Windows XP & Office 2003 IME 2003

Microsoft IMEのシステム辞書を使う(変換モードと使い方)

投稿日:2017年1月7日 更新日:

Microsoft IMEでは、システム辞書を使う変換モードが決められています。

MEツールバーの[ツール]から[プロパティ]をクリックして、[辞書/学習]タブをクリックします。

各辞書を選択すると、プロパティの下部に変換モードが表示されます。

IMEスタンダードのプロパティ[辞書/学習]タブ

変換モードの確認

IMEのプロパティから、各辞書の変換モードを確認してみます。

IMEツールバーの[ツール]から[プロパティ]をクリックします。

そして、[辞書/学習]タブをクリックします。

ここでは、例として[郵便番号辞書]を選択します。

郵便番号辞書を選択すると、下方に下のように記されています。

この辞書を使う変換モード

人名/地名

IMEスタンダードのプロパティの[辞書/学習]タブ

変換モード一覧

各辞書を選択して確認すると、以下のように表示されます。

  • 郵便番号辞書(人名/地名)
  • 単漢字辞書(人名/地名)
  • 話し言葉・顔文字辞書(話し言葉)
  • 人名地名辞書(人名/地名)

変換モードの使い方

では、実際の使い方です。Wordなどのアプリケーションを起動させます。

郵便番号辞書を使いたいと思います。郵便番号辞書は、[人名/地名]ですね。

IMEツールバーの[般]の箇所でクリックします。メニューから[人名/地名]をクリックします。

言語バーの[般]

IMEツールバーは、[般]から[名]に変わります。

言語バーの[名]

郵便番号を入力して、

郵便番号の入力

[スペース]キーか[変換]キーで変換してみましょう。

キーボード[スペース]キーと[変換]キー

住所に変換できましたね。

郵便番号から住所に変換

変換モードを切り替えずにシステム辞書を使うには

[カタカナ語英語]辞書などは [変換モード]が表示されません。

このように[変換モード]が表示されないものは チェックボックスを[オン]の状態にしなければ使用できません。

変換モードを切り替えずにシステム辞書を使うには、各システム辞書のチェックボックスをオンにします。

IMEスタンダードのプロパティ[辞書/学習]タブ

関連IMEのシステム辞書の詳細な使い方は、以下の記事で解説しています。

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以下は、Windows 7のMicrosoft IMEです。

Windows 7[Microsoft IMEのプロパティ]の[辞書/学習]タブ

参考顔文字辞書などを追加することができます。

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Windows 10のMicrosoft IME

Windows 10のMicrosoft IMEの「辞書/学習」タブにあるシステム辞書は、[標準統合辞書]、[郵便番号辞書]、[単漢字辞書]となっています。

Windows10のIME[辞書/学習]タブの[システム辞書]

[標準統合辞書]を選択した状態で、[辞書の情報]ボタンをクリックしてみます。

IMEの詳細設定[システム辞書]の[標準統合辞書]

説明には以下のように記されています。

この辞書は、Microsoft(R) IMEの標準統合辞書です。

この辞書は、従来の標準辞書および標準拡張辞書(最新語辞書、人名地名辞書、カタカナ英語辞書、記号辞書、顔文字辞書)を統合し、さらに語彙を強化したものです。

[標準統合辞書]の[辞書の情報]

[標準統合辞書]には、従来の標準辞書と標準拡張辞書(最新語辞書人名地名辞書カタカナ英語辞書記号辞書顔文字辞書)が含まれているということです。

ですが、変換候補一覧に「顔文字が表示されなくなった」「変換候補一覧に表示される文字が少なくなった」という現象が起きているようです。

以下の記事で解説しています。

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