PowerPoint 2016

ノート(発表者用メモ)を一括削除する[ドキュメント検査]の使い方

投稿日 2018年3月4日   更新日 

PowerPointのスライドには、発表者用のメモを入力する[ノート]と呼ばれる領域があります。

活用している方も多い機能です。

発表者にとっては、便利な機能ですが、プレゼンテーションを配布する場合はノートの内容は削除しておきましょう。

スライドごとにノートを削除するのは面倒ですし、消し忘れが発生するかもしれません。

このような場合にBackstageビューの[ドキュメント検査]を活用すると便利です。

プレゼンテーションのすべてのスライドのノートを一括で削除できます。

PowerPoint 2007以降で使える機能です。

完成したプレゼンテーションをコピーし、1つは発表者用、もう1つはノートの内容をすべて削除して配布用に作成しておくとよいでしょう。

ドキュメントの検査

プレゼンテーションのノート

[標準]表示のスライドの下側に表示されるのがノート領域(ノートペイン)です。

境界線をドラッグして領域を広げたり、狭くすることができます。

ノートペイン

ノートペインが表示されていない場合は、[表示]タブの[表示]グループにある[ノート]がオフになっている可能性があります。

ウィンドウ幅を広げると表示される場合があります。

PowerPoint 2013以降には、このコマンドがあります。

PowerPoint 2019以降は、[ノート]ではなく[メモ]という名称に変更されています。

[表示]タブの[表示j]グループにある[ノート]

または、ステータスバーの[ノート]をクリックします。

ステータスバーの[ノート]

参考PowerPointのノートは、[ノート表示]に切り替えて、図形を挿入したり、より分かりやすくするために文字列に色を付けたりもできます。

ノート表示でノートを見やすくする(書式や図形の追加)

PowerPointのノートペイン(ノート領域)には、発表者用のメモを入力できます。 このノートペインに書式設定をしたり、画像や図形を挿入し ...

ノートの作成と印刷については、PowerPoint 2019でも解説しています。

ノートの作成と印刷(ノートマスター編集)

PowerPointでは、発表者用のメモを作成できます。このメモのことを[ノート]と呼びます。 ノートは、編集中のスライドの下にあるノートペ ...

ノートの確認

以下のようにノートに書き込まれたプレゼンテーションがあります。

スライド1からスライド4までのノートに書き込みがあります。

ノートに書き込まれたスライド

ドキュメント検査でチェック

プレゼンテーションのノートの内容をすべて削除するには、[ドキュメント検査]を使用します。

[ファイル]タブをクリックしてBackstageビューを開きます。

[情報]をクリックして、[問題のチェック]から[ドキュメント検査]をクリックします。

Backstageビュー

メッセージウィンドウが表示されたら、[はい]をクリックします。

保存後であれば、メッセージウィンドウは表示されません。

ドキュメント検査を使用する前に

ドキュメント検査で削除されたデータは、後から復元できない可能性があるため、必ず変更を保存してください。今すぐファイルを保存しますか?

メッセージウィンドウ

[ドキュメントの検査]ダイアログボックスが表示されます。

スクロールバーを一番下までドラッグします。

この一覧の一番最後に[プレゼンテーション ノート]という項目があります。

発表者のノートの情報がプレゼンテーションに含まれているかどうかを検査します。

チェックボックスがオンになっていることを確認します。

[検査]ボタンをクリックします。

既定でオンになっています。

ドキュメントの検査

検査結果の確認と削除

検査を実行すると、下のように[プレゼンテーション ノートが見つかりました]と表示されます。

ノートの内容を削除するには、[すべて削除]ボタンをクリックします。

プレゼンテーションノート すべて削除

[プレゼンテーション ノート]の箇所は、[すべてのプレゼンテーション ノートが削除されました]と表示されます。

[閉じる]ボタンで[ドキュメントの検査]ダイアログボックスを閉じます。

ドキュメントの検査 すべてのプレゼンテーション ノートが削除されました

参考このドキュメント検査で個人情報もチェックされ、[ドキュメントのプロパティと個人情報]で[次のドキュメント情報が見つかりました]と表示されることがあります。

[すべて削除]をクリックすると、作成者や作成日時などの情報を削除できます。

ドキュメント検査 ドキュメントのプロパティと個人情報

コメントもドキュメント検査でチェックして一括削除できます。

スライドにコメントを挿入する(コメントに返信ができる)

PowerPoint2013では、コメントに返信ができるようになっています。 コメントを挿入するには、[校閲]タブの[コメント]グループにあ ...

スライドショー実行時にペンなどで書き込んだインク注釈もドキュメント検査で削除できます。

スライドショーでペンや蛍光ペンを使って強調表示

スライドショー実行中にスライド上の文字列などをペンで囲んだり、蛍光ペンで色を付けて強調表示することができます。 これを[インク注釈]と呼びま ...

スライドを表示してノートペインを確認

[ドキュメント検査]で、[プレゼンテーション ノート]の[すべて削除]ボタンを押した後にスライドを確認します。

ノートに書き込んだ内容は、すべてのスライドで削除されています。

スライドのノートを確認

参考もし、ノートの内容を間違って削除した場合は、保存前であれば[元に戻す]で戻せます

一度保存すると、ノートの内容は元に戻せません。

PowerPoint 2007の場合

PowerPoint 2007の場合は、Officeボタンをクリックして、[配布準備]から[ドキュメント検査]をクリックします。

PowerPoint2007のドキュメント検査

[ドキュメント検査]ダイアログボックスの一番最後にあります。

チェックボックスは、既定でオンになっています。

PowerPoint2007の[ドキュメント検査]ダイアログボックス

Office 2007の配布準備については、以下の記事で解説しています。

Office 2007の配布準備

参考Wordのドキュメント検査では、変更履歴や隠し文字などもチェックして削除できます。

変更履歴の削除(Word 2007)

隠し文字の設定と印刷(文字列と画像の表示/非表示)

Wordには、[隠し文字]という機能があります。隠し文字の設定をすると、状態によって隠し文字列や画像が非表示になります。 また、Wordのオ ...

Excelでは、非表示の行や列、非表示のワークシートなどをチェックできます。

Excel2016ドキュメント検査

ドキュメント検査については、以下の記事で解説しています。

非表示のデータや個人情報はドキュメント検査でチェックして一括削除

Office2010には、非表示のデータや個人情報などを自動的にチェックして削除してくれる機能があります。 Office2007からの機能で ...

個人情報や隠し情報のチェックは[ドキュメント検査]で

Officeには、非表示のデータや個人情報などを自動的にチェックして削除してくれる機能があります。 Excelであれば、非表示の行や列、ワー ...

アクセシビリティチェックというのもあります。

アクセシビリティチェックで見つかるエラーと警告の解決手順

Word、Excel、PowerPoint、Outlookにはファイルのアクセシビリティの問題を検出して解決するためのアクセシビリティチェッ ...

Office 2007以降は、[名前を付けて保存]ダイアログボックスからPDFを作成できますが、その際も個人情報は確認することをおすすめします。

PDFを作成・保存する方法まとめ(Word・Excel・PowerPoint・Access)

Word、Excel、PowerPointなどでは、名前を付けて保存する時にPDFファイルを作成することができます。 これは、Office ...

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