イメージコントロールに外部の画像ファイルを表示するには

Accessのフォームに画像を表示する方法としては、テーブルのデータ型で［添付ファイル］を選択するのが一番簡単ですが、イメージのコントロールソースに画像のパスを指定して表示することもできます。

以下は、完成した帳票フォームです。

画像の準備

［イメージ］コントロールに表示させたい画像を準備します。

パスをコピー

画像の保存先パスをコピーしておきます。

エクスプローラーのアドレスバーで右クリックして、［アドレスをテキストとしてコピー］をクリックします。

Windows 10では、［Windows］+［V］クリップボードの履歴を表示できるようになっています。

テーブルの作成

［T_商品一覧］のテーブルを作成します。

下はデザインビューです。

［画像］フィールドのデータ型は［短いテキスト］です。

［T_商品一覧］のテーブルのデータシートビューです。

［画像］フィールドには画像の名前を入力します。

帳票フォームの作成

［T_商品一覧］を選択して、［作成］タブの［フォーム］グループにある［その他のフォーム］から［複数のアイテム］を選択してクリックします。

フォームは以下のように［帳票フォーム］と呼ばれる形式になります。

このままでは画像は表示されません。

デザインビューでイメージコントロールを挿入

作成した帳票フォームをデザインビューで開いて、［デザイン］タブにある［コントロール］から［イメージ］をクリックします。

［詳細］フィールドで任意の大きさにドラッグします。

参考［コントロールウィザードの使用］ボタンがオンの場合は、画像を挿入するための［図の挿入］ダイアログボックスが表示されますが、［キャンセル］をクリックして閉じてください。

イメージのコントロールソースに画像のパスを入力

［イメージ］コントロールのプロパティを表示します。

キーボードから［F4］キーを押すと、プロパティを表示できます。

［データ］タブにある［コントロールソース］に ［="C:\Users\hama1\Pictures\access画像\" & [画像]］と入力します。

フォームビューに切り替えて確認

デザインビューからフォームビューに切り替えて確認します。

キーボードから［F5］キーを押すと、切り替えられます。

写真が表示されています。

テキストボックス［画像］を非表示に設定

［画像］テキストボックスはプロパティから［可視］を［いいえ］にしてレイアウトを調整します。

フォームビューに切り替えて確認します。スッキリしますね。

参考添付ファイル型で表示するのも便利ですが、データベースのサイズを小さくしたい場合は、イメージコントロールにパスで表示させるようにした方がいいかもしれませんね。

添付ファイル型については、以下の記事で解説しています。