クエリデザインとデータシートビューのフォントサイズを変更

Accessのクエリデザインとデータシートビューのフォントサイズを変更する方法です。

大きく表示したいと思う方も多いのではないでしょうか？オプションの設定で簡単に大きくできます。

クエリのデザインビューのフォントサイズを大きくすると、SQLビューのフォントサイズも大きくなります。

入力ミスを軽減するためにも、無理なく見える大きさに変更しましょう。

参考ここでは［ドキュメントウィンドウオプション］で［ウィンドウを重ねて表示する］を選択しています。［ウィンドウを重ねて表示する］と［タブ付きドキュメント］の違いについては、以下の記事で解説しています。

デザインビューの既定のフォントサイズ

既定のまま、クエリをデザインビューで表示すると、以下のような大きさです。

SQLビューは、以下のような大きさです。

この既定のフォントサイズは、変更することができます。

参考Microsoft 365のAccessのSQLビューは、インテリセンス機能が強化されています。

クエリデザインのフォントサイズ変更

［ファイル］タブをクリックしてBackstageビューを表示して、［オプション］をクリックします。

または、キーボードから［Alt］→［F］→［T］の順に押して表示します。これは、Word、Excel、PowerPointなどでも使用できます。

［Accessのオプション］ダイアログボックスが表示されます。

オブジェクトデザイナーのクエリデザイン

［オブジェクトデザイナー］をクリックします。

［クエリデザイン］の［クエリデザインのフォント］にサイズがあります。既定は［9］になっています。

ここのフォントサイズを少し大きくしてみます。ここでは、［14］にして［OK］ボタンをクリックします。

再起動は必要ないようです。

デザインビューで確認

デザインビューは、以下のようになります。

もし、デザインビューを開いたまま設定したのであれば、一度クエリを閉じて再度、開いてみてください。

SQLビューもかなり見やすくなります。任意のフォントサイズに変更してみてください。［12］でもかなり見やすくなると思います。

すべてのAccessデータベースに反映されます。

ユニオンクエリを作成するときは、SQLビューで設定しますので、フォントサイズも少し大きいほうが操作しやすいと思います。

［ズーム］ウィンドウの使用

また、クエリで演算フィールドなどを設定する場合は、［ズーム］ウィンドウを使用すると拡大できて便利です。

クエリデザインで右クリックして、ショートカットメニューから［ズーム］をクリックします。

［ズーム］ウィンドウのフォントサイズも変更できます。以下の記事で解説しています。

ズーム画面を表示して入力

プロパティで［ズーム］

プロパティの［コントロールソース］には、式を入力することもあります。

その場合も［ズーム］ウィンドウを使用すると、とても見やすくなります。

プロパティで右クリックして、ショートカットメニューから［ズーム］をクリックします。

この［ズーム］ウィンドウでもフォントサイズを変更できます。

参考テキストボックスにレコードの件数を表示したいなど場合は、Count関数を使用すると便利です。

データシートビューのフォントサイズ変更

テーブルやクエリのデータシートビューの既定の大きさは、［11］です。

以下は、テーブルのデータシートビューです。

このフォントも大きくできます。

［Accessのオプション］ダイアログボックスの［データシート］の［既定のフォント］で変更します。

サイズを［12］にしてみます。

以下のようになります。見やすくなりますね。

再起動する必要はありません。ただし、テーブルやクエリは再表示してください。

テーブルだけでなく、クエリのデータシートビューのフォントサイズも大きくなります。

参考テーブルのレコード、フィールド、セルの操作については、以下で解説しています。