Excelの表をWordに貼りつけて、Excelのデータが変更されたらWordの表のデータも自動的に変更されるようにリンク貼り付けを設定してみましょう。
Excelの元データとなるシートとWordの文書(データを貼り付けたいファイル)を表示させておきます。
参考Office2016でもリンク貼り付けについて解説しています。Office2007以降は、以下の記事が分かりやすいと思います。
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Excelの表とグラフをWordへオブジェクトとして貼り付け
他のアプリケーションのテキストや画像、オブジェクトなどをコピー&ペーストを行う場合、さまざまな貼り付け方法があります。その1つにオブジェクト ...
Excelの表をコピー
Excelのシートから、貼り付けたい表を範囲選択します。
[標準]ツールバーの[コピー]ボタンをクリックします。
ショートカットキーは、[Ctrl]+[C]です。
Wordの文書をアクティブにします。
ExcelとWordの切り替えは、タスクバーから切り替えます。
あるいは、WordとExcelを左右に並べておくのもいいですね。
その方法は、以下の記事を参考にしてください。
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画面に異なるアプリケーションウィンドウを並べて表示
画面に異なるサイトやファイルを並べたいと思ったことないですか? ウェブページやファイルを2つ起動させてください。 注意アプリケーションソフト ...
Wordにリンク貼り付け
Excelのデータを貼り付けたい位置でクリックします。
カーソルの位置は必ず確認します。
リンク貼り付けとは、異なるブックや同じブック内のワークシート間でデータを参照することです。リンクを設定すると元データが変更されると参照先のデータも自動的に変更されます。
形式を選択して貼り付け
[編集]メニューの[形式を選択して貼り付け]をクリックします。
[形式を選択して貼り付け]ダイアログボックスが表示されます。
参考Wod2007以降であれば、[形式を選択して貼り付け]のショートカットキー[Ctrl]+[Alt]+[V]が使用できます。ExcelやPowerPointでも共通です。
[リンク貼り付け]を選択
[貼り付ける形式]から[Microsoft Excel ワークシートオブジェクト]を選択します。
左側の[リンク貼り付け]を選択します。
[OK]ボタンをクリックします。
[形式を選択して貼り付け]ダイアログボックスの[結果]には、以下のように記されています。
クリップボードの内容をピクチャとして挿入します。
[リンク貼り付け]を選択すると、リンク元ファイルとリンクされます。リンク元ファイルに対する変更は、この文書にも反映されます。
以下のようにExcelのデータを貼り付けできました。
Excelの元データを変更すると、Wordのデータも変更されます。やってみてくださいね。
また、他のアプリケーション間(WordからExcelへ、ExcelからPowerPointへなど)でも リンク貼り付けができます。
リンクの設定
また、リンクの設定は必要に応じて変更することができます。
[編集]メニューの[リンクの設定]をクリックします。
[リンクの設定]ダイアログボックスが表示されます。
右側のボタンには、以下の内容があります。必要な設定があれば、選択します。
- 今すぐ更新
- リンク元を開く
- リンク元の変更
- リンクの解除
[選択したリンクの更新方法]から切り替えることができます。既定は、[自動更新]になっています。
- 自動更新
- 手動で更新
- 更新しない
参考また、WordにExcelのワークシートを挿入する方法もあります。
以下の記事で解説しています。
Excelのリンク貼り付けについては、以下の記事を参照してください。