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Wordでグラフを作成(Excelのグラフと同じように操作できる)

投稿日:2017年1月7日 更新日:

Wordでグラフを作成する方法です。

Excelのグラフと同じように操作することができます。

Excelのワークシートを起動して、データを編集することもできます。

Word2007からの機能ですが、ここではWord2013で解説します。

Wordでグラフ作成

グラフの挿入

グラフを挿入したい位置にカーソルを置いて、[挿入]タブの[図]グループにある[グラフ]をクリックします。

[挿入]タブの[図]グループにある[グラフ]

[グラフの挿入]ダイアログボックスが表示されます。

目的のグラフを選択して[OK]ボタンをクリックします。

ここでは、[縦棒]の[集合縦棒]を選択します。

[グラフの挿入]ダイアログボックスの[集合縦棒]

カーソルの位置にグラフが挿入されます。

グラフのデータはサンプルです。

グラフの下にはExcelシートが表示されています。(必ずしもグラフの下ではないですが、別ウィンドウでグラフと一緒に表示されます。)

Wordの本文に挿入されたグラフ

参考Office2016以降、グラフの種類が増えています。以下は、Word2016の[グラフの挿入]ダイアログボックスです。

Word2016の[グラフの挿入]ダイアログボックス

新しいグラフについては、以下の記事で解説しています。

Office2016では5個の新しいグラフが追加(従来のグラフとの相違点)

Office2016では、以下の5個の新しいグラフが追加されています。 ツリーマップ サンバースト ヒストグラム 箱ひげ図 ウォーターフォー ...

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グラフ元データの編集

この[Microsoft Word内のグラフ]で直接データを入力してもいいですし、既存のデータがあれば、それをコピーして貼り付けてもかまいません。

[Microsoft Word内のグラフ]のサンプルデータ

下のように編集しました。

データを更新すると、すぐにグラフに反映されます。

不要な列は削除します。また、データ範囲を広げる場合データ範囲の右下にマウスポインターを合わせてドラッグします。

編集が終わったら、右上の閉じるボタンでシートを閉じます。

編集後のグラフデータ

でき上がったグラフです。

データを編集したWordのグラフ

作成したグラフのカスタマイズ

グラフを選択した状態にすると[グラフツール]タブが現れて、まるでExcelのグラフですね。

Excelのグラフと同じようにカスタマイズできます。

また、[グラフタイトル]はテキストボックスになっていますので、ドラッグで移動したり、直接文字を入力ができます。

グラフの右上にある[グラフ要素]をクリックして、データラベルやグラフタイトルなどの表示/非表示ができます。

グラフの右上にある[グラフ要素]

グラフスタイルの変更

[デザイン]タブからスタイルの変更もできます。

リアルタイムプレビューなので、マウスでポイントすると結果を表示することができます。

[グラフツール]-[デザイン]タブでグラフのスタイルの変更

参考リアルタイムプレビューとは、一覧の選択肢をポイントして、設定後の結果を確認できる機能のことです。

確定前に結果を確認できるため、繰り返し設定しなおす手間を省くことができます。

クイックレイアウトでレイアウトの変更

[デザイン]タブの[クイックレイアウト]から、さまざまなレイアウトに変更できます。

これもリアルタイムプレビューなので便利ですね。

[デザイン]タブの[クイックレイアウト]

グラフ作成後のデータの選択と編集

また、グラフの修正や編集が必要な場合は、[デザイン]タブの[データの選択]をクリックします。

[デザイン]タブの[データの選択]

[データソースの選択]ダイアログボックスが表示され、グラフデータ範囲の変更や種々の修正を行うことができます。

[データソースの選択]ダイアログボックス

Excelでデータを編集

また、[デザイン]タブの[データ]グループにある[データの編集]から[Excel2013でデータを編集]をクリックすると、Excelのワークシートを別ウィンドウで起動して修正もできます。

[デザイン]タブの[データの編集]-[Excel2013でデータを編集]

Excelでのグラフ編集に慣れているならば、操作しやすいと思います。

Excelウィンドウを開いてデータを編集

[データの編集]は、グラフで右クリックした時のショートカットメニューにもあります。

[データの編集]をクリックすると、[Microsoft Word内のグラフ]が表示されます。編集しやすいほうを選択してください。

グラフで右クリックした時のショートカットメニュー[データの編集]

参考Excel2016以降は、[Excelでデータを編集]となっています。以下の画像は、Excel2019(永続ライセンス)です。

Excel2019[Excelでデータを編集]

グラフの種類の変更

[グラフの種類の変更]ボタンをクリックして、別のグラフに変更もできます。

Excelのグラフ作成に慣れた人であれば、簡単に思い通りのグラフを作成することができると思います。

[グラフの種類の変更]ダイアログボックス

グラフのレイアウトオプション

グラフ要素の上にあるボタンは、[レイアウトオプション]です。Excelにはないボタンです。

既定は[行内]です。

必要であれば、四角や前面などに変更します。

グラフの[レイアウトオプション]

参考[四角]や[前面]などに変更した場合に、グラフを固定するには[ページ上で位置を固定する]を選択します。

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