IMEの単語の登録には、品詞を選択できるようになっています。
以前のIMEと同じですが、その中に[短縮よみ]というのがあります。
この[短縮よみ]と[名詞]で登録した場合の違いは、変換候補に登録した文字列が出てきた場合、登録した単語が変換候補に表示されるかされないかです。
[名詞]で登録すると、登録した文字列が出てきた場合、必ず登録した単語が変換候補に表示されます。
[単語の登録]ダイアログボックスの表示
IMEツールバーの[ツール]から[単語の登録]をクリックします。
[単語の登録]ダイアログボックスで[単語]と[よみ]を入力します。
[品詞]の[名詞]と[短縮よみ]を選択した場合の違いを解説するため、[名詞]と[短縮読み]で登録してみます。
[名詞]で登録
[名詞]で登録した場合です。
[めーる]と入力して変換すると、登録した読みの通り表示されます。
[めーると]と入力すると、下のように変換候補のなかに[abc@XXX.co.jpと]とあります。
登録した文字列が出てきた場合、必ず登録した単語が変換候補に表示されます。
[短縮読み]で登録
[めーる]と[短縮よみ]で登録した場合です。
[めーる]と入力して変換すると、登録した読みの通り表示されます。
[めーると]と入力すると、下のように変換候補のなかに[abc@XXX.co.jpと]はありません。
参考Windows 10とWindows 11では、単語登録の[読み]の文字数で自動的に[品詞]が変わります。
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単語登録の[よみ]が3文字までは[短縮よみ]に自動変換される
Windows 10(バージョン1803)で単語登録をしている時に、ふと気がついたことです。 Windows 10では、[単語の登録]で単語 ...