Windows 8 & Office 2013 Access 2013

グループ化で重複レコードを削除したテーブルを作成

投稿日:2017年1月7日 更新日:

Accessで、1つのテーブルで重複したレコードを削除してマスターテーブルを作成する方法です。

クエリでグループ化を設定して重複レコードがないことを確認して、[テーブルの作成]クエリを作成して実行します。

新規テーブルにデータがコピーされます。

クエリの種類[テーブルの作成]

参考ここでは[ドキュメントウィンドウオプション]で[ウィンドウを重ねて表示する]を選択しています。[ウィンドウを重ねて表示する]と[タブ付きドキュメント]の違いについては、以下の記事で解説しています。

[タブ付きドキュメント]と[ウィンドウを重ねて表示する]の違い

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テーブルの確認

以下のようなテーブル(テーブル名は受注)があります。

社員IDの重複レコードを削除して、社員テーブルを作成します。

受注テーブルのデータシートビュー

クエリでグループ化

クエリで[受注]テーブルの[社員ID]をデザイングリッドにドラッグします。

[クエリ]のデザインビューで[社員ID]をデザイングリッドへドラッグ

集計をクリック

[デザイン]タブの[表示/非表示]グループにある[集計]をクリックします。

[デザイン]タブの[表示/非表示]グループにある[集計]

デザイングリッドの集計に[グループ化]と表示されます。

集計行に[グループ化]と表示されたクエリのデザインビュー

クエリを実行して確認

[デザイン]タブの[実行]または、[表示](データシートビュー)をクリックして、結果を確認します。

[デザイン]タブの[実行]

重複レコードがないことを確認します。

そのまま、またデザインビューに戻ります。

クエリの実行結果

参考クエリプロパティで[固有の値]を[はい]に設定しても重複しないレコードを抽出できます。

重複しないデータの個数とレコードの抽出件数をテキストボックスに自動表示

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[テーブルの作成]クエリ

[デザイン]タブの[クエリの種類]グループにある[テーブルの作成]をクリックします。

クエリの種類:テーブルの作成

クエリを使用してデータベースのレコードを選択し、新しいテーブルとして保存します。

[デザイン]タブの[クエリの種類]グループにある[テーブルの作成]

[テーブルの作成]ダイアログボックスが表示されます。

[テーブル名]に任意の名前を入力します。

[OK]ボタンをクリックします。

[テーブルの作成]ダイアログボックス

参考[テーブルの作成]クエリについては、以下の記事内でも解説しています。

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アクションクエリの実行

[実行]ボタンをクリックします。

[デザイン]タブの[結果]グループにある[実行]ボタン

メッセージウィンドウが表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。

コピーされるレコード数も表示されます。

[はい]をクリックするとテーブルが作成され、元に戻すことはできなくなります。

新しいテーブルを作成してもよろしいですか?

メッセージウィンドウ

テーブルが作成されます。

テーブル作成のクエリは、再度使う予定があれば、名前を付けて保存してください。

ナビゲーションウィンドウの作成されたテーブル

別の方法もあります。Access2010で解説しています。

主キーを設定して追加クエリで重複レコードを削除したテーブルを作成

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参考グループ化については、以下の記事でも解説しています。

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以下は、アクションクエリ関連の記事です。

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