PowerPoint2013で図形やテキストボックスを挿入後、文字列を縦書きして、その文字列を下の左右中央に配置する方法です。
ここでは、図形を挿入して解説します。
図形を挿入して入力
[挿入]タブの[図]グループにある[図形]から[正方形/長方形]をクリックして、挿入します。
大きさを調整したら、キーボードから直接入力します。
または、右クリックして[テキストの編集]をクリックして、カーソルを表示して入力します。
また、PowerPoint2016では、ダブルクリックでカーソルを表示することができます。
文字列を入力します。
参考[図形]は[ホーム]タブの[図形描画]グループにもあります。
図形を選択したまま、キーボードから直接入力することもできますが、図形の中にカーソルを表示したい場合は、[テキストの編集]をクリックします。
図形の書式設定から縦書きに変更
また、右クリックしてショートカットメニューから[図形の書式設定]をクリックします。
[図形の書式設定]作業ウィンドウがウィンドウ右側に表示されます。
[サイズとプロパティ]の[テキストボックス]から[文字列の方向]-[縦書き]を選択します。
[垂直方向の配置]は、[左右中央]を選択します。
図形の場合は、既定で[左右中央]が選択されていると思います。
PowerPoint2013以降は、[左右中央]の表記が[中央揃え]に変更されています。
参考[図形の書式設定]などの作業ウィンドウは、タイトル部分をドラッグして自由に移動できます。
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作業ウィンドウの操作(タイトルをダブルクリックで固定位置へ)
WordやExcelの操作中にコマンドボタンをクリックすると、ウィンドウの左右どちらかに[作業ウィンドウ]が現れることがあります。 [図の書 ...
リボンから設定するには
文字列を縦書きにするには、[ホーム]タブの[段落]グループにある[文字列の方向]から[縦書き]を選択しても同じです。
[左右中央]は、[文字の配置]から選択することができます。
参考図形の場合、既定は[左右中央]ですが、テキストボックスは[右]になっています。
[ホーム]タブの[右揃え]を選択
その後、[ホーム]タブの[段落]グループにある[右揃え]ボタンをクリックします。
これで図形の下位置、左右中央に文字列を配置することができます。
縦書きテキストボックスの挿入
また、テキストボックスは、ボタン内に[横書きテキストボックス]と[縦書きテキストボックス]があります。
はじめから縦書きと決めている場合は、[縦書きテキストボックス]を選択すると早いですね。
[挿入]タブの[テキスト]グループの[テキストボックス]から選択して挿入します。
テキストボックスは、[挿入]タブの[図]グループにある[図形]から挿入することもできます。
また、テキストボックスの場合は、既定で[テキストに合わせて図形のサイズを調整する]がオンになっています。
[自動調整なし]を選択すると、図形と同じように設定できます。
参考PowerPointでは、4つの入力方法があります。
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