Windows 7 & Office 2010 IME 2010

自動学習した単語をユーザー辞書で確認しながら個別に削除するには

投稿日:2017年1月7日 更新日:

Microsoft Office IMEには、学習機能がありますが、間違って入力した単語を学習してしまうこともあります。

間違って学習した単語を削除する方法です。

検索して1つずつ削除することもできますし、学習したすべての単語を削除することもできます。

ユーザー辞書の[フィルター]

参考Microsoft Office IMEは、Office2010まで提供されていました。Office2013以降は、IMEはWindowsの標準機能として提供されるようになっています。

ここで解説している操作は、Microsoft IMEでも同じです。

ユーザー辞書ツールの表示

IMEツールバーの[ツール]をクリックして、[ユーザー辞書ツール]をクリックします。

IMEツールバーの[ツール]-[ユーザー辞書ツール]

Microsoft IMEの場合

Windows 10の新しい日本語IMEで[ユーザー辞書ツール]を表示するには、[単語の登録]ダイアログボックスを表示して、[ユーザー辞書ツール]をクリックします。

バージョン2004で登場した新しい日本語IMEの場合は、タスクバーのIMEモードで右クリックして、ショートカットメニューから[単語の追加]をクリックします。

日本語IMEのタスクバーのIMEで右クリックして[単語の追加]

Windows 11の新しい日本語IMEの場合は、以下のようになっています。

Windows 11の新しい日本語IMEのショートカットメニュー[単語の追加]

[単語の登録]ダイアログボックスが表示されます。そして、[ユーザー辞書ツール]をクリックします。

[単語の登録]ダイアログボックスの[ユーザー辞書ツール]

従来のIMEの場合

旧バージョンのIMEでは、タスクバーのIMEモードで右クリックして、ショートカットメニューから[ユーザー辞書ツール]をクリックします。

旧バージョンのIMEのショートカットメニュー-[ユーザー辞書ツール]

学習単語を表示

メニューバーの[ツール]から[フィルター]をクリックします。

ユーザー辞書ツールの[フィルター]

[フィルター]の[登録種別]の[登録単語]のチェックボックスをオフにして、[学習単語]のチェックボックスをオンにします。

[実行]ボタンをクリックします。

フィルターで[学習単語]にチェック

単語の削除

学習した単語の一覧が表示されます。

削除したい単語を選択して、[編集]メニューの[削除]をクリックします。

単語を選択して削除

[削除]メッセージが表示されるので、[はい]をクリックします。

削除確認のメッセージウィンドウ

参考ツールバーの[削除]ボタンをクリックも同じです。

ツールバーの[削除]ボタン

[Shift]キーや[Ctrl]キーを使用して、まとめて単語を選択することもできます。

単語の検索

学習した単語が多くて、目的の単語が見つけにくい場合は、検索して見つけることもできます。

メニューバーの[編集]から[検索]をクリックします。

[編集]メニューの[検索]

すると、[検索]ダイアログボックスが表示されますので、[読み]のテキストボックスに読みを入力して[上に検索]または[下に検索]ボタンをクリックします。

検索ボックス

学習した単語をすべて削除

学習した単語をすべて削除することもできます。

IMEツールバーの[ツール]をクリックして、メニューの中の[プロパティ]をクリックします。

IMEツールバーの[ツール]-[プロパティ]

そして、[Microsoft Office IME 2010 のプロパティ]を表示します。

[辞書/学習]タブをクリックして、[学習情報の消去]ボタンをクリックします。

プロパティの[辞書/学習]タブの[学習情報の消去]ボタン

[学習情報の消去]メッセージウィンドウが表示されますので、[はい]をクリックします。

この機能を実行すると、今までの学習情報がすべて消去されます。実行しますか?

[学習情報の消去]メッセージウィンドウ

確認したければ、[ユーザー辞書ツール]を表示して、ファイルターから[学習単語]を選択して表示してみてください。

空白になっているはずです。

Microsoft IMEの場合

新しい日本語IMEでは、タスクバーのIMEモードで右クリックして、ショートカットメニューから[設定」をクリックして、

通知領域のIMEモードのショートカットメニュー[設定]

Windows 11の新しい日本語IMEの場合は、以下のようになっています。

Windows 11のIMEのショートカットメニュー[設定]

以下の[Microsoft IME]の画面が表示されますので、[学習と辞書]をクリックします。

画像はバージョン20H2のものです。

[Microsoft IME]の[学習と辞書]

[学習と辞書]の設定画面が表示されます。

[学習]の[入力履歴の消去]をクリックします。

[学習と辞書]の[入力履歴の消去]

従来のIMEの場合

旧バージョンのIMEでは、タスクバーのIMEモードで右クリックして、[追加辞書サービス]から[辞書の設定]をクリックします。

MEモードのショートカットメニュー[追加辞書サービス]-[辞書の設定]

[Microsoft IMEの詳細設定]ダイアログボックスの[辞書/学習]タブが表示されますので、[学習情報の消去]をクリックします。

[Microsoft IMEの詳細設定]ダイアログボックスの[辞書/学習]タブにある[学習情報の消去]

参考[Microsoft IME ユーザー辞書ツール]の[テキストファイルで削除]を使って、単語登録されたものを一括削除することもできます。

空っぽにすることができます。

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