Microsoft Office IMEには、学習機能がありますが、間違って入力した単語を学習してしまうこともあります。
間違って学習した単語を削除する方法です。
検索して1つずつ削除することもできますし、学習したすべての単語を削除することもできます。
参考Microsoft Office IMEは、Office2010まで提供されていました。Office2013以降は、IMEはWindowsの標準機能として提供されるようになっています。
ここで解説している操作は、Microsoft IMEでも同じです。
ユーザー辞書ツールの表示
IMEツールバーの[ツール]をクリックして、[ユーザー辞書ツール]をクリックします。
Microsoft IMEの場合
Windows 10の新しい日本語IMEで[ユーザー辞書ツール]を表示するには、[単語の登録]ダイアログボックスを表示して、[ユーザー辞書ツール]をクリックします。
バージョン2004で登場した新しい日本語IMEの場合は、タスクバーのIMEモードで右クリックして、ショートカットメニューから[単語の追加]をクリックします。
Windows 11の新しい日本語IMEの場合は、以下のようになっています。
[単語の登録]ダイアログボックスが表示されます。そして、[ユーザー辞書ツール]をクリックします。
従来のIMEの場合
旧バージョンのIMEでは、タスクバーのIMEモードで右クリックして、ショートカットメニューから[ユーザー辞書ツール]をクリックします。
学習単語を表示
メニューバーの[ツール]から[フィルター]をクリックします。
[フィルター]の[登録種別]の[登録単語]のチェックボックスをオフにして、[学習単語]のチェックボックスをオンにします。
[実行]ボタンをクリックします。
単語の削除
学習した単語の一覧が表示されます。
削除したい単語を選択して、[編集]メニューの[削除]をクリックします。
[削除]メッセージが表示されるので、[はい]をクリックします。
参考ツールバーの[削除]ボタンをクリックも同じです。
[Shift]キーや[Ctrl]キーを使用して、まとめて単語を選択することもできます。
単語の検索
学習した単語が多くて、目的の単語が見つけにくい場合は、検索して見つけることもできます。
メニューバーの[編集]から[検索]をクリックします。
すると、[検索]ダイアログボックスが表示されますので、[読み]のテキストボックスに読みを入力して[上に検索]または[下に検索]ボタンをクリックします。
学習した単語をすべて削除
学習した単語をすべて削除することもできます。
IMEツールバーの[ツール]をクリックして、メニューの中の[プロパティ]をクリックします。
そして、[Microsoft Office IME 2010 のプロパティ]を表示します。
[辞書/学習]タブをクリックして、[学習情報の消去]ボタンをクリックします。
[学習情報の消去]メッセージウィンドウが表示されますので、[はい]をクリックします。
この機能を実行すると、今までの学習情報がすべて消去されます。実行しますか?
確認したければ、[ユーザー辞書ツール]を表示して、ファイルターから[学習単語]を選択して表示してみてください。
空白になっているはずです。
Microsoft IMEの場合
新しい日本語IMEでは、タスクバーのIMEモードで右クリックして、ショートカットメニューから[設定」をクリックして、
Windows 11の新しい日本語IMEの場合は、以下のようになっています。
以下の[Microsoft IME]の画面が表示されますので、[学習と辞書]をクリックします。
画像はバージョン20H2のものです。
[学習と辞書]の設定画面が表示されます。
[学習]の[入力履歴の消去]をクリックします。
従来のIMEの場合
旧バージョンのIMEでは、タスクバーのIMEモードで右クリックして、[追加辞書サービス]から[辞書の設定]をクリックします。
[Microsoft IMEの詳細設定]ダイアログボックスの[辞書/学習]タブが表示されますので、[学習情報の消去]をクリックします。
参考[Microsoft IME ユーザー辞書ツール]の[テキストファイルで削除]を使って、単語登録されたものを一括削除することもできます。
空っぽにすることができます。
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