Windows 8 & Office 2013 Office 2013共通

リボンの表示と非表示(表示オプションの使い方)

投稿日:2017年1月7日 更新日:

Office2013には、ウィンドウ右上に[リボンの表示オプション]というボタンがあります。

ウィンドウの[最小化]ボタンの左側にあります。

リボンの表示オプション

リボンの表示オプション

[リボンの表示オプション]ボタンをクリックすると、3つの表示方法を選択できるようになっています。

上から[リボンを自動的に非表示にする]、[タブの表示]、[タブとコマンドの表示]です。

リボンの表示オプションのメニュー

  • リボンを自動的に非表示にする

    リボンを非表示にします。
    表示するには、アプリケーションの上部をクリックしてください。

  • タブの表示

    リボン、タブのみを表示します。
    コマンドを表示するには、タブをクリックしてください。

  • タブとコマンドの表示

    リボンタブとコマンドを常に表示します。

リボンを自動的に非表示にする

[リボンを自動的に非表示にする]をクリックすると、全画面表示になりリボンは非表示になります。

リボンを自動的に非表示にする

ウィンドウの右上には[…]が表示されます。

ウィンドウ上部をクリックすると、リボンが現れます。

編集範囲内でクリックすると、再度、全画面表示になりリボンは非表示になります。

ウィンドウ右上の[…]

タブの表示

2番目の[タブの表示]をクリックすると、下のようにタブのみの表示になります。

タブをクリックすると、コマンドが現れます。

タブの表示

タブとコマンドの表示

3番目の[タブとコマンドの表示]をクリックすると、既定の表示となります。

タブとコマンドの表示

参考アクティブタブの移動は、マウスのホイールボタンをコロコロしても移動できます。

マウスのホイールボタンでタブ切替

マウスのホイールボタン

リボンを折りたたむボタン

リボンの右端には、[リボンを折りたたむ]ボタンが表示されます。

このボタンをクリックすると、[タブの表示]と同じ状態になります。

ポップヒントには、以下のように記されています。

ショートカットキーは、[Ctrl]+[F1]ですね。

リボンを折りたたむ(Ctrl+F1)

表示領域を広げたい場合は、リボンを折りたたんでください。メニューの表示がタブの名前だけになります。

[リボンを折りたたむ]ボタン

リボンで右クリックしたショートカットメニューにもあります。

リボンで右クリックした時のショートカットメニュー

参考リボンはOffice2007から登場しました。Office2010までは[最小化]という表記でしたが、Office2013では[折りたたむ]という表記になりました。

リボンの最小化(Office2007)

リボンの最小化とリボンの展開のショートカットキーは[Ctrl+F1]

Office2010では、[リボンの最小化]ボタンが追加されました。 リボンを最小化したり、展開する場合は、ショートカットキー[Ctrl]+ ...

続きを見る

Office2016と2019では、ショートカットメニューの[クイックアクセスツールバーをリボンの下に表示]というメニューは消えています。

Word2019のショートカットメニュー

ショートカットキー

ショートカットキー[Ctrl]+[F1]でリボンを折りたたんだり、展開したりできます。

キーボード

リボンの固定

リボンを折りたたまないで、常に表示しておくこともできます。

リボンの右端にあるピン留めのようなマークをクリックします。

ポイントすると、[リボンの固定]と表示されます。

リボンの固定(Ctrl+1)

リボンをよく使いますか?作業中に常にリボンを表示しておくと便利です。

一度、リボンを折りたたんだ後に、リボンを表示すると下記のマークになります。

リボンの固定

リボンのコマンドが消えた?!

リボンのコマンドの表示/非表示は、タブをダブルクリックしても切り替えることができます。

気づいたらコマンドが消えていたという時は、何気にタブをダブルクリックして非表示にしてしまっていることが多いようです。

慌てずにどのタブでもいいので、タブをダブルクリックしてみてください。

または、キーボードから[Ctrl]+[F1]を押してみてください。

タブをダブルクリック

オプションに[リボンを自動的に折りたたむ]が追加

Office2016とOffice2019、Microsoft 365には、[オプション]ダイアログボックスに[リボンを自動的に折りたたむ]という設定項目が追加されています。

Outlookにはありません。

リボンを自動的に折りたたむ

ウィンドウを小さくすると、タブ名のみが表示されます。

[オプション]ダイアログボックスの[全般]タブにあります。

[オプション]ダイアログボックスの[リボンを自動的に折りたたむ]

この設定ですが、ウィンドウの横幅ではなく、ウィンドウの高さを小さくするとタブ名だけになるようです。

以下は、Word2019で上記設定を有効にした状態です。

アプリケーションごとの設定が必要になります。

Word2019のウィンドウの高さを小さくした状態

参考[オプション]ダイアログボックスを表示するには、キーボードから[Alt]→[F]→[T]の順に押すと表示できます。Excel、PowerPointなどでも使用できます。

キーボード[Alt]→[F]→[T]

[Alt]または[F10]キーを使ってキーヒントを表示してリボンへアクセス

[Alt]キーや[F10]キーを使って、キー操作でタブを切り替えたり、目的のコマンドへ移動したりすることができます。 まず、[Alt]キーを ...

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Outlook2021とOutlook365のリボン

Outlook2021とMicrosoft 365のOutlookでは、起動するとリボンが折りたたまれていることがあるかもしれません。

ウィンドウの右端にある▼ボタンをクリックすると、表示されるようになります。

Outlook2021のリボン

ポイントすると、ポップヒントが表示されます。

一度、クラシックリボンにすると、その表示が保存され、次回開いたときもクラシックリボンになります。

リボンを切り替える

シンプルリボンとクラシックリボンを切り替えます。

リボンを切り替える

Outlook2019までは[リボンを折りたたむ]と[リボンの固定]でしたが、Outlook2021では[シンプルリボン]と[クラシックリボン]に変わっています。

[シンプルリボン]の場合は、リボンのタブをクリックしてもタブのコマンドが表示されることはありません。タブの切り替えのみになります。

Microsoft 365のOutlookも同じです。

Excel、Word、PowerPointは、2021も365も従来どおりです。

Outlook2021の環境:バージョン2209(ビルド 15629.20156)

以下の記事で解説しています。

Outlookのリボンインターフェースの進化

Outlook2010は、リボンインターフェースです。 Office2007では、取り残された感じでしたが、いよいよOutlookもリボンイ ...

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