空白セルにまとめて斜線を引くには

空白セルに斜線を引きたいと思っても、空白セルの数が多いと面倒ですね。

まとめて斜線を引く方法を紹介します。

参考空白セルにまとめて塗りつぶしを設定する方法は、以下の記事で解説しています。

条件付き書式を使う方法と［選択オプション］で空白セルを選択して設定する方法の両方を解説しています。

空白セルを含んで範囲選択

下のような表があります。

この表の複数の空白セルに、まとめて斜線を引きます。

空白セルがある範囲、セル［B3］からセル［D17］までを選択します。

選択オプションから空白セルを選択

［編集］メニューから［ジャンプ］をクリックします。

［ジャンプ］ダイアログボックスを表示するショートカットキーは、［Ctrl］+［G］です。

［ジャンプ］ダイアログボックスの［セル選択］ボタンをクリックします。

［選択オプション］ダイアログボックスの［空白セル］にチェックを入れて、［OK］ボタンをクリックします。

選択範囲内の空白セルが選択されます。

Excel2007以降は［選択オプション］を直接表示できる

Excel2007以降は、［選択オプション］ダイアログボックスを直接表示できるようになっています。

条件を選択してジャンプ（Excel2007）

以下の画像は、Excel2010です。

［ホーム］タブの［編集］グループにある［検索と選択］から［条件を選択してジャンプ］をクリックします。

ただ、［選択オプション］ダイアログボックスを表示するショートカットキーはありませんので、キーボードから［Ctrl］+［G］を押して［ジャンプ］ダイアログボックスを表示して、［セル選択］ボタンを押して表示するほうが早いかもしれません。

参考［選択オプション］ダイアログボックスの［空白セル］は、ブランクセル（何も入力されていないセル）のみが選択されます。

見た目空白セルは選択されません。以下の記事の空白セルを確認で解説しています。

［セルの書式設定］から［斜線］をクリック

選択した範囲の全ての空白セルが選択されます。

［書式］メニューから［セル］をクリックします。

［セルの書式設定］ダイアログボックスを表示するショートカットキーは、［Ctrl］+［1］です。ただし、テンキーの［1］では動作しません。

Excel2007以降も同じです。

［セルの書式設定］ダイアログボックスが表示されます。

［罫線］タブをクリックして［斜線］をクリックします。

［OK］ボタンをクリックして閉じます。

空白セルにまとめて斜線を引くことができました。

参考［Ctrl］+［Enter］を使って、選択セルにまとめて文字列を入力する方法も解説しています。

空白セルに上のセルの値を貼り付けるのも簡単にできます。

また、コピーした行を効率よく挿入する方法についても解説しています。

空白セルを選択して空白行をまとめて削除することもできます。