログラムと機能]をクリックします。

[関連設定]の[プログラムと機能]

[プログラムと機能]が表示されます。左側にある[Windowsの機能の有効化または無効化]をクリックします。

[プログラムと機能]の[Windowsの機能の有効化または無効化]

コントロールパネルから[Windowsの機能の有効化または無効化]を表示

[プログラムと機能]の[Windowsの機能の有効化または無効化]は、コントロールパネルから辿ることもできます。

Windows 10では、コントロールパネルは[Windows システムツール]の中にあります。

[Windowsシステムツール]の[コントロールパネル]

Windows 11でのコントロールパネルを表示する方法については、以下の記事で解説しています。

コントロールパネルのピン留めとショートカットアイコンの作成

Windows 11でコントロールパネルを表示するには、[すべてのアプリ]の[Windows ツール]を開いて、その中からコントロールパネル ...

続きを見る

コントロールパネルの[表示方法]を[カテゴリ]にして、[プログラム]をクリックします。

コントロールパネルの[プログラム]

[プログラムと機能]にある[Windowsの機能の有効化または無効化]をクリックします。

[プログラムと機能]の[Windowsの機能の有効化または無効化]

[ファイル名を指定して実行]で[プログラムと機能]を表示するには

キーボードから[Windows]+[R]を押して[ファイル名を指定して実行]を表示します。

キーボード[win]+[R]

以下を入力して[OK]ボタンをクリックすると、[プログラムと機能]が表示されます。

appwiz.cpl

[ファイル名を指定して実行]ダイアログボックス

[Windowsの機能の有効化または無効化]をクリックします。

[プログラムと機能]の[Windowsの機能の有効化または無効化]

参考タスクバーの[検索ボックス]に[appwiz.cpl]と直接入力しても起動できます。(Windows 11でも使用できます)

appwiz.cpl

[コントロールパネル]の[プログラムと機能]が表示されます。

以下、[Windowsの機能の有効化または無効化]から設定する関連記事です。

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