IME2002とIME2003には、[全画面入力]という機能があります。
注意[Office 2003 Service Pack 3]をインストールすると、[手書き入力パッド]と[全画面入力]は使用できなくなります。
全画面入力の起動
WordやExcel、PowerPoint、ワードパッドなどを起動させましょう。
IMEツールバーの[手書き]ボタンをクリックします。
言語バーに[手書き]ボタンが見当たらない場合は、以下の記事を参照してください。インストール方法を解説しています。
上のような画面が表示されましたか?
マウスでドラッグ
これで全画面を使って手書き入力ができます。
では、画面いっぱいにマウスをドラッグしながら[あ]と書いてみましょう。
カーソルの位置に[あ]と入力されたと思います。
書いたとおりの文字を入力
今度は、書いたとおりの文字を入力してみましょう。
[インク]ボタンをクリックしてください。
[あ]と大きく書いてみましょう。
書いたとおりの文字が入力されたと思います。
小さくて見難い場合は、入力した字をドラッグして範囲選択し[フォントサイズ]を大きくしてみましょう。
ここでは、フォントサイズは[72]にしています。
自動認識の設定
マウスで書いている途中で自動認識されて、困りませんでしたか?
自動認識をオフにすると、書きやすくなるかもしれません。全画面入力ツールバーの[オプション]ボタンをクリックします。
メニューの中から、[オプション]をクリックします。
[全般]タブの[自動認識]のチェックボックスをクリックしてチェックを外します。
[OK]ボタンをクリックします。
今すぐ認識
書き終わった後に、[今すぐ認識]のボタンを押すと文字が認識されます。
このボタンを押さないかぎり認識されませんので、ゆっくりマウスでドラッグして字をかけますね。
参考IMEツールバーの[手書き]ボタンのメニューの中にある[スケッチパッド]については、以下の記事で解説しています。